個人的な感想です。

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『One Piece』第4巻を読みました!本当の非道さ、優しさ、強さとは何かと言うメッセージに感動しました!


One piece (巻4) (ジャンプ・コミックス)One piece (巻4) (ジャンプ・コミックス)
(1998/08)
尾田 栄一郎

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おはようございます。「個人的な感想です」略して「こじかん」です。

尾田栄一郎さんの『One Piece』、少しずつ読んでます。今朝はさらに、第4巻の感想を書きたいと思います!

第4巻はウソップの村の話の続きです。この巻はかなりシリアスな展開になってます。というのは、今まで戦ってきた海賊たち(海軍もありましたが)はどちらかと言うと馬鹿っぽい、逆にいえば明るい感じの敵で、だから戦いも荒唐無稽な技のやり取りで済んでいたのですけれども、今回の敵・カヤの執事クラハドール=実は元海賊キャプテン・クロは、内に野望を秘めて周囲の人を騙し続け、カヤの財産を乗っ取ろうとする知能犯だからでしょう。

普段ウソばかりついているけど実はいい奴のウソップと、まじめで誠心誠意尽くしているように見えながら実はとんでもないことを企んでいた執事クレハドールと言う対比に気がつくと、これは見事だと思いました。

それにこの海賊団は、催眠術師のジャンゴを除いては、みな猫の化身みたいな人たちなのですね。(クロというのも考えてみたら猫によくある名前でしたし、巨大な長い爪だとかあっという間に忍び寄るというのも、猫の得意技でした)今までのおもちゃ箱をひっくり返したような海賊団とは違って、なんと言うかトータルな統一感みたいなものがある、ちょっとクールでシリアスな敵だなと思います。

執事クラハドールが実は海賊キャプテン・クロだということを知ったウソップは村の人たちや何よりカヤにそのことを伝えようとしますが、普段ウソばかり言っているウソップのいうことを信じてくれる人は誰もおらず、またカヤにも嫌われてしまいます。しかしウソップはそんな人たちを守るために、自分の嘘つきとしての筋を通さなければいけない、とルフィたちにいいます。

自分が海賊たちの村への侵入を防いで、この話をみんな「ウソだったこと」にしてしまう。それがウソップの「ウソつきとしての筋」でした。

それを聞いたルフィたちは「俺たちも加勢する」といいます。恐怖に震えながらも、戦うと言うウソップは、「同情なら受ける気はない」といいますが、ゾロは「笑ってやしねェだろ?立派だと思うから手を貸すんだ」といい、ルフィも「同情なんかで命賭けるか!」と言います。ここの台詞は感動しました。

海賊団が上陸する場所を勘違いしたウソップたちは4人がてんでバラバラに上陸場所に駆けつけ、最初にジャンゴたちと戦ったのはウソップとナミだったのですが、そこにルフィとゾロが追いついて本格的な戦いになります。一方正体を現したクラハドールは執事のメリーを倒します。しかし予定の時間になってもジャンゴたちが現れないことに業を煮やしたクラハドールは海岸に向かいます。

虫の息のメリーに気づいたカヤに、メリーは真実を伝え、カヤに「命を張って村を守らなければならない」といいます。カヤは「私だって逃げちゃ行けない事態くらいわかるつもり!クラハドールと話を付けに行くわ」と、病弱な身体を押して海岸に歩いて行きます。そしてそのカヤを見て、「ウソップ海賊団」=ウソップになついている子供たちも、海岸に向かいます。

一方海岸ではジャンゴたちとの戦いが続きますが、ゾロの前に現れたのがニャーバン兄弟。この二人が「猫かぶり」とか「ネコババ」という実に猫らしい技を駆使してゾロを翻弄するところが可笑しいです。

ゾロは押されているのですが、そこに現れたクロ(クラハドール)の姿に、ジャンゴ一味は震え上がります。そして5分以内にこの場を片付けなければお前たちを皆殺しにする、と言います。ジャンゴの催眠によってパワーアップしたニャーバン兄弟たちはさらに強力になりますが、ナミはジャンゴの催眠で眠ってしまっていたルフィを叩き起こし、さてこれから本格的な戦闘という場面で、カヤが現れます。

クラハドールに財産はみなやるからもうやめて、というカヤに、クラハドールは私が欲しいのは財産だけではなく平穏だ、と言います。そのためには村に海賊が攻め入り、あなたはクラハドールに財産を譲ると遺書を書いて死ななければならないと。

このときのクラハドールの台詞の非道ぶりがすごい。

「覚えていますか?3年間いろいろなことがありましたね。あなたがまだ両親を亡くし床に伏せる前からずいぶん長く同じ時を過ごしました。……夢見るお嬢様にさんざん付き合ったのも、それに耐えたことも、すべては貴様を殺す今日の日のため!かつてはキャプテンクロをなのったこの俺が、はなたれ娘にニコニコへりくだって心ならずもご機嫌取ってきたわけだ…わかる過去の屈辱の日々!」

カヤに取っての幸せな日々を全否定するクロの言葉に、ショックのあまりクロに向けていたピストルを落としてしまうカヤ。本物の悪ってこういうものだなと、改めてしみじみと思ってしまいます。

子供たちとカヤを逃がそうと、子供たちに「カヤを守れ!」と命令するウソップ。ゾロが(うまいこと口が回るもんだな…結局逃げろってことじゃないか)と思うのがなんだか味わい深いです。

ストーリーをまとめてみて、改めて感動がこみ上げてきました。

ただ明るいだけのストーリーじゃない。本当に酷いとはどういうことか、本当に優しいとはどういうことか、本当に強いということはどういうことかというメッセージがつまったこの巻は、本当に名作だと思いました!
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