個人的な感想です。

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アニメ『シドニアの騎士』第10回「決意」を見ました!


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(2014/06/25)
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アニメ『シドニアの騎士』第10回「決意」を見ました!

1クールのアニメ『シドニアの騎士』。全12回ですからもう大詰めです。見れば見るほど1クールで終わるのがもったいないなあと思いますが、また是非2期を期待したいなと思います。

今回のアバンは谷風長道と緑川纈、科戸瀬イザナの3人が気分転換に旅行に行く、ということで基底部近く(つまり地下暮らしの長かった谷風にはなじみのある場所が多い)の旅館を訪ねて行きます。ここは原作では第4巻18話「科学者落合の娘」にあるエピソードですね。ゆはたにもイザナにも旅行の約束をしてしまった長道は、結局ゆはたのプランで三人で出かけることになり、ゆはたイザナも機嫌が悪くて、小競り合いをしながら歩いています。訪ねついたのは「重力館」という旅館。本当に泊まれるのかどうか怪しいくらいおんぼろで、「力」の字が屋根に落ちています。その上の配管には無数に止まっているカラス。寂れています。原作ではイザナが鞄を落としますが、アニメではゆはたがリュックを落として、イザナがちょっとゆはたに攻め込みます。アバンと言うと今までのまとめ、ということが多いわけですが、今回は日常話の軽いコミカルな場面から始まりました。

谷風が引き戸を開けると「長旅おつかれさまでした」と言って出て来たのはなんと素顔の艦長小林ゆはたイザナは顔を知らないので平気ですが、長道は焦ります。その横のイザナの変な顔が可笑しいです。艦長は谷風の言葉を遮って「重力館の女将、田中でございます」と言います。よろしくお願いします、という3人でしたが、谷風だけ直立してリキが入ってしまいます。原作ではここでクローン落合が出て来て「一般船員にまぎれるのがあの人の唯一の楽しみなんだ」という説明が入ってそれも可笑しいのですが、アニメでは説明抜きでした。

宿は基底湖に面していて、イザナは歓声を上げますが、ゆはたに「気に入ってくれたみたいですね」と言われて「やっぱりでっかい水たまりだこんなの」と文句を言います。長道はただぼーっと見ているだけです。(笑)

場面は変わって外生研。エナ星白が美しいです。

また旅館の部屋。ゆはたが「シドニア不思議物語」を見せます。科学者落合の謎、という項を読ませて、ゆはたは「科学者落合の研究施設が基底湖の底にあることを突き止めて、その研究施設に通じる鍵を手に入れた」というのでした。

再び外生研。多寛ヌミが科戸瀬ユレに「エナ星白がカビザシの方向を見ている」という報告をします。ユレは「それを機密事項に設定するわ」といいます。この場面も、重力館より前ですが、18話です。

基底湖の近くの入り口から、探検に入る3人。イザナは思わぬ展開に嫌がっていますが、長道は動じていません。3人が中に入ると入り口は閉まってしまい、外に出ることは出来ません。混乱したイザナが暴れると、長道の顔がぼこぼこになっています。(笑)原作ではこのときイザナはすでに初陣を終え、右腕と左足を失って機械式の義手義足になっていて、義手で握って谷風の腕を負傷させる、と言う展開なのですが、アニメではそれが出来ないのでそういう展開にしたのですね。

結局そこから外に出られないから他の出口を探そうと、奥に入って行くことになります。怖がるイザナが谷風の腕を取りっぱなしです。谷風は、ふと匂いで「生きている配電盤」を嗅ぎ分け、そちらに走ります。そして二人を呼ぶと、エレベーターを見つけます。エレベーターは動き出しますが、どこに動いているのか良くわかりません。そして止まって扉が開いたところを出ると、そこにはMSCFがありました。最厳重警備隔離施設です。そこに現れたのは、仮面をした、つまり最上位船員姿の科戸瀬ユレでした。原作ではここで3人に話しかけますが、アニメでは何も言わず、現れた警備の男たちの麻酔銃で3人は眠らされてしまいます。ユレの声でイザナが気がつかないのがやはり不自然だと判断したのでしょうね。

ナガテが目を覚ますと、そこには仮面を取ったユレの姿。谷風はイザナと勘違いし、「ゆはたは…」と言いますが、「私は科戸瀬ユレ。イザナは私の孫よ。イザナは私の正体を知らないから、あなたも黙っていてね」というのを聞いて驚きます。「今からあなたに見せたいものがあるの。驚かないでね」と言って部屋の明かりをつけます。そこに現れたものをみて谷風は「ガウナ…!」と言いますが、そこにやって来た和服の女将姿の艦長は「ガウナではない。これはある科学者が産み落とさせたエナと人間の融合個体」と言います。

場面は岐神邸の書庫に変わります。「融合個体?」とつぶやく岐神に海蘊は100年前の第4次防衛戦で科学者落合が生み出した兵器、融合個体の説明をします。そして書庫の奥にある謎の扉。そこは、岐神家の者でも開けることの許されない扉でした。この場面は、4巻ラストの20話「岐神海苔夫の葛藤」に出てきます。

再びMSCF。ユレと小林は谷風に、融合個体がガウナをシドニアに引き寄せていること、そしてこの融合個体を原料に人工のカビ(ガウナ本体を貫通する唯一の物質)の製造に成功したことを説明します。この時の艦長は和服にしては胸がでかすぎて、ちょっとそのへんは調整してもよかったのではないかと思いました。和服では鳩胸にならないようにさらしを巻いたりする、という文化は廃れたという設定なのでしょうか。まあユハタにしろユレにしろ、原作に比べて胸がでかすぎる傾向はあるのですが(サマリは原作どおり)、やはり3Dだからでしょうか。(意味不明)艦長は人工カビを使った新兵器を東亜重工が開発していると告げ、谷風にその運用試験をしてもらう、と告げたのでした。

場面は重力館の部屋に戻り、ゆはたとイザナが目を覚まします。どうやって戻って来たか覚えていないという二人に、谷風は「俺も」と言います。原作では真面目な顔をした長道が二人にお茶を入れてあげるのですが、まあ原作の味のある場面はアニメでは分かりやすく改変されているところが多くて、これもその一つですね。

外生研では、エナ星白が指で「ながて」と書くのを、田寛が驚いてみています。一方、非武装主義者の集団の先発隊はシドニアから旅立ち、それをテレビでヒ山と谷風とイザナが見ています。この場面は4巻19話「科戸瀬イザナが見た夢」にあります。非武装主義者たちは、武器を持たなければガウナは襲って来ない、という主張なので武器を全く持っていません。イザナは夜、もしガウナのいない世界があって、星での生活が出来たらどんなにいいだろう、と思います。ここで前半は終わりです。

後半は、まず東亜重工の外観から始まります。ゆはたと谷風が、新兵器の説明を受けるということで佐々木を訪ねてきます。応対に出たのは丹波でした。出て来た佐々木は、衛人整備士ですでに面識がありました。佐々木はでかいです。作者の弐瓶さんがツイッターで「佐々木さんはいつも無重力エリアにいるからあんなことになってしまったんだろうな・・・」と書いていて可笑しかったです。佐々木は新兵器を谷風に見せますが、谷風は、「これって超高速弾体加速装置ですか?」と質問し、佐々木をいぶかしがらせます。そして仮象訓練装置を見て(これは原作ではシュミレーターと言ってるのですね。日本語に出来るところは日本語に戻していていいなと思いました)これを地下でやってた、と言って佐々木を怒らせます。ここまでは19話ですが、そのとき急に出撃指令が入ります。

ガウナが、非武装主義者の先発隊を襲っていたのです。今から衛人隊を出撃させても間に合わない、というゆはたに、谷風は「新しい背部ユニット(推進機関)と新兵器を使えば間に合うかもしれない」と言います。「試験もしてないのに無理に決まってるでしょ」という佐々木に「俺は地下でさんざん訓練してます」と主張します。「いいかげんにしなさい」という佐々木に丹波は、「この訓練装置は計画が始まったときに使われていた者を改修して使っているんだ。谷風の言ってることはウソとは言い切れんぞ」と言います。谷風は「小さい頃からじいさんに叩き込まれました」と主張し、艦長に直接「出撃させてください。早くしないと移住船のみんなが!」と直訴します。艦長はしばらく沈黙したあと、「出撃を許可する」と言います。

背部ユニットと弾体加速装置との同期も取れてないんだが、という丹波。それでもとにかく出撃の態勢を整え、継衛は出撃します。ゆはたは急遽司令部に戻ります。艦長小林は「非武装主義者たちの愚行を知らしめる為には放っておいた方が効果的なのだが、谷風が性格も斎藤ヒロキによく似て来て、やがて私に反発する時が来るのか、と思います。過ち(斎藤を孤立させ失踪させたことでしょうね)を繰り返さぬために、ここは私がやり方を変えよう、と思います。この辺のサスペンス感は、かなり強調されていていいなあと思います。

ガウナ本体貫通弾と、超高速弾体加速装置の情報が衛人操縦士たちに公開されます。勢威とサマリ、弦打と仄姉妹が説明に見入っています。しかしこのままでは間に合わない、というサマリ。谷風はかなりの距離から、弾を発射します。ガウナには命中しましたが(それだけですごい)しかし本体は外してしまいます。反動で姿勢がめちゃくちゃになる中、補正装置なしで飛んでいるだけでも奇蹟だ、と勢威はつぶやきます。谷風は何とか姿勢を立て直し、「すごい!」とサマリは目を輝かします。そして再び放ったガウナ本体貫通弾は見事に本体を貫通し、ガウナを泡状分解させました。佐々木と丹波たち東亜重工の面々も喜んでいますが、(丹波が佐々木の胸に埋まってます)司令部も沸き立ち、操縦士たちも感心する中、勢威は「カビザシを使わずにガウナを…これはとんでもないことだぞ」と言います。ここまで4巻19話です。

食堂でヒ山が掃除をし、テレビで非武装主義者たちは攻撃されたのは自分たちのせいではないと主張しているニュースが流れる中、イザナは谷風に電話をかけますがつながらず、「どうせ外生研だ」とぶつぶつ言う中、司令部に招集がかかります。

やはり外生研にいた谷風は、エナ星白がドレスのような服装?をし、マジックで「ながて」と書くのを見て、嬉しくて仕方なくなります。これは5巻22話に出てきます。ここで艦長の呼び出しが入るのですが、これについては語られないので良くわかりません。

一方イザナは礼服に身を包み、操縦士寮の外階段から外を見ています。そしてやって来た谷風に、「ぼく、今日正規操縦士になったよ」と言います。「おめでとう」という谷風に、「めでたくなんかないよ。僕たちの時間は、どんどんゼロに近づいているんだ。操縦士の生還率はまだまだ低い。初陣ならなおさらだよ。」と言ってイザナは、配管の上を歩いて行き、足を滑らせてしまいます。そしてイザナを腕一本でつかんだ長道は、「俺たちの時間は、ゼロじゃない」というのでした。

この場面、原作ではイザナが頬を赤くする場面があるのですが、アニメでは省かれています。この決め台詞はCFなどでも使われていますが、いい場面ですね。アニメではストレートにそのかっこよさを表現しています。ここは4巻冒頭16話「科戸瀬イザナの初陣」からでした。

そして司令部。シドニアに、シドニアの8000倍の体積をもった巨大ガウナが接近していることが告げられるのでした。ここでツヅクです。

次回第11回の予告は巨大ガウナとの戦い。サブタイトルは「衝突」です。これは第6巻冒頭26話「小惑星との衝突」を思わせ、第5巻22話から第6巻26話にかけての小惑星を操る巨大ガウナとの戦いをもとにした話になるかと思います。あと2話ですから、紅天蛾との戦いが中心になるでしょう。わりと切りのいいところなので、ここで第1期は終わりということになるのかなと思います。

今回の第11話はほぼ第4巻の内容を順番を変えつつ追っかけている感じでした。エナ星白との決着をどういう形で付けるのかと紅天蛾との戦いをどのような形で終わらせるのかが焦点だなと思います。このアニメはそういう意味で、メインヒロインは星白という作りになっていますね。ゆはたやイザナが谷風を取り合いますが、谷風が心を動かされるのはあくまで星白、というのが切ないです。まあそこに、この物語に死と再生、不死とはどういうことか、と言うテーマが自ずと生まれ、考えさせられるものになっているなあと思います。
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