個人的な感想です。

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Dモーニング44号でツジトモさんの『GIANT KILLING』第349話を読みました!


GIANT KILLING(32) (モーニング KC)GIANT KILLING(32) (モーニング KC)
(2014/07/23)
ツジトモ

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Dモーニング44号でツジトモさんの『GIANT KILLING』第349話を読みました!

対大阪ガンナーズ2回戦、アウェイですでに後半も残り時間少なく、ETUは椿のみごとなゴールで2-1と1点勝ち越しています。さらに椿がボールを保持しカウンターに行こうというところ、椿の親友であるガンナーズの窪田に後ろからアタックを受けて倒されます。窪田の表情は今までと打って変わって厳しいものになっていました。

というところまでが第348話でした。

転がる椿、主審は強く笛を吹いて窪田を指します。「カウンター阻止した!カード出るぞ!」というETUベンチ。当然ながら、窪田にイエローが出ます。「よーしオッケー」という声が飛びますが、これがETU側からなのか、ガンナーズ側からなのか、両方の解釈ができますが何方かと言えば大阪側なんでしょうね。

ETUベンチからコーチのまっちゃんが「さっきの駆け上がって行ったゴールが聞いてるぞ椿!もうファウルで止められない!どんどんカウンター仕掛けてやれ!」と叫びます。まだ傷んでる椿に「大丈夫?椿君」と手を差し伸べたのは窪田でした。「ゴメンね。勝つためにはしかたがなくて」・・・何かこれがプロのセリフだな、と何か痺れるものがありました。

立ち上がった椿、窪ちゃん・・・と思います。「俺も、負けないよ」と思っているのでしょうね。それを見てフリーの記者の藤澤は「面白い・・・」と思います。

序盤からいいプレーを見せ合って対抗意識を燃やしていたけれども、実際にマッチアップするようになってからはなみなみならぬ闘争心が加わってきた。タイトル争いや代表選考もかかった一戦、こちらは怪我しないことを祈るのみ。存分にやり合ってお互いを高め合いなさい。とお姉さん的なことを思っています。きっときれいなだけのプレースタイルでは世界と戦って行けやしないんだから、と。

この辺り、本当にワクワクしますね。

ETUは1点リードしていてもう後半ですので、自陣でパスを回して時間を稼ぎます。ガンナーズサポーターからのブーイング。入れ替えられた新しいフォワードがパス回しのボールに食いついてきますが、ETU守備陣は余裕を見せています。

まっちゃんと監督の達海はガンナーズベンチの思惑に付いて話しています。3枚目を切って来る(3人目の交代はある)のだろうかと。達海は、ハウアーは出来がいいから終盤のパワープレイを考えているなら残しておきたいだろうし、中盤の志村と平賀、フォワードの窪田も悪くない、いじれない(融通の利かない)チームを作ったのはダルファー監督の責任(達海はそう言う愚直な考え方のようなものを面白くないと思う方なのですね)だが、現在首位に踏みとどまっている大阪は、監督自身がかたくなに戦術と選手を信じ切っていて、そこがバカだと感じもするし敵からしたら厄介なところでもある、と達海は言います。

確かに融通の利かない人というのは面白みにはかけますが、でもいざという時の迫力という点では敵わないものがある時はありますね。

まっちゃんは、達海がダルファーを「ほんのちょっとだけでも誉めた」ことに驚きます。「とはいえね」と達海は言います。「俺たちがその座をものにするためにも、こういう場面でしっかり追加点をもぎ取らねえと」と。パス回しからのカウンター、ジーノのシュートは惜しいところで防がれます。「集中集中!」と大阪キャプテンの平賀が叫ぶ中、窪田は思います。

この選手たちの独白が、このジャイキリというマンガの魅力の大きな部分ですよね。対大阪1回戦でも、杉江、夏木、世良、ETU側の独白がとても魅力的でしたが、前半素晴らしい才能にあふれたプレーをした窪田が後半バテてきて悔しい思いをする、その独白も印象的でした。

そして今の窪田は思います。「あと2点、何とかしなくちゃ。いや、まだ時間はある。焦るのはよくない。前節だってぎりぎりのところでゴールを決められたんだ。今日だってやれるはず。そのための体力は、まだある」と。

おっ!と思いますね。1回戦を読んでいる人にとっては。

ここから回想。窪田が同じフォワードの畑と片山に呼び出され、「サボれや窪田」と言われています。「これ…いじめですか?」とずれた返事をする窪田に、二人は「90分のペース配分ちゅうもんがあるやろ。お前バテんの早過ぎんねん」と言います。「すいません」と謝る窪田に、試合中すぐガス欠になられても困る、ダルファーは何も考えずに窪田を使いたがるし、という二人は、だからもうちょい上手くやれ、守備なんか適当に手を抜け、と言うのです。ちょっと困ったなと思う窪田に、二人は「その分俺らが走ったる」というのでした。

「俺らサイドアタッカーは鉄砲玉。切れが落ちたら代えられる。でもお前か志村さんがおらんくなったらチームは変わる。お前みたいなアイデアのあるやつはピッチに長くおらなあかんねん。」と。そう言われて窪田は、真剣な顔になります。「みんなでタイトル獲るで。窪田」窪田の思いと体力的な余裕には、そう言う経緯があったのですね。

「チームメイトの頑張りと監督の信頼のお陰で僕は今ピッチに立たせてもらっている」

そう思える選手は、確かに持っている力以上のものを発揮できるのではないかと思います。

カウンターを仕掛けて来るジーノを志村が止め、そのボールに走り込んでくる椿からボールを奪った窪田は、それを攻撃の中心・志村に送ることに成功しました。

「椿君には僕はもう負けられない。大好きなこのチームでタイトルを獲るために!」

真剣になった窪田の独白、キター!!!という感じです。そして、窪田のスタミナが上がったのが単に成長しているからだと思っていたのですけれども、そういうチームメイトのフォローがあったればこそだったのですね。

単純バカに見える畑と片山のコンビですが、自分を犠牲にしてでも窪田を光り輝かせ、チームを勝たせたいという思いに集結して行く、大阪イレブンの心情にも感動します。コイツらを勝たせたい、とちょっと思ってしまいます。いや、もちろんETUに勝ってほしいのですが。(笑)

柱のアオリが「Never say never.」。最後まで目の離せない戦いになりました!
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