個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第10巻第46話「かなたのはじまり 前篇」を読みました!物語がどんどん広がっていくのを感じました!

シドニアの騎士(10) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(10) (アフタヌーンKC)
(2013/05/23)
弐瓶 勉

商品詳細を見る


弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第10巻第46話「かなたのはじまり 前篇」を読みました!物語がどんどん広がっていくのを感じました!

前回、「触手お化け」の正体を突き止めようと仄焔・煉の姉妹が調査を続けるうち、谷風の家にたどり着いて標的がいると見定めたこたつを蹴り飛ばした、ということがありました。

そのこたつは実は緑川纈(ゆはた)が寮母のヒ山さん(熊の格好をしている)からもらったものなのですが、焔の蹴りがあまりに見事だったためか外部隔壁の谷風の家から蹴り飛ばされたこたつが居住棟のヒ山さんの家の塀と屋根を破壊してしまったのです。(笑)

で、今回は仄姉妹とゆはたがヒ山さんの家で後片付けをしている場面から始まります。で、ぶつくさ言う煉が「ふん!ヒ山さんってちょっと腕力があるからって調子に乗ってない?身体能力なら私たちの方が絶対上だから!」とか生意気なことを言っているとそこにヒ山さんが帰ってきて、「それは私に勝てるって意味かしら」と言われて「ひっ」となると煉は放り投げられてぐるぐる回されて「ゴメンナサイィ」と言っています。(谷風たちが窓の補修をしていること、今回読みなおしていて初めて気がつきました)

一方谷風の家では谷風イザナつむぎの3人が壁と窓の補修をしています。その時、ガウナ反応があり、谷風つむぎは出撃して調査しますが、結局見つからず、二人は帰艦します。

一方、シドニアの外郭に位置する外生研(外宇宙生物研究所、でしたっけ)。実はそこに、人の頭ほどの小さな本体を持ったガウナが取りついていて、その珍しい小さなガウナを見つけた岐神(脳が科学者落合に乗っ取られている)は司令部には内緒でガウナの生態を観察しろと外生研の田寛ヌイ(脳を乗っ取られている)に命じます。

そして科戸瀬ユレ博士の実験室。つむぎに続く第二の融合個体、「かなた」がつくられています。まだ未完成の状態ですが、見た感じの形はサタンに似ています。男の子の精神が宿っているようです。ユレに、「すごく小さい」というかなたに、ユレは「それはあなたが大きくなったから。それがあなたの本当の姿よ」と言います。手足を動かして機嫌のいいかなたですが、もう休憩だと言われて不満がっています。そして岐神が「新脳集波制御装置」(NBCS)を起動させると、かなたの意識は岐神に乗っ取られます。かなたをそうして制御させていこうという試みなわけですね。以前、薬によって眠らせることで岐神はかなたをコントロールしようとして、ユレに反対されていますが、とりあえずここまでは来たようです。

一方、外生研のガウナはかなり巨大に育ってきていますが、田寛はそれを内緒にしたままです。

谷風の家では4人でこたつでトランプをしているのですが、つむぎが近くにガウナがいることを察知します。しかし、それは外生研のサンプルが原因だとゆはたに伝達されますが、つむぎと谷風はどうもいやな予感がしたようです。

そしてかなたも、それを察知したようで、「友達が生まれる。ぼく会いに言っていい?」とユレに言います。

嫌な予感を感じた谷風は外生研を訪れて田寛に問いかけますが、田寛はインタホンのスイッチを切ります。岐神=科学者落合はもう巨大化したガウナを観察しながら、「つむぎがこの存在に気がついたのだろう。私はこれがどう変化するのかを見たい」とマッドサイエンティストぶりを見せています。このあたり、なぜ宇宙空間で訓練する衛人部隊が気がつかなかったのかなと思いますが、ごくわずかの期間だったのかもしれません。

一方融合個体2号のかなたはまた勝手に触手を伸ばして騒ぎを起こしています。岐神と違いユレ博士は何とか薬を使わずにかなたを制御しようと頑張っています。その騒動は艦長にも伝わり、副官の落合(科学者落合のクローンだが記憶は失われている)が報告していますが、艦長の小林はかなたのことはぎりぎりまで対処を避けろと言い、しかし「外生研の妙な動きが気になる、調査しろ」と言います。小林は何をどう感じたのでしょうか。

かなたの触手は外生研に届き、そこにあるエナ星白(つむぎの母体)を見てしまい、「なにここ…こわい!」と言います。岐神がNBCSを起動させますが、なかなか制御できません。かなたは自分に入ってくる岐神の意識を拒絶しているようです。そしてかなたが暴れ出し、周りを破壊し始めます。あとはもう強制的に心停止させる、つまりかなたを死なせるしかないという状態に追い込まれた時、NBCSの意識が逆流します。ということは、意識が岐神からかなたに流れるのではなく、かなたの意識が岐神に流れ込んだということなのでしょうか。もともと岐神の意識は科学者落合に乗っ取られているわけで、ということはここで一体何が起こっているのでしょうか。ちょっと事態が複雑すぎてよくわかりません。

そしてかなたの動きを制御していた『眼帯』が吹っ飛ぶと、かなたの頭部にはアティチョークのような、巨大な花のようなものが開いたのでした。

今回は、外生研に取りついた小さなガウナがどんどん成長して巨大になる不気味さと、それに反応するつむぎとかなた、そしてつむぎと違って男の子らしくわがままなことをいうかなたの様子などが描かれています。大きな力を秘めているらしきかなたが、ユレの言いつけも岐神の脳波操作も聞かない状態に育っていくありさまが怖いです。何しろサタンみたいなんですから。

それが谷風宅の平和なトランプ風景と対比されて、すごいことが起こりそうな事態がより強調されていっています。かなたの秘められた力は、それを封じ込めなければという動きと相まって12巻前後の新たな動きにもつながっていきますし、この存在がシドニアの命運を大きく動かすものになっていきそうです。

ツヅキマス!
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

kous377

Author:kous377
FC2ブログへようこそ!

最新記事

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR