個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

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新田たつおさんの『隊務スリップ』は、「人類最弱」の男が戦争前夜の近未来の日本を生きる話でした!

「ビックコミック』6号に新田たつおさんの「隊務スリップ」が掲載されていました。

この作品は、核テロで東京が滅びたあと、熱海に遷都した日本で軍隊が台頭してくる中、熱海の饅頭屋の従業員たちが秘密裏に軍隊に派遣され、兵士として徹底的に鍛えられることになった、という設定のお話です。

作者の新田たつおさんは「静かなるドン」などで知られていますが、小太りというか小山のようなキャラクターがたくさん出てくるという印象があります。

しかしこの話の主人公・青乃盾は全く逆の虚弱体質で、子供の頃のあだ名が「人類最弱」(これは明らかに「人類最強」のリヴァイ兵長のパロディですね)で、饅頭屋の仕事も十分勤まらないのですが、軍隊ではさらに過酷な訓練で失神したりしながらも、鳩に助けられたり寝坊しても動物たちに囲まれたりして、平和の象徴のような存在であることを示して行きますが、反社会勢力を追われて饅頭屋に潜伏していた蛭田に強姦されそうになった杏子を身を挺して守ります。

一方饅頭屋の主人は軍隊の上層部で力を伸ばしつつある龍騎大佐に取り入り、弱兵を興奮させて突撃させる薬入りの饅頭を開発します。龍騎大佐は政財界の要人を手玉に取りながら、自分の権力を確立していき、「日本の真の独立」を目指すのです。

という具合に、この話はこれでもか、というくらいの王道の反軍隊・平和マンガなのですが、何か不思議に心に残ります。旧軍隊で行われたことが今の若者たちに行われたらどうなるかとか、政財界の腐敗とか自分たちのもうけのことしか考えていない財界トップとか、王道と言うかステロタイプなまでの設定や登場人物たちなのですが、ひとりひとりの存在がある意味「行き過ぎた」キャラクターで、その面白さがなんだか心に強く印象を残すのではないかと思いました。

「ビッグコミック」に掲載されているので何となく読み始めた作品なのですが、今日は朝からなぜかこのマンガのイメージが頭から離れない感じがあるので、一度この作品について書いてみようと思い、文章にしてみました。

多分、本当の面白さがわかるのはまだこれから先のことなのだと思いますが、よい作品は何かわけが分からないながらも妙に印象に残るものだと思います。

最終的には「人類最弱」の青乃がこの龍騎大佐とどんな風にかして対決して行くやはり「王道」の展開になるのかなと思いますが、まずは今後の展開を、楽しみにしたいと思います。

静かなるドン(108)(完) (マンサンコミックス)/実業之日本社

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