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週刊漫画Timesで安堂維子里さんの『水の箱庭』第11話を読みました!


水の箱庭 1 (芳文社コミックス)水の箱庭 1 (芳文社コミックス)
(2014/07/08)
安堂維子里

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週刊漫画Timesで安堂維子里さんの『水の箱庭』第11話を読みました!

安堂維子里さんの『水の箱庭』、単行本1巻も先日読みました。観賞魚のお店の話というのはこの作品を読むまでは読んだことがなかったので、とても新鮮で、いつも新しい驚きに満ちています。

今回は第10話の続き。駅前水槽のコンペのお話です。そのことで少し悩んでいるので相談に乗ってもらおうと「アクアイット」の同僚の浜口や森本に声をかける主人公の朝霞水紀でしたが、二人ともライバルなのでなかなか相談ができません。

そんなところに浜口の彼女の美衣がやってきます。浜口は家に水槽を沢山置くような水槽好きなのですが、美衣もずっとコスプレを続けてきた女の子で、お互いにものが沢山あって同居してても始末に困る感じであることが以前語られていました。

その美衣が、店の隅にぽつんと置かれた水槽の中に見入ります。まるで海藻のような魚。それはリーフィーシードラゴンと言って西オーストラリアにしかいないタツノオトシゴの一種で、海藻に擬態しているのだと水紀は説明します。このリーフィーはマニアの人から引き取ったもので、今では捕獲規制が厳しくほとんど流通しておらず、元の飼い主が買った時も170万円もしたのだそうです。しかしその人も高齢で入院したのを機会にアクアイットの社長が引き取った、ということでした。

美衣はラーメン屋で沢口に、あのリーフィーうちで飼えないかな、と聞いてラーメンを吹き出させます。飼育が凄く難しい魚で、水温を低く保つのにでかいクーラーがいり、日中も目が離せず、えさも食べないくらい弱っているので、うちで飼うのは無理だ、と沢口に言われて、美衣もそれ以上言えません。

それから美衣は、時間のある時はお店にリーフィーに会いに来るようになり、水槽をながめては「何度見ても奇麗ねー。ホントに素敵な子だねあなたは」と話しかけるのでした。それを見た水紀は美衣に、リーフィーに餌をあげてみませんか、と言います。今こちらに興味を持っているのでもしかしたら、という水紀にいわれてスポイトでリーフィーの顔の前に生きエビを落とすと、なんとリーフィーはえさを食べたのでした。

社長も水槽をのぞいて、見違えるほど元気になった、と喜んでいます。水紀は、もしかしたらもとの飼い主さんもよく話しかけてたんじゃないでしょうか、というと、森本も「愛って知識に勝るのかもね」と言います。社長は、今日はその元飼い主の見舞いに行くので、リーフィーのことを伝えておく、きっと喜ぶだろうな、というのでした。

沢口が家に帰ると、なぜか美衣が大掃除をして大きな衣装箱を後輩にあげる、と言っています。すっきりした部屋を見て沢口はなぜかいやな予感が。美衣はそのスペースで「ここにこう、あの子がね、いつかね」とか言ってウフフフ、と言っているのでした。(笑)

そう言うことってあるかもしれないな、と思いますね。タツノオトシゴって、何か繊細な感じですから、安心していられるようになると元気になる、ということはあるのかもしれません。大きな海の中でも、安住できる場所、というのはあるんだろうなと思います。先週のハコフグもそうですが、海の魚って思いのほか繊細なんですね。

さて、コンペ。水紀は一度却下された案を再提出します。「私が沢山の人に本当に見てもらいたいと思う水槽はこれなんです。だから他は考えていません」という水紀。条件がクリアできてない、という店長に沢口はシュミレーターで模型と実物のギャップは埋められると思う、と言い、森本も水流の問題もサンゴの成長の問題もやり方次第で何とか出来るんじゃないか、といいます。二人とも、悔しいけど実際に駅で見てみたいのは水紀の水槽だ、というのでした。店長もついに折れて、水紀の案をアクアイットとして提出する、というのでした。

この水槽が凄いです。全体は大きな地球儀のようになっていて、球形のアクリル水槽の外郭に世界地図が彫り込んであり、全体がゆっくり回っていて、中心の核は地球を模したサンゴの惑星が光り、周りを魚たちが泳いでいる。そして中に仕掛けられた鏡に見ている客自身の顔が映り、魚も自分も一緒にこの星で暮らしている、という強烈なメッセージが送られているんですね。

そしてこの水槽を見入っているのは、若い男。どうせ大したことない、と思っていたのに周りの声を聞いて見に行ってみて、一体誰がこの水槽を作ったのだろう、と驚くのでした。

この若い男は、おそらく失踪した水紀の兄でしょう。これをきっかけに、再会することができるのか。まだそんなに簡単には解決しないかもしれませんが、それだけのパワーがある水槽だと思います。

モデルとなる水槽がどこかに実際にあるのか、それとも安堂さんのオリジナルなのか。どちらにしても凄いなと思います。

そして単行本の表紙もきれいでしたけど、この水槽はぜひカラーで見てみたいなと思いました。

次回掲載は11月28日発売号から3回連続とのこと。また楽しみにしています!
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