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週刊漫画Timesで篠原ウミハルさんの『図書館の主』第78話「冒険の時間(1)」を読みました!


図書館の主 8 (芳文社コミックス)図書館の主 8 (芳文社コミックス)
(2014/05/16)
篠原 ウミハル

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週刊漫画Timesで篠原ウミハルさんの『図書館の主』第78話「冒険の時間(1)」を読みました!

最近「友情」がテーマになることが多いこの作品ですが、今回も主人公の司書・御子柴の一風変わった友情がテーマのようです。

冒頭は、タチアオイ児童図書館に出入りしている男子小学生・神崎翔太たち。時期は新学期、同じくタチアオイ図書館に出入りしている清水健志、野口らと「俺らもいよいよ最上級生かーカンガイ深いな!」などと言っています。そこにやってきたのはクラス委員長の長野。また今年もお前が委員長だろ、と言われてますが長野は翔太に「どっちかって言うと神崎君の方がクラス委員長に向いていると思う」と言います。健志が「コイツ行動力はあっても統率力はねえぞ?」とか突っ込んでるのが可笑しいです。

その中で翔太は御子柴の影響を受け、「今年は図書委員!」と言っています。一緒にタチアオイに行こう、と野口を誘いますが、野口は「児童図書館かあ。じゃあいいや」と断られてしまい、何となく複雑な雰囲気に。

一方タチアオイ。中学生の佐野大樹(だいき)と高坂(こうさか)正義が何やら相談しています。そこに司書の板谷夏夜(かよ)が近づいてきて、「何の悪だくみ?」とか話しかけています。大樹は、「正義のやつ家出したいとか言い出して」といいます。原因は何かと思うと、お父さんが録画していたサッカーの試合結果をわざわざメールで伝えてきたから、という他愛もないこと。ちなみに正義のお父さんは図書館にも出入りしている書店の主です。そこに「家出すんの兄ちゃんたち!!」と話を聞きつけて翔太が飛んできます。

正義は、大樹も友達なら一緒に家出してくれてもいいのによ、と無茶を言ったりしてると、突然そう言うストーリーの話を思い出します。「友達と一緒に家出してどっか島で暮らす話。家出したらその間に死んだことにされちゃってて、自分の葬式の日にもどってきてみなをびっくりさせるっていう」

そう、この話は、「トム・ソーヤの冒険」ですね。そこに現れた御子柴が作品を解説します。南北戦争前の牧歌的なアメリカで、自身や周囲の人間を元に書かれた作品。

その中の一章に、叔母に怒られてむしゃくしゃしていたトムと無実の罪を着せられたジョー・ハーバー、それにハックの3人で「海賊になることを決意して(「One Piece」か!とツッコミをい入れたくなりますが・笑)」川を下り、無人島で「海賊として」暮らし始めるのですね。しかしホームシックになったころ、蒸気船が自分たちを捜していることに気がつき、英雄気分で自分たちの葬式に現れる、というストーリーですね。(私もだいぶ以前に読んだので、中身は忘れてます)

翔太は「ちょっと羨ましーな。だってすげーおもしろそうじゃん!」と言うと、御子柴は「お前の家出の参考にはならんが、そんな冒険ができたのも一緒に友人がいたおかげだろう。」という話をします。すると夏夜は「御子柴君が友達について語ってんの変な感じがするわー」と言います。「どんなやつ?」と聞かれて御子柴が「一言で言うなら、変なやつだった」と答えるのが可笑しいのですが、「変なやつ同士気があったってことだね!」と夏夜と翔太が声を合わせています。


そこから御子柴の語りになります。

時は御子柴の大学時代。図書館学の相模原先生の授業で、女子たちにノートを貸してくれと頼まれていますが、ノートなど取らなくても理解できる、と一蹴しています。さすがに友達がいなさそうなのは、大学時代から変わらないようです。

そこに現れたのは頭ぼうぼう、ヒゲぼうぼうの怪しげな風体の学生。彼もノートを見せてくれ、というのですが、御子柴は「おまえ司書課程選択しているやつじゃないだろう」と言います。良くわかるな、というヒゲですが、何でノートが必要なんだ、と言われて「面白かったから」と答えます。

彼は評判が良い授業や面白そうな授業には潜り込んで授業を聴いてみているのだそうです。それでこの授業に潜り込んでみたら凄く興味深く、司書の仕事を知りたくなった、というのでした。

そこで御子柴は、相模原先生の授業が良いというのは同感だ、俺でよければ授業内容を説明する、と言います。その男は自分を榊と名乗ります。御子柴だ、と答えると、あの変わり者で評判の御子柴ってあなたのことだったんだなあ!というので、「変人に変人と言われると腹が立つな」「いやいや君にはかなわないよ」とか言われています。

大学のカフェテリアで図書館の歴史について説明する御子柴。「ご隠居と仙人が何か熱心に話してんぞ」とか言われています。御子柴は、「今から思えば、誰かと図書館について語り合ったのは、あれが初めてだったのかもしれない」と思うのでした。

この見るからに変人の榊ですが、この二人でどんな話をしたのか、その後どういう付き合いになっているのか、そのあたりは面白そうですね。次回は二週間後とのことですが、楽しみです。

御子柴は確かに変わり者ですが、一本筋が通った感じがありますよね。その友達だった榊という男も、興味に任せてあちこちの授業に潜り込んだりしている、また変わった男であることには違いありません。

こういうのを読んでいると、学生時代が懐かしくなってきます。

私は司書について学んだことはないのですが、図書館物の作品を読んでいると、いろいろなことが分かって面白いです。最近はすっかり図書館から足が遠のいていますが、また行ってみるのもいいなあ、と思うのでした。
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