個人的な感想です。

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青木幸子さんの『茶柱倶楽部』40話には、『沖縄』の多様性と日本茶に対する本質的な問いがありました。


茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)茶柱倶楽部 3 (芳文社コミックス)
(2012/08/16)
青木幸子

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週刊漫画Times4月11日号に青木幸子『茶柱倶楽部』第40話が掲載されました。

ストーリーは、沖縄編が続いています。話題の中心になっているのは、戦後の一時期、米軍統治下の経済の混乱期に、台湾との密貿易で食糧などを大量に輸入した女性、金城夏子です。彼女はその時期「密貿易の女王」と呼ばれたそうで、登場人物の上間さんが彼女にちなんで夏子と名付けられた、という話をします。この上間さんも、女傑という感じの人物です。

上間さんの祖父も、主人公の鈴と行動している台湾人の桃花の大伯父も、この「ナツコ」に助けられたらしい、ということがわかります。

三人は「ぶくぶく茶」という泡立ったお茶をのみに行き、この茶は沖縄ではほとんど取れない米を使った贅沢な茶だ、と上間さんは鈴に指摘します。琉球王府は八重山諸島にとんでもない税率の人頭税を米納で課したということも。

つまりこの回のメッセージの一つは、ひとし並みに「沖縄」のイメージで語られているけれども、密貿易や八重山の人頭税など、「沖縄」でひとくくりには出来ない歴史がある、ということなのだなと思いました。

また、上間さんは鈴に、「日本茶って何だい?」という本質的な問いかけをします。沖縄のさんぴん茶はほぼ輸入品で、日本でのまれているからと言って日本産とは限らない。そういわれて鈴は考え込みます。

次回掲載は4月25日。鈴はその難題にどんな答えを出すのか、楽しみです。
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