個人的な感想です。

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『シドニアの騎士』9巻44話「緑川纈の決断」を読みました!ゆはたと弦打の活躍が良かったです!


シドニアの騎士(9) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(9) (アフタヌーンKC)
(2012/12/21)
弐瓶 勉

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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』9巻44話「緑川の決断」を読みました!

寝ても覚めてもシドニア、というほどではないのですが、割としょっちゅうシドニアのことを考えてしまうのですが、こうやってあらすじをまとめながら感想を書いて行くと、作者の思考の流れとか、細かい設定軒がつかなかったところとかに結構気がついて行くものだなと思います。

谷風長道(ナガテ)の乗る衛人(モリト)は、基本的には一七式継衛(ツグモリ)なのですが、度重なる戦闘で何度もダメージを受けていて、8巻ラストの39話から「開発にべらぼうな費用がかかる高コスト機」とか言われている「実験機」に乗っています。この機体は軽く速く、陶磁器のようにきれいな素材が使われています。初めてこれに谷風が乗ったのは、惑星ナインの周回調査に向かったイザナたちがガウナに遭遇して惑星ナインの大気圏に突入したのを知った融合個体のつむぎが取り乱してなんとしてでも助けに行くと言ったために、岐神(実は科学者落合)が新機体開発主任の佐々木をたき付け、出動させたことで、この時はまだ機体が組み上がってなかったのですが、「おやっさんの勘で組んじゃって!」という世界で出動したのでした。

この戦闘は結果的に紅天蛾(ベニスズメ、星白閑を複製したガウナ)との戦いになり、ついに撃破することになるわけですが、その後も惑星ナインでの降下訓練や惑星ナインのリングからの資源回収任務などでも一九式を遥かに超えた性能とパワーを発揮しています。この辺り、私はあまり機体やロボット自身にはそんなに関心を持つ方ではないので(ガンダム以来の伝統をあんまり感じてないわけですね。マジンガーZは好きだったけど)谷風はこの時点でどういう衛人に乗ってるんだっけ、と時々考えてしまうのですが、この時点では実験機に乗っているんだなと再確認しました。

43話ではつかの間の日常場面が続いたあと、直径3キロに渡る分厚いエナに囲まれた巨大な単体ガウナがシドニアとの衝突を狙って大衆合船(大シュガフ船)から発射されて、シドニアに迫っているところで終わりました。出動したのは谷風つむぎ。小惑星をも破壊出来る高速弾体加速装置で立ち向かうところでした。

44話の冒頭、谷風つむぎは加速をつけて巨大な弾頭を単体ガウナに撃ち込みますが、単体ガウナには命中したもののダメージを受けません。そして超高速での飛行だったため、谷風たちはシドニアにガウナが命中するまでに帰還することは不可能になってしまいました。衛人最高の攻撃が通用しなかったことに佐々木はショックを受けていますが、はシドニアの艦載砲での攻撃を考え、重力警報を発令します。ここで不動産屋さん(住宅局)が映って「ええ!?ちょっと待って、防震扉の取り付けまだ全然終わってないのに!」
と困ってしまうところがなにげに好きです。

船首を回答して砲門を開くシドニア。何事かを考えていた弦打は砲門の前面に立ってしまい、慌ててよけます。サマリ班の衛人の攻撃も、隼風の芯による攻撃も、すべて効きません。衝突まで3分を切り、指令補のは焦りを感じます。こういう場面で小林艦長がでて来ず、佐々木と二人で作戦を立てているのは今までにないことですが、それだけ艦長の信頼が厚くなって来たということなのでしょうか。

手だてを思いつかない(ゆはた)に、つむぎは「どうしたんですかうちではあんなに偉そうにしていたのに。さんらしくないですよ!」と檄を飛ばし、イザナも「なら出来るよ落ち着いて!」とメール?をおくります。司令室の後ろでゆはたをみているイザナを見ると、頑張れ、とガッツポーズをしています。励まされて落ち着いた纈はさらに考えます。そして「大重質量砲」発射を用意させます。シドニア最大の大質量をぶつける大重質量砲でエナを剥がし、露出させた本体に衛人の対ガウナ弾を撃ち込もうというのです。

この大質量砲の弾体加速装置は全長28キロ。シドニア本体の長さがどのくらいあるのかデータを見ないと分かりませんが、幅が5キロだったから40キロくらいでしょうか。その大半を使った巨大な弾体でした。弦打はその発射線のぎりぎりのところにいて、貫通した大重質量砲と同じ方向からガウナ本体に対ガウナ弾を撃ち込むことを考えていたのでした。例によって「サマリ、命中させたら俺と光合成してくれるか」とか言ってます。サマリは「弦打!そんな所にいたら潰されるわよ!」といいますが、弦打は「ガウナを撃破できなきゃ同じことだぜ」と笑いながら覚悟を決めているようです。この場面は弦打がハリウッド映画のスターみたいでかっこいいです。

そして見事に狙いどおり、弦打の一撃で巨大ガウナを撃破し、泡状分解させることに成功しました。

しかし、反動で惑星ナインの重力に捕まったシドニアは、メインエンジンに点火させ、脱出を図ります。居住区に被害がでていることを知った纈は基地部を省電力モードにして居住区の重力制御を再開させますが、そのため司令室の重力が制御できなくなり、纈は浮いてしまった室員を助けようとしますが、自分が投げ出されてしまいます。そして壁に激突したと思ったら、纈を守って壁との間に挟まれて重傷を負ってしまったのは、イザナだったのでした。

今までは重大な場面になると小林艦長がでて来て判断を仰ぐことになっていたわけですが、今回は全くでてきません。それだけ纈が信頼されているということなのでしょうが、逆に表に出て来ない艦長が何をしているのかも気になったりします。

また、小林艦長なら居住区の被害はやむを得ない、と切り捨てるところですが、纈は居住区の重力制御を再開して司令室を省電源モードにしたために自らも飛び上がってしまいイザナを傷つけることになってしまう、というような優しさなのか甘さなのか微妙な面も見せたりして、また小林とは違う指揮ぶりを見せるところもいいなと思います。

今回の主役はゆはたと弦打と言う、ふだん目立たないポジションにいる二人で、この二人の活躍でシドニアが守られたというのもまた、いい展開だなと思いました。
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