個人的な感想です。

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『One Piece』第11巻を読みました!ナミが今まで縛られていた桎梏から解放されて行くさまがよかったです!


One piece (巻11) (ジャンプ・コミックス)One piece (巻11) (ジャンプ・コミックス)
(1999/12)
尾田 栄一郎

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11巻冒頭、魚人海賊アーロンとの戦いが続いています。アーロンはノコギリザメの魚人。ノコギリのような鼻を武器に、ダーツのように突っ込んでくる「シャーク・オン・ダーツ」と言う技を使ってきます。それに対しルフィは指をのばし、網のように広げた「ゴムゴムの網」という技で対抗してきます。飛びかかるときに「漁業!漁業!」と叫ぶのが可笑しいのですが、それでアーロンを空中に放ち、そこから「ゴムゴムの槍」で地面に叩き付けるのですが、アーロンは死なず、それどころかさらに兇暴な表情になって、巨大なノコギリ「キリバチ」を手にし、ルフィを追いかけます。

ルフィが逃げ込んだ先は測量室、すなわちナミの部屋でした。そこら中に積まれた海図の山。アーロンはナミを「あの女は天才だ」と言います。「ここで海図を書き続けることがあの女にとっての幸せだ。てめえにこれほどあの女を効率よく使えるか?」とアーロンが言い放つと、ルフィは激怒した顔をして「使う?」と言い返します。

「お前、あいつをなんだと思ってるんだ」というルフィに、「優秀な測量士よ。これからもナミにはこの部屋で海図を書かせ続ける。生きるのに事欠くことは何もねえ。ただ俺のために海図を書き続ければそれでいい。俺たちは仲間なんだ」とアーロンは答えます。

ルフィは測量室を破壊します。机を外に投げ出し、海図の棚を蹴り落とし。アーロンがナミに書かせたすべてを、ナミが泣きながら書いたすべてを、破壊して行くのです。アーロンの下のナミの歴史すべてを台無しにして行くのでした。それを見たナミは、「ありがとう…」とつぶやきます。

「魚人が偉いとか海図がどうとか事情とか!そんなこと知らねえけどやっとあいつを助ける方法がわかった!こんな部屋があるからいけねえんだ。居たくもねえあいつの居場所なんて俺が全部ぶっ壊してやる!」

居たくない場所でも、そこで努力した歴史があれば、ついそこに囚われてしまう。この辺り、北朝鮮に拉致されて、でもそこで頑張って行き抜いた時間を否定しきれない拉致被害者の方々の気持ちを、つい思い浮かべてしまいました。もちろんこの巻が出たのは1999年。拉致被害者が帰還したのは2002年ですから時代はあいませんが、そんなことを予言した感じもしてきてしまいます。

シャーク・オン・トゥース(歯車)で突っ込んでくるアーロンに、ルフィはゴムゴムの斧でたたき落とし、アーロンパークごと破壊してしまいます。瓦礫の中で立ち上がったルフィは、ナミに叫びます。「ナミ!お前は俺の仲間だ!」と。ナミはルフィの麦わら帽子を頭に乗せたまま、嬉しさに顔を歪めて答えます。「うん!」と。このナミの表情はとてもいいですね。

しかし勝利に沸く村人たちの前に、海軍大佐ネズミが現れます。ルフィたちの手柄とアーロンに渡るはずだった金を横取りに来たのです。しかしゾロたちにこてんぱんにのされるネズミ。ナミはルフィの頭に麦わら帽子を戻し、ノジコを撃った分とベルメールさんのみかん畑をぐちゃぐちゃにした分といって思いっきりぶん殴ります。ネズミはルフィに「てめえらすごいことになるぞ!」と捨て台詞を吐いて尻尾を巻いて逃げ出します。

喜びに沸くココヤシ村。しかしネズミは海軍本部に奏上し、ルフィを「全世界指名手配の賞金首」にしたのです。

出発の日、ナミは一億ベリーをすべて置いて出て行くと言います。誰にも別れを告げず、船に向かって走り、飛び乗ったナミに「礼ぐらいゆっくりいわせてくれ!」と叫ぶ村人たち。しかしナミは、人々の間を走り抜けたときに、みんなの財布をすべてスリとっていたのでした。甲板上でどさどさと財布を落とし、にやっとして「みんな元気でね」というナミ。やりやがったな!元気でやれよ!と叫ぶ村人たちに、ナミは満面の笑みで「じゃあねみんな!行ってくる!」と叫ぶのでした。

村人の中心になった村の警官のゲンさんは、なぜか帽子に風車を刺していたのですが、最後のページではもうさしていません。「あれ?風車どうしたの?」と聞くノジコに、「フフ、もう必要あるまい」というゲンさん。最後のページで、この風車は、ナミが拾われたとき、ゲンさんをナミが怖がってなつかないときに、帽子に風車を刺したら、ナミが笑った、その時からずっと刺していたのだ、ということが明らかになります。

私はこの、最後のページが大好きです。

ここまでで95話まで。この続きは、また改めて書きたいと思います。
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