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『One Piece』に出て来る海賊「ハイエナのベラミー」の初登場(24巻)を振り返ってみました!


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(2012/12/29)
尾田 栄一郎

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『One Piece』に出て来る海賊「ハイエナのベラミー」の初登場(24巻)を振り返ってみました!

『One Piece』は現在75巻、少年ジャンプでは第759話まで進んでいます。759話でドフラミンゴの足元に転がされて、「勝手におれを慕い、思いどおりに事が運ばねえとやけを起こす。人は生まれ持った性(さが)を変えられない。お前はどこまで行こうとチンピラなんだよ!」と言われているベラミーですが、もともとは空島に行くために立ち寄ったジャヤという島でルフィたちが出会った海賊でした。(24巻に当たります)

ベラミーは「大型新人」と言われていた海賊の一人でしたが、「海賊が夢を見る時代は終わった」と言い放つ夢を見る力もないスケールの小さな海賊(つまりチンピラ)で、ルフィたちは「相手にする価値もない」と無抵抗で殴られっぱなしになっていたのでした。しかし空島への行き方をルフィたちに教えてくれたモンブラン・クリケットの黄金をベラミーたちが奪ったことで、ルフィベラミーのところに単身乗り込み、一撃でベラミーを沈めたのです。(25巻です)

実は、ベラミーは当時からドンキホーテ・ドフラミンゴの配下の海賊で、ベラミーが掲げていたドフラミンゴの旗の下でベラミーがルフィに敗れたことを責められ、ドフラミンゴのイトイトの実の能力に操られたベラミーの配下の「ビッグナイフ」サーキースに斬りつけられる、という責め苦を受けていました。それでも「もう一度チャンスをくれ!おれはあんたについて行く!」というベラミーでしたが、「おれの部下には要らん」と切り捨てられていたのでした。この時もドフラミンゴは彼らのことを「おれの配下にチンピラはいらねえんだ小僧共!」と言っています。ドフラミンゴは本当に「勝手におれを慕い、思いどおりに事が運ばねえとやけを起こす」ような「チンピラ」が嫌いなようです。

そこに彼の闇があることは十分察せられるわけですが、とりあえず今回はそれには触れません。ベラミーというキャラはつまり、そういう「チンピラ」性を持ったキャラであること、また「海賊が夢を見る時代はもう終わったんだ!」と言う、つまり自分では理想を追求できないせせこましい人間性の持ち主だ、という感じだったのですが、それも空島へ行って変わった、そうルフィは受け取っています。

そんなベラミーですが、この最初の登場の場面は、24巻の222話、「大型ルーキー」でした。

ルフィたち「麦わらの一味」は空島への手がかりをつかむために、空から落下してきた船の沈んだのを探りに行ったのですが、そのときに「マシラ海賊団」と一戦を交え、また真っ暗な雲の中で巨大な人の影を見たのでした。

ルフィ、ゾロ、サンジの3人が海に潜って引き上げたものはガラクタばかりで何の手がかりになるものもなくて航海士のナミは怒っています。一方ロビンはマシラの船から盗んだ「永久指針(エターナルポース)」をナミに渡し、ナミは感激しています。その永久指針は彼らの本拠地と思われる「ジャヤ」という島を指していました。

ジャヤに向かって進んで行くと、春めいた気候になってきて、ジャヤは「春島」だろう、ということになります。グランドラインの島々はどこも気候がバラバラで、季節が決まっているのですね。ところが上空からいきなりカモメが落ちてきます。何者かに撃たれたのです。それはまだ見えてもいない島、「ジャヤ」から撃たれた弾だ、とチョッパーはいいますが、ウソップもナミも本気にしません。しかし実は、ジャヤの西海岸にいるある男が撃ち落としたものでした。この男はあとで出て来る「黒ひげ海賊団」の狙撃手「音越」ヴァン・オーガーが放ったものでした。

港に近づいてみるとそこに停泊している船はみな海賊船。リゾートっぽく見えるいい感じの街なのですが、無法者たちが集まる街、「モックタウン」なのでした。

そこで争っていたのは巨体の男と海賊・ロシオの一味の男でしたが、その巨体の男が一発で相手をのしてしまっていました。この男もあとで出てきますがやはり「黒ひげ」一味の操舵手「チャンピオン」シーザス・バージェスなのでした。このバージェスは現在のドレスローザ編にも登場していてドレスローザで戦われた「メラメラの実」をめぐるコロシアムの大会に出場して、猛者たちを総なめにして決勝ラウンドに進んでいます。

そのロシオは自分の経営する賭場で若い男相手にカードをやって圧勝したものの、その若い男がいきなりロシオの腕にナイフを突き立てて「お前イカサマしたな」と言いがかりをつけ、酒瓶で殴りつけると仲間のサーキースと呼ばれた男がマッチの火を投げ、炎上させてしまいます。この若い男が5500万ベリーの懸賞金をかけられた「ハイエナのベラミー」なのでした。

そんなことも知らずルフィとゾロは、「なんだかいろんな奴らがいるなここは」「楽しそうな町だ」と喜ぶのでした。メリー号に残ったウソップ・ナミ・チョッパーは何が起こるかとヒヤヒヤしているのですが。

この222回、後にルフィの義兄弟・エースを捕えて海軍に差し出した「黒ひげ」一味と、今(759話現在)戦っているドフラミンゴの配下であるベラミーが初登場している、すごく重要な回なのですね。私は初めて読んだ時は早く空島の話を読みたいと思ってこういうところにあまり気をつけていなかったのですが、空島の話は結局は長い長いエピソード的な、本編の大筋の展開に今のところあまり関係してきていない部分で、むしろ黒ひげやドフラミンゴの方が物語の根幹に関わって来るものと思われますから、むしろそういう部分をきちんと読むべきだったなと思います。

それにしても読み直してみて思うのは、このマンガはひとこまひとこま、すごく意味があるというか、莫大な情報量が書き込まれていて、読み飛ばしてしまうとその部分が分からなくなるのだなと改めて思いました。初めて読む時はどうしても気がはやってどんどん進んでしまう感じになってしまいますが、もう一度きちんと読み直すことでもっとこの作品全体を深く楽しむことができるのではないかと改めて思うのでした。
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