個人的な感想です。

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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第7巻35話を読みました!息つく暇もない戦いが続いていました!

シドニアの騎士(7) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(7) (アフタヌーンKC)
(2012/03/23)
弐瓶 勉

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連休も終わりました。ラストの一日はずいぶん寒い日になりましたが、体調に気を付けてくださいね!

シドニアの騎士』の感想、順番に書いていますが、今日は対オカリナ(小衆合船21)戦のクライマックスになりました。

オカリナがヘイグス粒子砲の形に変形し、シドニアを狙って発射したのを、融合個体・つむぎが体を張って方向を屈折させ、一度は危地を脱しました。しかしつむぎもつむぎを助けていたイザナも消息不明という状態で、オカリナは再度ヘイグス粒子砲を放とうとしています。谷風はついに単騎オカリナ内部に突入していきます。

司令室に映し出されたオカリナの断面図には、オカリナの厚いエナの割れ目を奥に進む谷風機の姿と、その奥底にある大本体の姿が解析されて映し出されています。衛人隊が攻撃したら谷風機にあたってしまう。サマリは、「みんな下がって!もう谷風を信じるしかないわ!」と言います。

谷風機がオカリナの内部を進んでいくと、得体のしれない謎の生き物がいくつも浮遊しています。この雰囲気、どこかで見たことがあると思ったら、『風の谷のナウシカ』の「腐海」の風景に似ているのでした。腐海は植物的で、奇居子(ガウナ)は動物的だという違いはあるのですが。谷風はそれを一つ一つ撃破しながら奥に進み、ついに大本体に至ります。

大本体は、巨大な眠る胎児のような形状をしていました。谷風はそこにガウナ本体貫通弾を連射します。すると大本体は見事に泡状分解し、ついにオカリナ撃破に成功したのでした。谷風に集まってくる戦友、サマリ、弦打、勢威たち。しかしイザナから緊急信号が入ります。つむぎはひどいダメージを受けていたのでした。

代わってシドニア船内。操縦士たちはオカリナ撃破の喜びに沸き立っています。勢威と話しているサマリの胸に、弦打が「俺たちオカリナに勝ったんだな!」と飛びついて来ます。サマリは「オラア!」と叫ぶと弦打をぶっ飛ばします。前回の惨敗の責任を感じ落ち込んでいたサマリでしたが、ようやく元気になったようです。

日本語的な名前がほとんどのシドニアの船員(住人)たちの中で、サマリだけは「サマリ・イッタン」という不思議な名前なのですが、最近サマリの動きを見ているうちに、サマリとは「サムライ」のことではないかと思うようになってきました。髪をまとめたときのポニーテールも茶筅まげのようですし、武道にも剣にも堪能な印象があります。立ち姿もまさにサムライだなと思えますし、弐瓶さんに聞いてみないとわかりませんが、「サムライ日本」を変形して女性名前にしてみたらこうなった、という気がするのですがどうでしょうか。

一方殊勲の谷風はイザナとつむぎのところに来ています。イザナは軽傷のようですが、つむぎは体組織の90%を失い、培養層の中に入っているようです。操縦していた岐神(実は科学者落合)も重傷を負っていますが、「つむぎは俺が必ず元通りにする。だから安心しろ」と言います。

しかし35話はめでたしめでたしでは終わりません。久々に女子光合成室でサマリと話している司令補の緑川纈(ゆはた)の通信機に、「大シュガフ船ニ動キアリ司令室ニ急行サレタシ」という文字が浮かんだのでした。

艦長=総司令小林は大衆合船(超巨大なガウナの集合体)への攻撃を決意していました。「不死の船員会」はその動きに懸念を示し、小林の弾劾を決めます。しかしそこに現れた落合(科学者落合のクローンだが、記憶は失っていて小林の忠実な副官になっている)が「異議あり」と唱え、落合はすべての船員会を抹殺してしまいます。現れた小林は「ご苦労だったわね」と一言言います。

ここが問題になるところですね。小林は大衆合船との戦いのためについに不死の船員会のうち、現在活動していないメンバーをすべて抹殺して独裁権力を握ったわけですが、それが一体何を意味しているのか。不老不死の技術の実態がどういうものかということも明らかにはされていませんし、おそらくは600年前から少しずつ加えられてきている優秀なメンバーである彼らがシドニアから失われるということの意味がどういうことなのか、それもよくわかりません。そしてそうまでして小林はガウナを完全に消滅させる決意をしたわけですが、そのあとのことをどう考えているのか。ここは小林の本心が一番知りたいところだと思います。

谷風とイザナが屋外を歩いていると、シドニア船内を空のように照らしていたヘイグス灯が消え、緊急事態レベルが10に引き上げられます。ついに大衆合船との戦いが始まったのです。

第7巻はここまでです。オカリナ戦とのクライマックスが終わったと思ったら、息をつく暇もなく大衆合船との戦いが始まる。この展開は纈(ゆはた)でなくてもショックだろうなと思います。

そしてやはり、不死の船員会の抹殺ですね。これはある意味、やはり『風の谷のナウシカ』のマンガ版の7巻でナウシカが古代人が復活するための種子を虐殺する場面がありますが、古き良きものの復活よりも今を生きる者の生と意志を優先させる、というメッセージがあるのかな、という気がします。あまりに大きな問題で何がいいとは一概に言えませんが、同じようなものをこの場面に感じました。

この先の新たな展開が楽しみです!

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