個人的な感想です。

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猫田ゆかり『SAKURA TABOO』第6話を読みました!警察の腐敗との戦いと、もう一つの戦いが描かれていました!

猫田ゆかりさんの『SAKURA TABOO』第6話を読みました!

17日発売のモーニングに猫田ゆかりさんの『SAKURA TABOO』第6話が掲載されました!

「警察内部の腐敗の浄化」というデンジャラスでスリリングなテーマ設定のこの作品。主人公の警察官僚・桜真忍はストレートな正義感を発揮し、腐敗している上司を次々に失脚させたため、警察内部で「失脚屋」の異名を取っています。一方、警察内部の裏面で絶大な影響力をふるっているらしい綾目宗一朗は、桜真の正義感を刺激しつつ、彼をコマとして使おうとしているようです。

警察庁長官の暗殺という重大事件が、この話のストーリーを担っているわけです。これは実際にオウム真理教事件の頃に発生した警察庁長官狙撃事件が下敷きになっています。

この話では、迷宮入りした19年前の狙撃事件に続いて、今回の暗殺事件が発生。警視総監はなぜか、19年前に事件を解決できなかった公安部に再び捜査を任せます。桜真はその会議に乗り込み、自分の首と引き換えに独自捜査をすることを了承させます。

しかし、桜真がアクションを起こすたびに綾目からのメッセージが入って、桜真は自分が綾目に操られているような気持ちになっていい気がしません。しかし逆に綾目からのメッセージはヒントでもあるので、それをたよりに真相に迫る動きをします。

桜真は綾目のメッセージにあった「第3の専従班」と言う言葉をたよりに長官暗殺事件の現場にいた公安の刑事・四方木(このコワモテがビジュアル的によかった)と接触し、それを聞き出させようとします。しかしそれを尋ねた四方木は捜査から外されてしまいます。

第6話はこの段階から始まります。長官葬儀式場で顔を合わせた綾目と桜真。微妙な空気が流れます。また公安部長は警視総監に「第3の専従班」について報告します。「第3の専従班」とは、狙撃事件の捜査で二人の容疑者の捜査のほかに、極秘で行われた捜査を担当した班です。その班は、実は真犯人を突き止めていたのではないか。またその狙撃に使われた銃が、今回の暗殺にも使われているのではないか。それが桜真のカンでしたが、鑑識への接触によって、そのカンの確からしさが少しずつより確かになって行きます。

警視総監はこの事件がとにかく自分の地位に影響しないことを望みます。この件をすべて公安部に丸投げし、また綾目には第3の専従班の名簿ファイルを渡して「自分に火の粉がかからないようにしてくれ」といいます。綾目はそれと引き換えに、自分の望む機構改革を警視庁に行わせるのです。

四方木は公安部長に直訴し、その結果を桜真に伝えます。四方木は「警察に入ったのは人の役に立ちたいからで、桜真のいう通りに動くのは警察がそこまで腐ってないと確かめたいから」と言う強面の割には一本気な男で、桜真のことを公安部長に伝えると「お前の欲しいのは金か出世か」と言われて内心猛烈に腹を立てています。結局四方木は捜査に戻されるのですが、その際に綾目の部下の百合中から「第3の専従班」の名簿ファイルを渡され、それを桜真に渡します。

桜真は四方木にいいます。「父は出世欲のない交番勤務の警察官だったが、自分も父のように警察に誇りを持ちたい」と。捜査本部に戻されることを条件にこの件に口出しを禁じられた四方木は何も言えませんが、桜真の真情を確かめます。このことがあとでどう響いてくるか。私はこの四方木と言うキャラが好きなので、またストーリーに絡んできてほしいなと思います。

そして、回想シーン。桜真の父が事件で打たれたとき、突入部隊がSATになるかSITになるかで揉めて結局桜真の父は助かりませんでした。それを「犬死に」だという声を聞いた幼い桜真は、当時の警察庁長官に、「お父さんの命を犬死ににしないでください!」と言います。その場にいた綾目は桜真に「身の程をわきまえろ。悔しかったら警察官僚になって、誰にも邪魔できないくらいの圧倒的な力を手に入れろ。望みは他人に託すものじゃない。自分の手で摑み取るものだ」と言ったのです。

それが桜真と綾目との因縁の始まりだったのです。

この作品の感想は以前一度書きましたが、展開は面白かったのですが謎が少しずつ明らかにされる過程が続いて途中の段階では書きにくかったので、四方木の件が一段落した今週になってようやく書きました。また、桜真の意志が四方木に伝えられることによって、四方木は桜真の同志になったと言えるでしょう。仲間を一人増やす、と言う重要な段階が一つ終わったのだと思います。

いや、この四方木と言うのはホントいいキャラだと思います。無骨で、正直で、純粋で、がたいはでかくてコワモテで威圧感があり、凄く刑事らしいし公安部に入ったと言うことはかなり出世しているということでもあると思いますが、キャリアの桜真は年下であっても上司ですから、その分はわきまえて接している。ほれぼれするような感じです。

桜真も、その人間性を見抜いて四方木を利用しただけでなく、味方に付けようとしたのでしょう。

今後は自分一人でやる、という桜真を四方木は心配しますが、どういう風になって行くか。このストーリーは警察内部の腐敗の摘出というのが一つのテーマですが、もう一つは子供の頃からの桜真と綾目の因縁がどのように展開して行くのかと言うのも一つの見所になっていますね。

桜真自身が若くて優男であるのに侮れない男であるわけですが、綾目はそれに輪をかけて策略家で、しかも大きな権力も(表でも裏でも)握っている。彼の大望が何であるのか、まだ正体は不明ですが、いいことばかりではないことは人物の描写からもわかります。桜真が彼とどう対決して行くのか、とりあえずはコマとしてお釈迦様の手のひらで踊らされるに終わるのか、そう言うスリリングさもあります。

とてもよく出来たストーリーだと思います。来週以降が楽しみです。
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