個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

Championタップ!でふみふみこさんの『さくらの園』を読みました!(その1)

Championタップ!でふみふみこさんの『さくらの園』を読みました!(その1)

秋田書店のウェブ連載、『さくらの園』。以前ツイッターでお話ししたときに、「一番自分らしさが出ている作品」だとお聞きしたことがありました。ふみさんの作品は基本的に全部読んでいて、特に「ぼくらのへんたい」が好きなのですが、思春期(だけではないけど)の性と愛、特にセクシュアルな問題に対する幅広い深い世界に、どう感想を書けばいいのか分からないということもしばしばあり、またそう言うセクシュアルな世界の狭間と、現実の世界との関わりについて、コメントの書きように困ると言うこともあったりしました。ただ、それについてもふみさんがそれらの問題(というか物語)を真摯に描き出そうとしていることはよくわかり、コメントに困りながらもとにかく読んでいる、つまり自分としては意図をつかみきれないでいても読むだけは読む、という感じで読んで来ていました。

この「さくらの園」もちょっとそんなところがあり、いつかの未来のどこか地下の世界で、セクシュアルなものから隔離されて育っている女子中学生たちの間で、性的なものが自分の中から目覚めて来るときの戸惑いと陶酔、のようなものが上手く書かれているなあと思っていましたが、このストーリーがどういうところに着地して行くのかが見えなくて、感想が書けないでいました。

ただ、7月10日に公開された11話を読んで今までの話が印象の中でつながってとても面白かったので、まとめて感想を書いてみることにしました。きょうは4話までについて、書いてみたいと思います。

もともとその世界にいた仲良しの4人。古い文献でエロ雑誌を見つけ出し、それに夢中のさくら、おさげメガネで「勉強ができる」おっぱいの大きい赤髪で白人のヨーコ、黒人らしきヨヨ、中国人らしきミンミン。ミンミンはヨーコが好き、ヨヨはミンミンが好き、ヨーコはヨヨが好きなんでしょうか。さくらはそう言う女子中学生たちのキャッキャウフフについて行っていない感じです。なついて来た猫のようなものとじゃれています。

教室で「先生」(女の大人)が、子供たちに人類は絶滅しそうになって地下に生きながらえていて、自分たちは居候に過ぎず、ケンカをしてはいけない、と教えています。この子たちに「ママ」はいるのですが、みな30歳前後でなくなっているようです。先生はママになってないから長生きしている、ようです。

4人で温泉に行ったときに、さくらは突然現れた少女にいきなりキスされます。その少女、エリザベス(リズ)はこの学校に転入してきました。可愛くてかっこいい金髪碧眼の少女でしたがいきなりつまづいて転びます。4人はそのときに見たリズの凄く可愛いパンツにびっくりしてしまいます。彼女たちがはいているパンツは昔のちょうちんブルマのようなかぼパンなのでした。

ヨーコはリズに憧れの気持ちを抱き、リズに髪をほめられてぼーっとします。一方ミンミンはそれを見て嫉妬が生まれるのでした。

転向して来たリズに取って、学校の授業は小学生レベルで、驚いてしまいます。彼女たちに取っては難しい問題をあっという間に解いて、ヨヨはヨーコをほめます。「勉強ができる」ことになっていたヨーコは、なんか立場のないものを感じます。

さくらに図書室に連れて行ってもらったリズは、そこにある本が絵本とたまたまあった一冊の官能小説だけであることをしり、さくらを押し倒して「教えてあげる」というのでした。

このリズという少女が、この世界の「外部からの視線」、侵入者のような立場なのですが、彼女もやはり「女子中学生」であり、その中に巻き込まれて行きながらこの世界のあり方に不審な気持ちを持って行きます。そして彼女なりのやり方で何かを変えようとして行くのですが、この辺りを読んでいる時点ではそれがなんだか良くわかりませんでした。というか物語全体の、それぞれのキャラクターの立ち位置のようなものが見えなくて困りました。

11話まで来ると、だいぶすっきりして来て、ある衝撃的な事実が明かされます。そのことによってこの世界の構造のようなものが見えて来るのですが、それでもまだはっきりはしません。

でも凄く愛らしい、確かにふみふみこさんの「なかみ」が表現された作品なんだなということが、だいぶ分かってきました。

また続きの感想を書きたいと思います!
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