個人的な感想です。

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アニメ「極黒のブリュンヒルデ」第5回「天体観測」を見ました!どんどん面白くなってきました!


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(2014/07/30)
村上良太:逢坂良太、黒羽寧子:種田梨沙 他

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アニメ『極黒のブリュンヒルデ』第5回「天体観測」を見ました!

昨夜に引き続き、『極黒のブリュンヒルデ』の感想を書きます。ただ、東京MXは放送されましたが、ほかの地域では放送されてない(月曜夜深夜)ので、ネタバレが困る方は以下、パスしてくださいね!火曜日の朝にも再度告知したいと思います!

この作品、最初は設定がよく納得出来なかったし、またここしばらく萌え要素がかなり多くて認識として萌えアニメになりかけていたのですが、第4回の「時間巻き戻し」のトリックが鮮やかに決まったことによって個人的に急に面白くなってきました。それで、いつもは一週間遅れで見ていたのですが、今朝は最初から録画を見て、感想を書くことにしたわけです。

前回現れた一年生にして転校生の鷹鳥小鳥ですが、ゆさゆさ感のある巨乳の少女。胸がぺったんこらしいカズミ(ドイツ人とのハーフという設定なんですが)が胸をつついたりします。また必要以上にエロいモーションを良太にかけるカズミに、寧子が斬撃の魔法を無意識に使ってしまって机を破壊したりしてこの辺りは全く萌えアニメなのですが、油断していると酷い目に(笑)遭います。

前回鎮死剤を奪ってくることに成功して、薬に余裕があるということで良太は新入部員も入ったことだし天体観測に行こう、と言います。渋る部員たちでしたが、良太は無理矢理連れて行くことにします。良太カズミに「寧子が失うもの」は記憶なのではないかと尋ねます。カズミは、寧子は実験を繰り返されて、幼い頃のことは両親の顔も含めて何も覚えていない、と答えます。

翌日山に天体観測に行くと、良太は望遠鏡をのぞく小鳥の首筋にハーネストがあるのを知って驚愕します。そして同時に、佳奈は寧子が小鳥に殺されるという予知を見ます。小鳥に警戒する面々ですが、小鳥はあっけらかんと自分が魔法使いであることを認め、自分の「転移」の魔法をやってみせます。良太と自分の立ち位置を入れ替えるという魔法なのですが、これをやるとすぐハングアップしてしまうのです。こんな地味で使えない魔法でどうやって寧子を殺すのかと首をひねる良太とカズミでしたが、小鳥はそんなことしない、と抗議し、寧子も疑うのはよくない、と小鳥に近づきます。それを見てほかの面々も、小鳥への警戒を解くのでした。

最初は観測に興味を示していなかった部員たちですが、天体望遠鏡を初めてのぞいた寧子も佳奈カズミもあまりのきれいさに感動します。小鳥はそれを見て、「学校行って、部活して、こんな思い出を作れるなんて」と言います。

そうですね、なるほど。普通の少女たちが過酷な運命に晒されて、「普通の生活」に感動する、というのがこういうストーリーの一つの構造と言うか、仕掛けがあって、その過酷な運命に涙したり、「普通の生活」の価値が底上げしたりされる伝統的な物語の意味が見えてきました。

この構造を最初に意識したのはだいぶ以前になりますが高橋しんさんの『最終兵器彼女』を読んだ時だったと思いますが、「戦う少女たち」の系譜の物語にはみなこれがあります。

欧米に行くとキューブリック監督の『フルメタル・ジャケット』ではアメリカ兵を次々と狙撃する優秀なスナイパーが実はベトナム人の少女だった、という展開があって、戦いの虚しさとか少年少女を戦わせることの非人道性が強調されたりするわけで、日本のように現実でないからこそ少女を戦わせることが娯楽アニメとして成立するというのとは違う事情があります。まあ、アニメの少女たちは戦わされているのではなく自らの意志で戦っているからそこに救いがあるということになるのですが。

さて、天体観測に感動して帰り道を急ぐ面々ですが、新たな展開がすでに始まっていました。ハーネストを二つぶら下げて火の中を行く女と、おそらくはそれを避けて逃げて行く魔法使いの映像が挟まれ、帰り道では佳奈が良太に「予知が変わった。小鳥に殺されるのは寧子でなくお前だ」というのでした。

次の日、良太は一本早いバスで天文台へ行くと、佳奈に予知について詳しいことを聞きます。寧子が殺された予知も、良太が殺された予知も、湖のそばで起こっていると。そこに寧子、カズミ、小鳥の三人がやってきますが、カズミの無線に呼び出し音が入ります。同じ魔法使いのシノが、AA+の魔法使いにおわれているというのです。

止めるのも聞かず助けに行く寧子。そして湖のほとりに出るのですが、そこにめまいのするような個人的な既視感が(笑)。この湖は全く、諏訪湖(長野県諏訪市)の風景が描写されていたのです。かなり細部まで忠実に描写されているので、逆に言えばこのアニメを見た人が諏訪湖に行ったら『あの場面だ!」と思うに違いありません。聖地巡礼に組み込まれれば町おこしになるかも、というレベルでした。

湖の公園の監視カメラをハッキングして指令を送るカズミの目に入ったのは、AA+の魔法使い、キカコでした。彼女は砲撃の魔法使いで、あっという間にシノの隠れている小屋を吹き飛ばします。もっと近づかなければ私の魔法が届かないと言う寧子に、良太は「あんなのと戦うのか」と言いますが、私たちは助け合わなければならない、見捨てることなんか出来ない、と寧子は言うのでした。

キカコは小屋からはい出してきたシノをキカコは攻撃し、シノは無惨にも倒れてしまうのでした。

この場面の直後にエンディングテーマ、「いちばん星」が流れます。またこの幸せそうな曲が魔法使いの少女たちの過酷な運命との落差を際立たせて、泣けるようにしてあるわけですね。

そしてエンディングをじっくり見ていたら、アニメーターが原画も作画監督も含めて、すべて韓国人らしいことに気がつきました。どういう制作態勢なのかはよくわからないのですが、そういう作品もあるんだなあと思いました。

だいぶ長く書いて更新も遅くなってしまいましたが、アニメは奥が深いなと改めて思いました!
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