個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第6巻28話『エナ星白の受胎』を読みました!


シドニアの騎士(6) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(6) (アフタヌーンKC)
(2011/10/21)
弐瓶 勉

商品詳細を見る


弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第6巻28話『エナ星白の受胎』を読みました!

アニメ『シドニアの騎士』はもう第4回が放送された地域があるんですね。わたしはまだ見られていませんが、週末には見られると思いますので、楽しみにしたいと思っています!こちらでは第6巻、アニメよりは先の展開について感想を書いていますので、ご注意ください!

28話はまず『落合』の補助脳の全階層のデータをすべて吸い出すことに成功した、と艦長小林と科戸瀬ユレ博士が話す場面から始まります。それを可能にしたのは岐神(くなと)、つまり科学者落合自身の意識だという複雑な話になっています。現実に存在する落合はすべての記憶を消され脳をクローンに移植されて小林艦長の忠実な側近になっています。この二人の落合は全然別行動をとるのですが、この二人の関係がどうなって行くのか、それもちょっと怖いような興味の対象です。

一方谷風の部屋を訪ねて謝りにきた仄焔ですが、そこにサマリが現れ、谷風を飲み屋に連れ出してしまうのです。サマリは先の小惑星での戦闘で恐怖を覚え、操縦も指揮に満足に出来ず、多くの退院を見殺しにしてしまったことに強い自責の念を感じているのでした。谷風を呼び出して操縦の話をしようとしたのか、しかし結局はその自分の迷いについて話してしまいます。しかしそんなサマリ谷風は、「俺でよければいつでも聞きますよ」と男前なことを言うのですが、それはサマリを意識してというより、本当に仲間を守りたいと言う谷風の衷心の現れなのでした。

そんな谷風についラブモードになってしまい、「光合成したくなっちゃったな…」とつぶやいてまとめていた髪をとくサマリでしたが、夜中に起こされた谷風はもう寝入ってしまっていて、サマリは「おやじもう一本つけて」というのでした。

サマリはこの辺りの可愛らしさ、しおらしさがやはり普段の強気の逆でかわいいなと思うのですが、すかさず親父モードに直ぐ戻るのも可笑しいです。サマリはやはりこの場面が一番印象的ですね。(ちなみに6巻の表紙はサマリです。サマリには根強いファンがいるようですね)まるで漫才のような一こまでした。

一方整備主任で次期衛人の開発に当たっている佐々木は岐神を訪ね、人工カビの製造工場を見学しようとやってきますが、その場では、谷風の前から連れ去られたエナ星白が合成された人間の精子を使って受胎させられ、新たな「ガウナと人間の融合個体」が作られていたのでした。

100年前、科学者落合がやった実験でシドニアに壊滅的な被害をもたらしたこの融合個体。それを知ったヒ山は雨の中公衆電話から艦長小林に電話をかけ、すぐに中止させて!と訴えるのでした。

この辺りはいろいろな意味や思惑が現れますし、いろいろな感想が現れると思います。まずガウナと人間の融合個体というもの自体がグロテスクですし、またそれが恐ろしい災厄をもたらしかねないものだと言う危機感があります。また一方で谷風のエナ星白への思いを考えると、やはり谷風がかわいそうだと思いますし、利用されているエナ星白もかわいそうだと思ってしまいますね。

そして知らず知らずのうちに科学者落合のやろうとしていることが実現して行くことへの危うさ。それを受け入れてシドニアの強力な武器とすることに期待する艦長小林と科戸瀬ユレ博士。それに対し危うさを覚えないで入られない佐々木と強い危機感を感じるヒ山。幹部あいだの思惑のずれのようなものも見えてくるのでした。

指令補の緑川纈に呼び出された谷風は、「もうエナ星白のことに関知するな」という艦長小林の指示を伝えます。谷風も、それを受け入れると言います。そんな本部の動きからは外されている科戸瀬イザナは谷風との空中神社の参拝の約束をすっぽかされて心が晴れないのですが、纈から非難装具を借りてイザナの前に現れて「ああよかった、おにぎりが残っていた」という谷風に、「ぼく一人で食べられるわけないじゃない」というのでした。纈の「どうしてわたしがあの二人に協力しなくちゃいけないのよ」というため息をよそに。

なんというか、ストーリーはかなりハードなのですが、この当たりにくるとそういうこともあるのだとは思いますがラブコメ要素がすごく重要な感じになってきていて、あらすじを書いていてもラブコメを無視するわけにはいかないなという感じになります。

今回はやはりサマリの「光合成したくなっちゃったな」が最高ポイントだと思いますが、イザナと纈の言葉もかなりポイントは高いなと思いました。(笑)

谷風はやはり星白への思いが続いていますし、ある意味その報われない思いのために戦うところも『騎士』だなあと思ったりもします。それにしても星白(含エナ星白)との場面を思い出しても(いろいろな意味で)よく考えるなあと思う場面が多いんですけどね。

シドニアのラブコメ名場面集とか、ラブコメ名言集みたいなものを作っても面白いだろうなと思ったり。(笑)

とにかくいろんな意味で『シドニアの騎士』、面白いです!中身の濃い28話でした!
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

kous377

Author:kous377
FC2ブログへようこそ!

最新記事

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR