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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第9巻40話「たった二機の救出部隊」を読みました!

シドニアの騎士(9) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(9) (アフタヌーンKC)
(2012/12/21)
弐瓶 勉

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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第9巻40話「たった二機の救出部隊」を読みました!

惑星ナインの探査任務に向かった4機の隼風部隊は、隊長とイザナをのぞいて大破してしまい、その二機も惑星ナインに墜落して行ったのでした。それを見た融合個体つむぎは動揺してしまい、科学者落合(見かけは岐神)の判断で谷風の新型機と救助に向かうことになります。

イザナは、ガウナを振り切るために惑星ナイン(土星のような大型惑星)の大気圏内に突入して行ったのですが、後ろから多数のガウナが追いかけてきます。イザナは目をつぶり、生体レーダーで標的を確認し、撃破していきますが、数が多すぎて対処できず、現れた障害物に弾体加速装置をぶつけて外れてしまいます。

しかしガウナが自分たちでなく弾体加速装置に群がるのを見て、ガウナたちが反応しているのが人工カビと高濃度のヘイグス粒子であることに気がつきます。そしてイザナはガウナを振り切るため、ヘイグス粒子の燃料とガウナを撃破できる唯一の武器である人工カビ刃を捨ててしまいました。イザナの予想通りガウナがおってくるのをやめたのを見て、隊長は舌を巻きます。

掌位して、おそらくはつむぎの未知の推進力が大きかったのでしょう、ナインに到着した谷風たちは掌位を解除して攻撃、掌位して突入、と息の合ったところを見せます。しかし大気圏内からの攻撃で撃ち落とされた谷風は、ナインの大地の浮島に激突します。ナインはガス惑星なのですが、惑星の大気の底には明確な地表があるという設定のようです。しかし新型素材で作られた実験機はびくともしません。

一方つむぎは「地形を把握している」ガウナと交戦し、そしてその赤い姿を現します。そう、そのガウナは紅天蛾(ベニスズメ)、星白の形をした知性を持ったガウナだったのです。

正体不明の、手を焼く様々なガウナの中で、この紅天蛾はもっとも華がありますね。今回現れた紅天蛾はなぜか、星白の姿をして、星白の骨格を持った形で現れたのでした。これはかっこいいです、正直言って。

星白の形を真似したガウナは全部で三体あり、そのうちの一体は撃破され、もう一体は胞衣(エナ)を谷風がシドニアに持ち帰り、科学者落合の復活(岐神の脳の乗っ取り)ととともに融合個体の母体として使われ、それから生まれたのがつむぎだったのです。そしてずっと宇宙空間でシドニア軍を悩ませてきた紅天蛾。ゆかりの深い谷風つむぎの二人と、紅天蛾との最終決戦がついに始まったのでした。

つむぎ紅天蛾との戦いを始めます。凄く迫力があります。そしてつむぎは、「谷風さん、イザナさんのところへ早く!」と言って戦いを引き受けます。操縦士のもずくも「スペックはつむぎの方が上です。時間を無駄にしないで」といい、谷風も了解してイザナたちを探しに行くのでした。

紅天蛾と対峙したつむぎは、「よかった…あなたの息の根を止めるのは私の役目だと思っていました」と言います。二人の戦いは、惑星ナインの大気を引き裂き、厚い大気を突き抜けて宇宙空間にまでその衝撃が伝わっていくのでした。

ほんとうに壮大な、「神々の諍い」という感じの場面で、このあたりもぜひアニメで見たいところですね。

一方ナインの地表に降り立ったイザナたちは、衛人を離れて地表を探検に行きます。隊長は、「未開の星を探検するのが子どものころからの夢だったんだ」などと言っています。そして二人の前に、巨大な人間型のガウナが現れたのでした。

この話はイザナの窮地に追い込まれた時の冷静な判断の冴えが描かれていますし、また紅天蛾との宿命の対決の最終盤にふさわしいつむぎとの戦いが描かれていて、本当にわくわくします。この話を構想した時に弐瓶さんはここまで考えていらっしゃったのか、本当に凄いなと思います。

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