個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

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大庭賢哉さんの『郵便配達と夜の国』を読みました。 子ども独特の論理のとらえ方が凄いと思いました!

郵便配達と夜の国郵便配達と夜の国
(2012/04/25)
大庭賢哉

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大庭賢哉さんの『郵便配達と夜の国』を読みました。

これは、千駄木の往来堂書店(素敵な本屋さんです。マンガのセレクトも独特です。)で見つけた本なのですが、とても「当たり」でした!

この本は普段児童書の挿絵を描いていらっしゃる大庭さんが描きためて来た短編マンガ集で、子どもの目から見た世界が描かれています。子どもが主人公だけども、必ずしも子どもの「ために」描かれたとは言い難い感じもします。

青土社という出版元も渋いですね。『ユリイカ』などを出している詩を中心とした文芸本の会社という印象が強いです。

印象に残ったものを上げると、「お引っ越し」という作品で、幼稚園に通うある子どもが、自分の好きな幼稚園の先生が夜には別の子どものお母さんになっているという事実を発見して、「ボクのお母さん、ボクがいないときには一体誰なの?」と思う、という話です。これはちょっと怖かったりもしますが、いいところをついているなあと思いました。子どもってそういうことに敏感だし、びっくりするんですよね。

また、お遊戯会の狐の役になりきった女の子が四つん這いで歩いていると、タヌキの群れに会って、タヌキを感心させたりするのですが手を地面から離して万歳した途端に人間であることがばれてしまうという「きつねしばい」という作品も面白かったです。

抒情的な作品もあるのですが、こういう子ども独自の明快な論理みたいなものが現れている作品が特によいと思いました。

時々独特の品ぞろえの本屋さんに行って、こういう作品を発掘していくのも楽しいものです!
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