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アニメ『シドニアの騎士』第7回「覚悟」をもう一度振り返ってみます!


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逢坂良太、洲崎綾 他

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アニメ『シドニアの騎士』第7回「覚悟」をもう一度振り返ってみます!

今回は、原作のマンガと照らし合わせながら振り返ってみたいと思います。

アバンでは星白の敬礼の場面。これは2巻の9話、単行本118ページですね。そしてアニメ第6回では戦闘場面抜きで第9話の終わり、星白戦死のテロップにつながりました。これは演出としてはかなり成功していたと思います。原作読まずにアニメを見ていた人たちにはすごいショックがあったようですね。

第7回ではOPに続いて原作どおり戦闘場面になります。前回この回のことを書いたときには原作で確認できなかった「連結型ガウナには必ず主本体がある!発見したら最優先で破壊しろ!」という台詞は原作にもありました。ですから連結型やシュガフ船と戦うときには主本体の破壊が基本的に作戦行動の第一目標になると言うことなんですね。その辺りをちゃんと認識していませんでした。

また、尾部切断の爆破杭を打ち込むとき、原作では星白がかなり活躍していて、仄に指示したりもしますし、爆破杭の打ち込み本数も星白4本、谷風3本とアニメと逆になっています。アニメでは谷風の優秀さが強調され、星白はむしろ命令を無視して谷風を救いに行った面が強調されていて、ちょっと百瀬と同じパターンになってしまったかなと言う気はしますが、優秀な谷風が動揺して木偶の坊になってしまったことがより強調されている、と言う方を選んだのだなと思います。

また、アニメでは岐神が回収された星白機を見上げて、怒りに震える谷風に「星白を殺したのはお前だ」というなど、星白に対する執着のようなものがあるように描かれています。(第1回でも「俺の家に来い」と星白を誘う場面がありました)星白も岐神の「欲しいもの」の一つで、谷風が奪って行ったもの、と言う形になっているわけですね。

落合の艦長への報告は原作ではあっさりしていますし、また緑川纈(ゆはた)が電話をかけ続ける場面もありません。イザナとヒ山が心配している場面は、ヒ山が「手荒いけれども優しい」人物だと言うことが強調されていて、原作にある「熊だからやや兇暴」的なおかしみが弱くなっているところはちょっと残念でした。ヒ山さんはあんまり優しくない、というかちょっと怖い感じがする方がテイストとしてはいいなと思います。またナガテとヒロキの会話は原作にはありませんでしたが、なんかこれはほっこりしてよかったなと思いました。

連れ出されたナガテが襲われるところは原作はかなりリンチ的でしたがアニメでは石をぶつけられる程度で済んでいます。

そしてここからがかなり再構成が激しく行われているのですが、3巻13話の艦長の光合成の場面、ここで非武装主義者がレム恒星系へ植民することを認めています。また星白を複製したガウナ3体の登場を4巻冒頭16話の緑川纈が司令補に任命された場面に合わせているために、3巻のエピソードはかなり省略されそうな感じがしています。紅天蛾との戦い、エナ星白の話を主筋にするでしょうけれども、イザナゆはたの谷風をめぐる恋の鞘当ての部分は飛ばされるのかなと思いますし、3巻後半の600年前のカビ発見のエピソードはすでに説明で済まされているのでそれもやらないのだろうなと思います。科戸瀬ユレ博士の初登場も、過去のエピソードとしてではなく「降ろしの儀」の指示を受ける場面になっています。

ゆはたが司令補になる、その経緯と、ゆはたの決意と不安、と言う場面がアニメでは強調されていて、それを元司令補の勢威が優しく見守る、と言う感じになっています。原作では3巻で谷風はかなり武勲をあげて信頼を回復していて、ゆはたの初指揮のときには班長としてカビザシを持って臨むことになっていますが、アニメでは星白死亡の次の戦闘で星白を複製したガウナと戦う展開になりましたから、これは谷風と星白との関係性をとても強調した演出・構成になっていると言うことですね。しかしここでけっこう谷風は独断で行動する場面もありますからちょっと周りからの信頼がどうなのかな、という気もしてしまいます。ちなみに原作ではこのゆはた初指令の戦いがイザナの初陣にもなるのですが、アニメではそれはずらされています。

アニメでは原作では読者の想像力で補っていた場面を描き込んでいるところと、ストーリーを複雑化させる再度ストーリー的な部分を省いているところがあって、やはりある意味アニメというのは原作とは違う作品なんだなあと思います。この先の展開を楽しみにして行きたいと思います。
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