個人的な感想です。

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アフタヌーン6月号で鶴田謙二さんの『冒険エレキテ島』復活第5回を読みました!


冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)
(2011/10/21)
鶴田 謙二

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アフタヌーン6月号で鶴田謙二さんの『冒険エレキテ島』復活第5回を読みました!

鶴田謙二さんの作品を初めて読んだのは、梶尾真治さんの原作の『おもいでエマノン』(徳間書店、2008)を書店で見た時でした。2008年だと思いますので、もう6年前ですね。『エマノン』シリーズはいまでも『コミックリュウ』で連載されていますが、この『冒険エレキテ島』は2010年に「漫画BOX AMASIA」に掲載されたものの続きが月刊アフタヌーンで連載され、単行本が1巻出ています。

私は単行本は持っていますが、アフタヌーンでの連載は読んでいないので、間が少し抜けていることになりますね。

主人公の御蔵みくらは祖父のブライアンと複葉機で伊豆・小笠原の島々で海を渡って荷物を運ぶ空輸業をやっていましたが、祖父の遺品から太平洋を3年周期で回遊するという、幻の「エレキテ島」の存在を知り、どうにかして行ってみたいと思います。一度はたまたま島に近づいたものの、謎の砲撃によって撃退されてしまい、それは夢だったのではないかという感じになっていたのですが、何度も何度も機会を狙って島に近づこうとしていたのでした。

途中、間があいて読んでない部分があるのですが、今回、どうやらみくらはなんとかエレキテ島に上陸したようです。自然や風景の精密で細密な描写は鶴田さん絵の大きな魅力です。

海に浮かぶラピュタのような不思議な島。軍艦島のようでもあり、モンサンミッシェルのようでもある。この島をみくらは一人探検して歩き、そして自分が乗ってきた複葉機Mikura Amelia号を点検に行きますが、エンジンまで浸水していてもう飛べないようです。そして海に入ってみて分かったのは、海水に塩の味がしないことでした。

みくらは祖父に「あたしエレキテ島に着いたよ。報告が遅れたけどその間いろいろあったんだ。じゃ、まず着いた日のことから始めるね」と語り始めるところで終わりました。

第2巻が出るまでにはだいぶかかりそうですが、どちらかと言うと山の中を彷徨っている印象があった「エマノン」にたいし、「エレキテ島」は海の話であるのかいいなあと思います。

エマノンは自分自身が神秘的な異界そのものであるような存在ですが、「エレキテ島」は自分の中のどこかに引っかかっている異界を、主人公のみくらが探している、そんな印象があります。

よく考えてみると、複葉機を操縦してどこかにある謎の島を探すというのは、本当にラピュタに似ていますね。でも何て言うのでしょう、鶴田さんの主人公は長い髪ですぐ裸になる(でも基本健康的です)そばかすがあって煙草を吸って目力の強い女の子で、やはりそういう存在の持つ力に引かれているところがあるなあと思います。でもその存在が一体どこに読む人を連れて行くのか。その先は分からないのですね。

そういう意味でいうと鶴田さんの描く少女は、「牛に曵かれて善光寺参り」の「牛」なんだろうなと思います。(変なたとえですが)やはり「牛」は魅力的でなければなりませんよね。

次号の掲載は6月発売の8月号だそうです。単行本2巻もいつ出るのか、楽しみにしたいと思います!
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