個人的な感想です。

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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』を読みながら、サブタイトルの重要性について考えてみました!


シドニアの騎士(12) (アフタヌーンKC)シドニアの騎士(12) (アフタヌーンKC)
(2014/03/20)
弐瓶 勉

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弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第12巻58話「水城の能力」を読みながら、サブタイトルの重要性やマンガの読み込み方について考えてみました!

おはようございます。「個人的な感想です」略して「こじかん」です。

私はもともと、連載マンガに毎回つけられているサブタイトルはあまり気にしない方だったのですが、最近はこうやって感想を書くこともあり、結構ちゃんと確認するようになってきました。そうすると、内容自体も分かりやすくなって来るところがあるということに、最近気がついています。

マンガはどちらかと言うと読んで見て感覚的にとらえるメディアと言うイメージが強いですけれども、実際にはものすごく情報量が多いのですね。それはこのようにあらすじを追いながら感想を書いていると、すごく感じます。実際、かなり詳しく書いているとお思いになる方も多いと思いますが、実際にはこれでもかなり情報量は落としているんですね。特に絵で示唆されている部分は、読み落としている場合も多いですし、書ききれないことも多いです。

感想を書くためには、何についてどう思ったか、という部分が必要になりますから、ある程度の描写が必要になりますし、またなぜそうなったかが分からないと私の書く感想の妥当性も読む方に判断できないですから、ある程度書かせてもらうことになります。しかしもちろんそれで読んだことには全然ならないわけで、この感想を読めば読むほどもとの作品を読みたくなって、実際に買ってもらう、という形で作者さんにも貢献できたらなあと思っています。

作品にはいろいろありますし、読み方にもいろいろありますし、また感想もみな同じということはないので、読む人が読むための手がかりになったり、あるいは読んだあとなんだかもやもやする、あれはなぜこうなったのか良くわからない、と気になったりするときに、他の方の感想や2ちゃんねるやまとめサイトを読んで「そうだったのか!」と思うことはよくあります。そうやって共有して感想を深めることでさらにそれが作者さんたちにフィードバックされ、新たな作品世界が展開して行く、そんなことになったらとても嬉しいですね。

この『シドニアの騎士』は特に、本当に情報量の多い作品です。しかも、1000年以上あとの未来が舞台になっていますから、当然ですが出典はこの作品しかありません。しかし、現代の作品であるわけで、当然現代の文化や、現代までの様々な文献世界や研究成果も参照されています。この作品は特に古事記などの日本古典や日本神話が参照されて反映されていますし、また旧日本軍の組織や旧日本軍を舞台にした戦記や映画やマンガなどが参考にされていて、面白いです。「水城」はもちろん7世紀に唐からの侵略を防ぐために九州に造られた城壁ですし、衛人(もりと)というのも防人(さきもり)等を思わせるネーミングですね。

あまりにも情報量が多いので、理解の助けにするための様々な説明がなされていて、それはWikipediaによれば弐瓶さんの作品では画期的なことのようですが、私はこの作品が初めてなので、へえっと思います。そしてサブタイトルもまた、この話の内容理解を深めるために、すごく大切な要素だなと思ったので、今日はそのことについて書いてみました。

サブタイトルが、何に注意して読めばいいかと言う方向性を与えてくれるのですね。サブタイトルがこの回をまとめて表現しているかと言えば、必ずしもそんなことはない。特に長期連載の伏線が張り巡らされた作品では、様々な筋が同時並行していますから、まとめるなんてことは不可能なわけです。でも、こういうタイトルを付けたくなる内容なのだろうな、と思いながら読むと、読んでいるときに意識の流れの中心のようなものが出来て、読んだ印象が散漫にならないで済むわけですね。

まあもちろん、ただ「面白い!」と思って読めばいい、ものでもあるのですが、より深く作品世界に入りたいと思えば、そういうところも読み込みたい、と思ってきます。

というわけで、そんなことを参考にする読み方もあるよ、ということについて書かせていただきました!
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