個人的な感想です。

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竜田一人さんの『いちえふ』第7話を読みました!原発作業員にとって大変なことが何かがわかる話でした!

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニングKC)いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニングKC)
(2014/04/23)
竜田 一人

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Dモーニング21・22合併号で竜田一人さんの『いちえふ』第7話を読みました!

いちえふ』とは、東京電力福島第一原子力発電所の略称です。この作品は、原発事故後の「1F」で働いた経験のある作業員が、そのルポルタージュの形で描いたもので、各方面から大きな反響を呼びました。

今回は、2012年8月中頃からの話で、当時竜田さんは休憩所(現場の作業に出ていく作業員たちが着替えたり放射線量を測定したりするための基地的な場所)で働いていて、より給料もよくその分危険な現場での仕事と、下請け会社に押し込まれていた作業員宿舎の生活環境の悪化に耐えかねて、仕事とアパートの両方を探していた時期のことが描かれています。

なるほどと思ったのは、今でもいわき市では住宅事情が悪く、なかなか条件のいいアパートはないのだそうです。言われてみたら当たり前なのですが、もともとの住人でも家が壊れた人が多いのに加え、周辺自治体から避難して来ている人も多く、また外から来た作業員の人たちもたくさんいるから、賃貸物件はいくらあっても足りない状態なのだそうです。

また、危険な場所に出入りするというイメージからか、作業員には部屋を貸さない、車を貸さないという傾向があって、そういうことも部屋探しを困難にしているのだそうです。

しかしそれを聞いた地元の作業員が義憤に駆られ、いろいろと紹介してくれるようになり、結局はその人の奥さんの紹介で条件のいいアパートを借りられた、という話がよかったです。その時にその夫婦にはとんかつまでごちそうになって、今までで一番うまかったとんかつだ、という話がそうだろうなあと思わされました。

結局こういう状況の中では、いい物件に巡り合うためにも、まずその前に人との出会いが大切だ、という話はそうだろうなと思いました。大変なとき、苦しいときほどそういう面は強くなって来るのだろうと思います。

この作品を読んでいていつも思うのは、この大変な原発事故の現場でも、結局は人間の職場であることに変わりはない、ということなのですね。もちろん特殊な条件はあるわけですが、結局人と人とのつながりとか、いい出会いがあるかどうかが大きいとか、そういうことに変わりはないわけです。

原発事故の真実を究明することも大事ですが、事故収束に努力する人たちの現実もまた知ることは必要ではないか、ということを考えさせられる作品でした。
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