個人的な感想です。

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上村五十鈴さんの『星の案内人』第11話を読みました!星座の物語の独特の解釈が新鮮だったです!


星の案内人 1 (芳文社コミックス)星の案内人 1 (芳文社コミックス)
(2013/12/16)
上村五十鈴

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週刊漫画Times4/25号で上村五十鈴さんの『星の案内人』第11話を読みました!

このお話は、前後編の後半です。

『小宇宙』という名のプラネタリウムにやってきたトキオと言う少年は、小宇宙に通ううちに、閉じていた心が開き始めます。しかしある日、トキオはやって来ず、その年若い叔母が小宇宙を訪ねます。そこにいたプラネタリウムのおじいさんと、常連の二人はトキオを心配しますが、おじいさんはまずプラネタリウムの上映を始めます。

トキオは実はバイオリンの天才少年だったのですが、2年前に突然弾けなくなり、それと同時に人を避けるようになっていたのです。それは母親がトキオを保護しすぎて、かえって周りから孤立してしまうからだと父は考えました。彼らは海外にいたのですが、日本にいる自分の妹のところにトキオを送り出し、自立させようとしたのです。そしておばさんが言うには、プラネタリウムのおじいさんのおかげで、練習では問題なく引けるようになっていたのです。

それがなぜか急に引けなくなり、叔母にも反抗的な態度を取るようになった。それで叔母はどうしたらいいかわからなくなっていたのです。

でもおじいさんの星の誕生の話を聞いて、母親の愛情からはなれて自立しようとしたトキオの覚悟がわかった気がした、とおばさんは言います。力は及ばないかもしれないけど、トキオがいる間は助けになれたらと。

おじいさんはおばさんに星座を説明します。大熊座と小熊座の伝説です。この二人は実は親子で、母のカリストはゼウスの子供を産んだのですが、アルテミスによって熊に姿を変えられていた。それと知らない息子の狩人となったアルカスは、遭遇したカリストに矢を放とうとしたのです。ゼウスは慌ててアルカスも熊の姿にし、そして天上に放り投げ、大熊座と小熊座になった、と言う話です。

この話は何を意味しているか。カリストはなぜアルカスに近づいたのか。それは、カリストが母親だったからで、アルカスは猟師である前に自分の息子だったからだ、とおじいさんは解釈します。母親は我が子に惜しみなく我が身を与え、そして役目を終えて宇宙に散る、そう言う無償の愛情を『母と言う性質』は持っている、と言うのです。

その話を聞いておばさんは「私は愚かでした。トキオの母親に負けたくない気持ちがどこかにあったんです。かなうわけがないのに」といいます。おじいさんは、『かなわなくていいんだよ。だってあんたはトキオを愛しているんだろ。もうトキオは違う形の愛情を必要としているんだよ。だからあんたは母親への恩をちゃんと教えてやって、自分は自分で今まで通りそのまま信じて見守ればいいんだよもっと自信を持ちな。」と言うのでした。

小宇宙の前でトキオと出会ったおばさんはトキオに言います。「トキオは、本当は弾きたいのよ。私はそう思ってるの。だからトキオは大丈夫なのよ」と。そしてトキオの目から、大粒の涙が流れるのでした。

このストーリーは、少し今までわかりにくいところがあったのですが、今回はとてもすっきり言いたいことがわかりました。私も子供の頃は天文少年で、星座の物語や星雲の話などもとても好きでした。

今回の星座の物語の解釈は、けっこう独自のものがあったのではないかと言う気がします。私は今まで、そう言う解釈は読んだ覚えがない気がします。

慣れ親しんだ題材だからこそ、新鮮な解釈を聞きたい、と言うことってありますよね。

そんなわけで、これからもこの作品を楽しみにしたいと思ったのでした。
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