個人的な感想です。

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尾田栄一郎さんの「One Piece」第757話「切り札」を読みました!


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(2014/09/04)
尾田栄一郎

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尾田栄一郎さんの「One Piece」第757話「切り札」を読みました!

8月25日発売の少年ジャンプ39号に掲載された757話。今回は王宮のある台地3段目の対頭割り人形・ドフラミンゴの幹部グラディウス戦(ルフィ側は麦わら一味のロビンの他はコロシアム参加者のバルトロメオキャベンディッシュ)が7ページ、ドレスローザ「アカシア」における革命軍参謀長・サボ対海軍大将・藤虎の戦いが3ページ、4段目「ひまわり畑」におけるドフラミンゴの最高幹部・ディアマンテ対レベッカ・キュロス・ルフィローが6ページ、という構成で、ドレスローザの対ドンキホーテ・ドフラミンゴ戦も大詰めに近づいてきた感じがします。

3段目では、バムバムの実の能力者・グラディウスの破裂玉をバリバリの実の能力者・バルトロメオがバリアで防ぎますが、バルトロメオはこのバリアを階段型にして、4段目まで上れるようにします。「使ってけれ!ルフィ先輩ィ!」と叫ぶバルトロメオルフィは「ありがとうトサカ!これで一気に4段目だ!行くぞトラ男!」と叫んでトラファルガー・ローを担いだまま階段を駆け上がろうとします。しかしそこにドフラミンゴの幹部・ホビホビの実の能力者・シュガーによって人形に変えられた頭割り人形たちが立ちふさがり、そこをレベッカの父でありリク王の娘・亡きスカーレットの夫であった3000勝不敗の元拳闘士・キュロスが一本足で「先に行くぞ!」と駆け上がって行きます。

追いかけるルフィですが、キャベンディッシュは「僕が止めておく。早く行け麦わら!」と言って頭割り人形たちと戦います。「僕は愛馬をこのフロアでやられている。おとしまえをつけずに先には進めない!」とキャベンディッシュは叫ぶのでした。グラディウスルフィに放った破裂玉を、バルトロメオが身を以て防ぎます。一度に出せるバリアは面積に限度があるので、階段に使っている今は防ぎようがない、というのです。「ルフィ先輩のお役に立てるなら死して本望だべ!」と叫ぶバルトロメオに、ハナハナの実の能力者・ロビンは花のように咲く五本の手でバルトロメオに襲いかかった頭割り人形を撃退します。

ロビンは笑みさえ浮かべて叫びます。「分かるわ、ニワトリくん、あなたの気持ち。私たちの船長には命をかける価値がある!ルフィはいつでも勝利の切り札!」ロビンはそういって巨大な五本の手で頭割り人形を寄せ付けない巨大な空間を作り出し、「ルフィに手出しはさせないわ!」と叫んで、バルトロメオ・キャベンディッシュとともにグラディウスに迫って行くのです。

ここのロビンはかっこいいですね。もともと私は「麦わらの一味」ではロビンのファンなので、こういう見せ場があると嬉しいです。この「ルフィはいつでも勝利の切り札!」というセリフの背後に各所で戦われている戦闘シーンが挟まれていて、これもいつもながらかっこいいですね。

一方「アカシア」でのサボと藤虎の戦い。サボはコロシアムの戦いで亡きエース(海賊王ゴールド・ロジャーの息子でサボとルフィの義兄弟)の持っていたメラメラの実を食べてその能力を受け継いだばかり、そして藤虎は重力を操れる能力者なのですが、「〜の実」という言葉はまだ出てきてないようです。「あんたの目的は海軍を止めることでしょう?」という藤虎にサボは、「いつまでシラを切り通すつもりだ」と言っていて、藤虎は「あっしにも立場ってもんがござんす」と言っているので、藤虎はルフィたちを捕えてドフラミンゴをまもる以外に何か目的があることを示唆しています。王下七武海の制度の解体、という目的はドフラミンゴに対しては語っていましたが、それでしょうか、それともそれ以上の何かなのでしょうか。

しかし、4段目では最初に到達した女拳闘士・レベッカが、母スカーレットを殺したディアマンテから逃げ回っていました。レベッカはもう、戦いたくないのですね。撃ち殺されそうになったとき、レベッカは「兵隊さァ〜〜ん!」と叫びます。レベッカの父・キュロスはシュガーに兵隊の人形にされていて、シュガーの気絶によって人間の姿に戻ったのですが、兵隊にされている間も唯一シュガーに操られずに済んでいて、レベッカをずっと守ってきていたのです。しかしシュガーに人形にされた人たちの存在は人間の記憶から消えてしまうので、レベッカはキュロスが復活して初めて、自分に父親がいたということを思い出したのですね。

そしてそのピンチに、キュロスは間に合いました。ディアマンテに斬り掛かり、「家族を二人も奪われてたまるかあ!」と叫びます。レベッカの心に、過去の記憶が蘇ります。そして、「お父様…」と涙をこぼします。キュロスは、「すまなかったレベッカ。未来のないおもちゃだった私には戦いを教えることしかできなかった。」と謝ります。そして「だが今日で最後だ。もう戦わなくていい」というキュロスに、兵隊さんの人形の面影が重なって見えたレベッカは、口をおさえて「うん」とうなずきます。キュロスはディアマンテたちと決着を付ける、というのです。

そこにルフィが駆け上がってきて、「レベッカ!カギィ!」と叫びます。そしてレベッカが渡したカギでついにトラファルガー・ローが自由になり、ローはオペオペの実の能力で頭割り人形をあっという間にバラバラにしてしまいます。「やっと自由だ!」と言うロー、「ついた!ミンゴのいる4段目!」と言うルフィに、キュロスは叫びます。

「すまんが二人!私はコイツで手一杯。ドフラミンゴは任せていいか!?」と。

そしてルフィとローの二人は、「勿論だ!」と答えるのでした。

今回は、ロビンの「ルフィはいつでも勝利の切り札!」という言葉、キュロスの「もう…戦わなくていい」という言葉、「ドフラミンゴは任せていいか!?」「勿論だ!」というやり取り、いくつも感動的な言葉がありました。抑えられていたローの力も、これから自由に発揮されるでしょうし、それぞれの場での戦闘も続いていくことでしょうけれども、やはりルフィの切り札としての力が、ワクワクさせるこれからの最大の見せ場ですよね。

この「One Piece」という物語は、それぞれのキャラクターにすごくたくさんの「しどころ」が用意されている、演劇で言ってもオールスター総出演の商業演劇みたいな作品なのですが、すべての期待が最終的には主人公ルフィに集まって来る、そういうシンプルな構造をもまた持っていて、これだけの複雑な話をちゃんと主人公の存在が支えることができる、恐るべき力を持った主人公であることが改めて分かります。

また、今回感想を書いていて思いましたが、主要な登場人物はほとんどが「悪魔の実の能力者」で、超自然的な力を持っているから、その設定を知らないと何がなんだか分からないところが沢山あるのだけど、設定を知っていれば全然楽しめるわけで、そこがすごいところだなと思いました。起こることはめちゃくちゃなことなのだけど、ご都合主義と感じさせるところがほとんどない。これもすごいなと思います。

ジャンプ次号の発売は9月1日、4日木曜日には単行本75巻も発売になりますので、74巻以降の私がまだ読めていないところとつながって、ストーリーの全貌が見えて来ることが楽しみでなりません。

次号と単行本を楽しみに待ちたいと思います!
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