個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

山田芳裕さんの『へうげもの』第18巻(後半)を読みました!名古屋城の築城過程が印象的でした!

へうげもの(18) (モーニングKC)へうげもの(18) (モーニングKC)
(2014/04/23)
山田 芳裕

商品詳細を見る


山田芳裕さんの『へうげもの』第18巻(後半)を読みました!

1610年(慶長10年)はいくつかの出来事が並行して進行して行きます。ひとつは後陽成天皇の譲位問題。家康は七箇条を宮中につきつけ、譲位に援助をしてほしいなら条件をのめ、と迫り、天皇は拒絶します。

一方、名古屋城の築城は進められて行きます。清州城の「猿面の床柱」を名古屋城に移築し、古田織部の茶室に上田宗箇の庭という形で進められて行きます。一方城の石垣は加藤清正(顔は具志堅用高)が担当し、天守の作事は小堀遠州が担当します。白壁は簡素過ぎると清正に炊きつけられた遠州は、自らの判断で麗しく仕上げる、と宣言します。

8月には薩摩藩主・島津家久に伴われて琉球国王が駿府の家康を訪問します。機嫌の悪い家久に、家康は接待を織部に丸投げします。しかし小堀遠州の白き器(綺麗寂びの方向性というべきでしょうか)を愛する家久は織部の「ひょうげ」の趣を解さず、接待は失敗しかけますが、琉球の歌でくつろがせようとした織部のもとに、小堀遠州と金森宗和が出てきて奄美の舞を舞います。一方琉球王は織部の創意を褒め、礼にと三線を弾くのでした。

琉球王に同伴して江戸に下った織部のもとに、細川幽斎(顔は細川護煕)の死去の知らせが届きます。しかし家康は京に上ろうとせず、近衛は天皇に奏上して幕府主導の譲位式を受け入れさせ、秀頼と対面させようとはかります。

一方将軍秀忠は御台所の江に下女の静に手を出したことがばれ、冷戦状態に。織部に仲直りの方法を問いますが、織部は自分の妻との馴れ初めを話し、恥をかいても妻を笑わせることだ、と言いますが、根が固物の秀忠は空振りをするばかりでした。

一方譲位式の際に秀頼との面会を求める加藤清正に家康は断りますが、清正は腹を切って秀頼との面会を求めるのでした。

このあたりの展開、どこまでが史実でどこからが創作なのか分かりかねる部分もありますが、秀忠の固物ぶりや家久の難物ぶりはなるほどと面白く感じました。

また織部の若い時代、中川清秀の妹、おせんとの婚姻の話が持ち上がったとき、清秀に茶席を設けておせんを気に入らせれば娶らせる、と難題を持ちかけられた話も面白いです。それまで織部は全く数寄に関心がなかったのが、その話を持ちかけられておせんをひと眼見て一目ぼれしてしまい、なんとかおせんに気に入られようと高山右近の秘蔵の霰釜を奪って茶席に使い、その決意を披歴することで、おせんに心を許させたという話も何と言うか懐かしい感じがしました。

このあたりは細々した話が続きましたが、名古屋城が当代の名匠たちが力を尽くして築いた城であったことなど、文化史的に確認できたことも勉強になったなあと思います。
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

kous377

Author:kous377
FC2ブログへようこそ!

最新記事

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。