個人的な感想です。

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森本梢子さんの『高台家の人々』第9話を読みました!映画みたいな画面に、様々な工夫を感じました!


高台家の人々 1 (マーガレットコミックス)高台家の人々 1 (マーガレットコミックス)
(2013/09/25)
森本 梢子

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「月刊YOU」2013年12月号で森本梢子さんの『高台家の人々』第9話を読みました。

この雑誌も、ほぼ初めて読む雑誌です。山下和美さんの『数寄です!』が連載されていると言うことで、第2部が始まったときに一度読みましたが、それ以来でしょうか。

なんというかこの雑誌、私には『ヤングジャンプ』より読みやすい、と言うのは物語の筋や絵の描写の展開のしかたが、自分の知っている原則に近い、と言うことかなと思います。大人向けマンガは基本的に決まった原則に従って書いている比較的経験を積んだ作家さんが多いから、と言うことがある気がします。少年向け、少女向けのマンガの方が、そういう意味で悪くいえば未熟、よくいえばアヴァンギャルドなことが多い気がします。

だから新しいものはそういう年齢層が比較的低い層に向けたものの方から出てくる気がします。

森本さんは85年デビューですので比較的ベテランと言うことになるのでしょうか。わかりやすい構図で映画のような画面を作る方だなと思います。

今回の舞台はイギリス・ロンドン、1958年で、ペドラー伯爵家の一人娘アン。彼女は人の心を読むことが出来、社交の場でも男たちの下心が全部わかってしまうので、男たちに興ざめしていたのですが、一人日本からの留学生があまりにまじめなのでかえって興味を抱き、振り向かせようとしているうちに自分が恋をしてしまっていることに気づいたのです。

これは、懐かしい少女マンガの展開ですね。1958年と言う舞台設定が説得力があります。心が読める、そのときのアンの抱く感想と、それと知らない男たちの本音とのやり取りが面白いのですが、この男・高台茂正とのやり取りも、どんなに茂正がかたくなな態度をとってもその裏にアンに対する尊重の気持ちがあることがわかるので安心してアタックして行く、と言う展開がなんだかしみじみしていていいなあと思いました。

絵の雰囲気はシンプルと描き込みの間の、バランスの取れた余白のある感じで、コマの縁取り線も完全に囲んでいたり一本線の中仕切りにして一続きのコマであることを明示していたり、ああなるほどこういう工夫もあるんだなあと思いました。

ちょっと気になる作品だなあと思いました!
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