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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第12巻55話「水城の出艦」を読みました!


シドニアの騎士(12) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(12) (アフタヌーンKC)
(2014/03/20)
弐瓶 勉

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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第12巻55話「水城の出艦」を読みました!

第11巻は市ヶ谷テルルにまるまる1巻という感じでしたが、その他にも大シュガフ船を間近に見たり、「ヘイグス粒子とカビの使用」がガウナを呼び寄せるのだと言うことが確認されたりなど、設定構造が少しずつ明らかにされて行った面もあります。そして進められていた新しい大型艦艇による任務=恒星レムにあるものを運ぶという任務が、主人公の衛人操縦士・谷風長道とその同居人たち、生体レーダーで同じく衛人操縦士の科戸瀬イザナ、司令補(すぐ分かりますが今回の任務で重要な役割、そのためか表紙にもなってます)の緑川纈(ゆはた)、戦闘能力の高いガウナとの融合個体である白羽衣つむぎ、そして新たに同居人になった人工生命体で操舵士の試験に合格した市ヶ谷テルル、みんなが参加して行われることになりました。

12巻冒頭はガウナとの戦闘シーン。実験機に乗る谷風と一九式でしょうか、に乗る。多数のガウナが出て来て全機離脱の状況の中、は妹のがいない、と叫んでいます。の乗る衛人は完全にガウナに取り付かれ、連結型ガウナの中に取り込まれて行ってしまいました。反撃しようとするですが、谷風は「だめだ、戻れ!」と叫んでいます。は「お姉さん…」というつぶやきを残してガウナの中に沈んで行ったのでした。

凄惨な戦死の場面から始まった第12巻ですが、11巻ではテルル救出と言う困難な任務が無事遂行されたので、やはり構成上、人類が直面している危機を再確認する必要があったのかなと思います。

数日前に戻り、シドニア船殻付近で新たな大型艦艇が竣工し、出航式が始まろうとしています。シドニアからその艦艇をかぶりつきで見ているのはゆはた。衛人プラモのマニアである彼女はこの艦艇のスペックをすらすらと興奮気味に語っていますが、ゆはたも乗船メンバーなので促されて艦内に走ります。艦艇の周囲にいる衛人部隊とつむぎ。イザナ、つむぎ、弦打、サマリの会話がきこえ、谷風と勢威の顔も見えます。艦艇の名は「新造戦術防巡艦 水城」。水城とは日本書紀に出てくる、白村江の戦いに敗れた日本が九州北部に築いた濠と防塁からなる防衛施設のことです。遺跡は残っていますが、その実態はあまり良くわからない面もあるようです。

一方艦橋では科戸瀬ユレ博士が佐々木を送っています。佐々木は艦長のことを心配しています。司令室ではゆはたが中心に座っていて、発進準備完了!の声。「艦長?」とテルルに振り向かれ、ゆはたは自分が艦長であることを自覚します。「よし!水城出撃する!」の声とともに、水城はシドニアからはなれ、宇宙空間へと旅立ちます。この場面はすごくワクワクしますね。

衛人を収納し、「特殊加速」をかけると目に見えないような速度で水城は宇宙空間に消えて行きます。艦長小林がそれを見送ります。

慣性航行に移り一段落つくと衛人操縦士たちが出てきます。谷風イザナが通ろうとすると廊下が姉妹に占領されています。しかもやけに人数が多い。11人だったのが、さらに11人追加されたのですね。すでに戦死者も出ているので全員いるわけではないのですが。そして22番めの谷風に挨拶します。が「はすごく優秀で、さっきも自分たちの部隊にいた」といいます。

サマリ、弦打、勢威は積み荷について話していますが、良くわかっていません。弦打はそれを見に行こうとしますが、佐々木に怒られます。つむぎの部屋に行った谷風とイザナは、つむぎがそこに隔離されてしまうのはかわいそうだから、なんとかしてやりたい、と相談します。

積み荷をどうしても見たいと思った弦打は配管に潜り込んで格納庫を探しますが、迷い込んだ先に女子光合成室があり、サマリの光合成姿を目撃してしまったのでした。しかし焦ってそこから去ろうとしたので誰かがのぞいていたということがバレバレになってしまいます。ちょうどそこにつむぎを通すための配管のふたを開けようとしていた谷風が工具を持って通るのをサマリに見つけられ尋問されますが、イザナとつむぎがそこに来て、疑いは晴れます。サマリが交渉してくれた結果、つむぎはおおっぴらに船内に出入りできるようになり、はしゃいでいます。

しかしそんな平和な風景もつかの間、水城の進路に歪んだ宙域が現れ、ヘイグス粒子砲を撃ってみると、そこに巨大な連結型カウナが現れたのでした。

今回は、新たな任務とこの「水城」の姿、艦内の様子を紹介するのがメインだったでしょうか。出航式から水城が遠距離に加速する姿が、やはり一番のみどころでしょうね。この辺りもアニメになるときっとかっこいいだろうなと思います。11巻が作中では旧式の非ヘイグス機関での戦いでしたが、12巻ではこの時代の最新鋭の兵器が駆使されることになり、その辺りもまた見所になってくると思います。


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