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少年ジャンプ40号で尾田栄一郎さんの『One Piece』第758話「構わず進め!」を読みました!


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(2014/09/04)
尾田栄一郎

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少年ジャンプ40号で尾田栄一郎さんの『One Piece』第758話「構わず進め!」を読みました!

ドレスローザ編も大詰めになってきた『One Piece』です。

今回は「一目で分かるドレスローザ最前線」というページが設けられ、麦わら・ハート海賊同盟対ドンキホーテファミリーという構図が分かりやすく説明されていました。

ドンキホーテファミリーの目的はSMILE(人工悪魔の実)工場の死守、麦わら・ハート同盟迎撃、ドレスローザ国民の抹殺、と説明され、それに海軍本部がつくという構図ですが、そこに描かれている海軍大将・藤虎は「世界政府ってのァ神かなんかですか」というセリフを言っていて、この勝新太郎の座頭市みたいな(っていうかまんまなのですが)藤虎の真意も本当は良くわからない、ということが示されています。彼らの一応の狙いは麦わら・ハート同盟の逮捕、ということなのですが、その先にはドフラミンゴの「七武海」の称号剥奪、ということもありそうだし、まだ明らかにされてない何かもありそうです。そして彼らにドフラミンゴからルフィウソップたち「懸賞首」を捕えて差し出せと言われているドレスローザの国民も、ルフィやドレスローザの元王家・リク王たちを捕えるために「旧・王の台地」のウソップたちに迫っています。

一方主人公「麦わらのルフィ」と『ハート海賊団』を率いるローたち(ドレスローザにいるのはロー一人ですが)の狙いは打倒度フラミンゴとSMILE製造阻止、そしてサンジやナミたち、サウザンドサニー号を守っていた別働隊は四皇の一人「百獣のカイドウ」を倒すという同盟の次の目的のために次の目的地・ゾウに向かっています。

そしてドレスローザを守ろうとする旧王家・リク王の一族とその隣の島・グリーンピットの小人「トンタッタ族」たち。彼らの目的は平和なドレスローザの復活と、捕えられているトンタッタの姫、マンシェリー姫の救出です。そして、ドフラミンゴにだまされて拳闘大会に出場したコロシアム軍団の猛者たち。彼らはドフラミンゴ打倒を目指しています。そこにルフィ・エースと義兄弟の契りを交わした、ルフィは死んだと思っていたサボが革命軍参謀長として現れ、革命軍を率いてルフィを援護し、また海軍の藤虎たちと戦っています。彼らの狙いは武器密輸ルートを調査することと、ルフィたちの援護ということになります。どう関係して来るか分かりませんが、革命軍を率いているのはルフィの実の父・ドラゴンで、麦わら一味のニコ・ロビンもまた「3D2Y」の2年間、革命軍と行動をともにしていたのでした。

さて、今回の展開。ついにルフィとトラファルガー・ローは王宮のある4段目の「ひまわり畑」に到達しました。そこでレベッカからローの「海楼石」の手錠の鍵を受け取り、ローはようやく自由に動けるようになります。しかしそこにはレベッカの母親で拳闘士キュロス(兵隊さん)の妻であったスカーレットを殺したドフラミンゴの最高幹部の一人・ディアマンテが立ちふさがります。

ルフィはレベッカに、「良かったな、父ちゃんに会えて。鍵、ありがとな、行って来る!」と言うとレベッカは大きく「うん!」とうなずき、「ねえルーシー、ほんとにあのドフラミンゴを倒してくれるの?」と尋ねます。ルフィは麦わら帽を被り直し、「ルーシーじゃねえ。俺はルフィ!海賊王になる男だ!」と宣言します。ルーシーというのはコロシアムの大会に出場していたときのルフィの変名なのですが、レベッカは今までずっとルーシーと呼んでいたのですね。

ディアマンテはルフィとローを阻止しようと刃を向けますが、ローは「Room」と「シャンブルズ」の能力を使っていれ代わり、王宮の「プールの庭」に現れます。これは体力を消耗する能力で、手錠で縛られたままルフィに運ばれたことで却って体力を温存できて良かったかもしれない、とローは言うのでした。

しかし、そこに現れたのは少女の姿をしながら最も恐ろしい、人間を人形に変えてしまう「ホビホビの実」の能力を持ったシュガーでした。シュガーは10年かけてこつこつと何万体ものおもちゃの奴隷をつくってきたのに、ウソップによって気絶させられ、すべて人間に戻されてしまっていて、ルフィやウソップたちに復讐を誓っています。復活したシュガーはルフィとローに近づき、手を触れて彼らを人形にしてしまおうとしているのでした。

私は読んでいないところがあるので分からないのですが、ローはシュガーの能力を知らないのでしょうか。もともとドフラミンゴファミリーの一員だったわけですから、それは知ってるのではないかと思ったのですが、どうやら知らないという設定になっているようです。

ルフィたちに迫ってきている危機に気がついているのは、「旧王の台地」にいるリク王、王の娘で千里眼を持つヴィオラ(彼女も心ならずもドフラミンゴの下で幹部をやっていた)、ウソップたちだけなのでした。ウソップは叫びます。もしルフィが人形にされたら。ロビンが人形にされていた間ロビンの存在すら忘れていたことに背筋が寒くなる思いをした、と。「仲間が消えてそれに気づきもしねえなんてそんなのはイヤだ!絶対阻止してやる!」とウソップは叫びます。

しかし一緒にいる錦えもん(ワのクニのサムライでルフィたちにパンクハザードで救われた)とカン十郎(ドフラミンゴに捕えられていて錦えもんに救出された)は、この距離で狙撃とは不可能でござる、というのですが、ウソップは「どんな条件だろうと俺は狙撃手、援護が花道!人知れず敵を打ち抜き仲間を守る!」と叫びます。それを聞いてリク王は、迫り来る国民たちからウソップを守れ、と隊長たちに命じます。でも誰にも手傷は負わせるな、と。見えない場所にいるシュガーとルフィ、ローの位置は千里眼を持つヴィオラの目がたよりです。

しかしそこに国民が到達し、リク王ヴィオラ、錦えもん、「ゴッド」ウソップがそこにいることに気づき、全員捕えろ、とかかってきます。国民を止めようとするリク王。気を取られたヴィオラをウソップは叱り飛ばし、庭の正確な位置を教えろ、と言います。ものすごく遠くの、ものすごく細かい位置を、ヴィオラはウソップに教えます。

「標的は壁の向こう。外せばルフィはいなくなる!おいルフィ!お前のいねえ海なんて俺はまっぴらごめんだぞ!この国は誰が救う!?」とウソップは思います。ウソップは巨大パチンコで巨大な弾を撃ち込もうとすると、ウソップの目にものすごく遠くのものすごく小さい3人の姿が、正確に気配として感じられたのでした。

ウソップは「必殺遠距離バグワーム!」と叫んで弾を打ち出します。その直後ウソップは国民に捕えられ、錦えもんや他のメンバーも国民たちに捕まえられて行きます。多段式のこの弾は途中で第二ブースターが発動し、加速して壁をすり抜け、まっすぐに標的のシュガーを目指します。そして弾はウソップが74巻の巻末でシュガーを気絶させた時(シュガーが人形にしたものがすべて人間に戻った)のすごい表情を再現し、シュガーのトラウマを呼び起こして再びシュガーを気絶させたのでした。

ルフィには何が起こったのか分かりません。ウソップは心で叫びます。「ルフィ、気づかなくていい。無事だったなら構わず進め!」と。

この弾は、ウソップが描いた絵を「描いた絵を実体化させる能力」を持つカン十郎に人形として取り出させたものなのでした。ヴィオラは感動します。「すごいウソップくん!なんてすごい人なの?あなた!成功したわよ!シュガーを討ち取った!」と。ここは本当に感動しますね。ウソップの見せ場は本当にいつも感動させられるのですが、今回もとても感動しました。「本当か、信じられん!」と叫ぶリク王、錦えもん、カン十郎。ぐったりしてビオラに抱きかかえられたウソップは「よかった、あいつらは?」と尋ねます。ヴィオラは「二人とも無事。到着したわ、今。王宮最上階、決戦の地へ」と笑顔で言います。そしてウソップは満足した顔をして、「へへ!」と笑うのでした。

ルフィとローの前にいるのは大きなソファに腰掛けたドフラミンゴ、その後ろに最高幹部の一人、トレーポル。ドフラミンゴの足元に倒れているのは空島に行く前にジャヤという島で出会った海賊・ベラミーですね。彼はドフラミンゴの一味に入ることを夢見てドレスローザにやってきたのですが、ルフィを殺せと言われながら果たせず、デリンジャーに殺されそうになって「オレはダメなのか?」とドフラミンゴに直談判に来た場面から、姿を見せなくなっていました。

「ここに何をしにきた?」と尋ねるドフラミンゴに、ルフィは「お前をぶっ飛ばしにだ!」と叫び、ローも「同じだ」と言います。ドフラミンゴは「失望したよ」と答えるのでした。

今回はやはりウソップの活躍がメインですね。普段はヘタレでネガティブで大言壮語しては逃げ回っているウソップですが、こと仲間を守るということになったら信じられないような力を発揮するのがウソップなのですが、今回も他のみんなが心底驚くような狙撃を成功させたのでした。もともと「狙撃手」としての腕は確かで、ルフィと仲違いしていた時も「そげキング」と称してルフィたちを助けていたりしたわけですけれども、今回の狙撃ははるかに難度が高いものでしたし、「シュガーのトラウマを突く」というのもウソップでなければ思いつかないような攻撃だなと改めて感心させられます。作者の尾田さんはいつも緻密な物語を構成してこういうところで感動を爆発させることがすごく上手だなといつも思うのですが、今回の炸裂のしかたもすごいなと思いました。

またヴィオラもサンジに救出されて「馬鹿な人」と頬を染めたりしていましたが、今回もすごくウソップに感動していて、本当に情熱的な女性、という感じで描かれているなと思いました。

さて来週はついにドフラミンゴ・トレーポル対ルフィ・ロー。倒れているベラミーは戦いに関係して来るのでしょうか。今週木曜日4日に単行本75巻が発売され、私が読んでない空白を埋めることができるのが楽しみなのですが、いろいろと楽しみが重なってきたなあと思います!
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