個人的な感想です。

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ちくやまきよしさんの『獣医ドリトル』第154話を読みました!命と向き合う獣医の仕事について考えさせられました!


獣医ドリトル(17) (ビッグコミックス)獣医ドリトル(17) (ビッグコミックス)
(2014/04/07)
ちくやまきよし、夏緑 他

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ビッグコミック4/25号でちくやまきよしさんの『獣医ドリトル』154話「ファインディング・ミモザ」を読みました!

「獣医ドリトル」はドラマにもなりましたが、私はビッグコミックで読んでいて、何となくいつも載っている作品だなと言う印象がありましたけれども、もう154話にもなっていたのですね。獣医と言う仕事、また生き物を相手にすると言うことの意味について、考えさせられることのが多い作品だなと言う印象を持っています。

今回は二話連続の後半。サスペンスものというか、座礁し漂流している豪華客船にまだ治療法のない危険なハンタウィルスをもったネズミが繁殖し、薬剤散布をすることになるのですが、そうすればネズミだけでなく、客船に取り残されたミモザという猫が死んでしまうということで、主人公の獣医・ドリトルの友人の獣医・花菱がミモザを救出することになってしまいます。しかし大量に繁殖したネズミたちに襲われ、防護服を破られてウィルスに感染してしまいそうになります。

そこにドリトルが乗り込み、花菱を救出に来ます。ネズミのいない部屋に非難して脱出方法を考えているドリトルですが、配線用の穴からネズミが入ってきます。花菱がまさに教われようとするとき、そこに現れたのは野生化したミモザでした。ミモザは既に狩りの基本が出来ていて、ネズミたちは近寄らなくなったのです。

何とか脱出できそうなめどがついたとき、花菱は『なぜミモザは助けられてネズミは助けられないのだろう?』とドリトルにいいます。ドリトルは、「ミモザには飼い主も支援者もいるが、ネズミには金を出すスポンサーもいない。勝手と勝手、エゴとエゴ、命と命がぶつかって淘汰されて、そうやって生態系が出来上がるんだ。必死に守らなくちゃ人間の文明だってすぐ他の生物に侵略されて淘汰される。それを守るのも獣医の仕事なんだ」と答えるのです。

数千数万、いや何百万というネズミたちが、ミモザを避けて後ずさる中、ヘリコプターから降ろされた縄梯子で二人は脱出しますが、花菱は涙ぐんでいます。「なんだか一つの世界が滅んでしまったような気分だ…」と。「俺たちは万能じゃない。救いたい命全部を救えるわけじゃない。その現実の中で一歩ずつ前に進んで行くしかないのさ」

ドリトルの言葉に、「前に進んで行くしかない」人間の、感傷ではすまない、覚悟というか確信というかあるいは諦念というべきか、いやただ「命に対する思い」とでもいうべき何かを感じるのでした。

この話は例えば実写でやったら相当凄いだろうなと思います。まあ何百万匹のネズミを実際に調達することはあり得ないと思いますが。それにしてもこういう実際に起こりえる出来事と言うのは、モノホンの迫力と言うものを感じますね。

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