個人的な感想です。

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荒川三喜夫さんの『ピアノのムシ』第14話(後半)は、ピアノの調律について少しだけ知ることが出来ました!


ピアノのムシ 3 (芳文社コミックス)ピアノのムシ 3 (芳文社コミックス)
(2014/04/16)
荒川 三喜夫

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週刊漫画Times4/25号で荒川三喜夫さんの『ピアノのムシ』第14話を読みました。

この作品は、反逆児のピアノ調律師・蛭田敦士が主人公です。

今回は前後編の後半と言うことでしたが、蛭田の過去の話の続きと言うよりも、現在の調律師としての蛭田が描かれています。

蛭田がピアノのあるバーで飲んでいると、ミュージシャンたちがやってきてピアノを使わせろと言いますが、いざ弾いてみるとだいぶ音が狂っていることがわかりました。それを見た蛭田は「俺が調律してやる」と言います。今日はオフだから飲み代でチャラにする、と言う条件で。

ここで蛭田はピアノの調律と言うものがどういうものかと言う説明をします。「調律は基本的に二つの音を鳴らし、発生するうなりのバランスを調整する」ことで、「これは訓練で聴き分けられる」のだそうです。だから最初に音程のあった一音がなければ始まらないと言うことで、音叉が必要なのだそうです。

しかし音叉は金属なので温度変化に弱い。ギタリストの持ってきた音叉を鳴らしてみると、冷えていて音が高くなっていることがわかります。(余談ですが、iPhoneで計測アプリがあると言うのもトリビアでした)

そこで蛭田はベルトのバックルを取り外します。蛭田のベルトは実はフェイクで、バックルは音叉に、ベルトはフェルト製のロングミュートになっていたのです。それは、「どんなときでも正確を期す」ための心がけだと蛭田は言います。普段肌身離さず装着しているので、体温で常に一定の温度に保たれているのです。そして背中から調律道具を取り出し、あっという間に調律を済ませ、その場でピアノとサックス、ギターのすばらしいセッションが行われたのでした。

酔いつぶれていた蛭田にピアノの女性が蛭田に名前を尋ねると蛭田は偽名を答えますが、実はその女性・環佐奈は、寝ていた蛭田のポケットから既に名刺を抜き出していたのでした。

今回よくわかったのは、ピアノの調律と言うものがどういうものかと言うことでした。ピアノは平均律の楽器なので、純正律と違ってオクターブ以外の和音でも必ずわずかなうなりが出るのですね。だからそのうなりをどのようにならし、どのように整えるかが調律なのだ、と言うことがよくわかりました。

また、蛭田がピアノの調律に妥協のない姿勢を持っていること、そして今回現れたピアニストの女性が蛭田の腕とその個性に興味を持ったこと。この女性もポケットから名刺を抜き出しているなど、何か癖者めいたものを感じます。

今後重要な登場人物になって行くんだろうなと思います。

どういう展開になるか、楽しみです!

※掲載誌にあった表現を引用した「ロングシュート」は、「ロングミュート」の誤植であるとツイッターで作者の荒川さんにご教示いただきました。訂正させていただきます。

ロングミュート
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