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梶川卓郎さんの『信長のシェフ』第87話を読みました!意外な鳥料理が状況を切り開いていました!


信長のシェフ 9 (芳文社コミックス)信長のシェフ 9 (芳文社コミックス)
(2014/02/15)
梶川 卓郎、西村 ミツル 他

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週刊漫画Timesで西村ミツルさん原作・梶川卓郎さん作画の『信長のシェフ』第87話を読みました!

主人公のケンは現代の料理人なのですが、自分に関する記憶を失ったまま戦国時代に迷い込み、織田信長の元で料理人を勤めている、というストーリーです。現代の料理が戦国時代の大名や公家、有力者たちに振る舞われることによって状況を切り開いて行く、というストーリーです。

朝廷に進言し天正と改元させた信長は、北近江の浅井攻めにかかります。その第一段階として、その配下の阿閉氏の攻略にかかります。信長は秀吉にケンをつけ、山本山城の城主・阿閉貞征を懐柔させようとします。

秀吉の配下の竹中半兵衛はその工作を続け、そのかいあって城主の息子、貞大が交渉に応じて来ます。阿閉親子と場内で対面した秀吉に、貞征は息子を秀吉の与力にして欲しいと申し出、自分はここに残ると言います。

当時は江戸時代と違い、主君に器量がなければ家来の方から主従関係を解消することは悪ではなかったので、親子共々下らないかと秀吉は薦めますが、貞征は「自分は織田信長という人物が理解できないから下らない」というのです。策の尽きた秀吉はケンの料理で状況を打開させようとします。ケンは貞征が鳥が、特に鳥の皮が嫌いだと聞き出し、あえて鴨料理で勝負をかけます。

この号の話はここからです。

ケンが作った料理は、鴨製の北京ダックでした。まさに鳥の皮を食べさせるわけです。秀吉は決死の思いで食べさせますが、一同その美味さに感嘆します。それを材料に、ケンは「食わず嫌い」という言葉がある、と言います。つまり、阿閉貞征は織田信長を「食わず嫌い」しているという意味です。

そして今度は肉の方を、鴨のすき焼きとしてだします。鴨と卵は親子のようなもの。そしてひなをつれた親鳥は外敵に会うとわざと負傷したフリをしてひなを逃がすという習性を語ります。そして秀吉と半兵衛が、「親子共々織田に着き生き残るのが最善ではないか」と説きます。ついには子の貞大まで「父上と事を構えたくない」というに及び、貞征も秀吉に「織田さまの人となりをお聞かせ願えますか」と言います。つまり信長の元に下ることに同意したのです。

この話、先週号の時点では、一体どうやって貞征を説得するのだろうか?と興味を引かれていたのですが、なるほど北京ダッグか!とやられたと思いました。確かに北京ダッグは、普通の「鳥の皮料理」の概念を飛び離れた意外性がありますよね。これは確かに、その時代の鳥の皮が嫌いな人でも、美味しいと思ってもらえるかもしれない。これは正解だなと思いました。

時代考証はかなり綿密に調べてあるなといつも思いますし、そこに意外な料理をぶつけてくる。その手際の鮮やかさに、今回も、いや今回は特に驚きました。

原作の西村さんは元大使公邸の料理人とのことですが、料理が外交に影響を与える一線で仕事をして来られた、まさにそのスリリングさを描かれているのだなと思います。

次回からの展開も楽しみです。
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