個人的な感想です。

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Dモーニング45号でアダチケイジさんの『グラゼニ 東京ドーム編』第4話を読みました!


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(2014/07/23)
アダチ ケイジ

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Dモーニング45号でアダチケイジさんの『グラゼニ 東京ドーム編』第4話を読みました!

「球界マネーサバイバル」と銘打った森高夕次さん原作・アダチケイジさん漫画の『グラゼニ』ですが、主人公の中継ぎ投手・凡田夏之介は当初所属していた神宮スパイダーズ(ヤクルトがモデルですね)で年俸の折り合いがつかず、エージェントのダーティ桜塚にそそのかされたこともあって一時はポスティングで大リーグに渡るのですが、チーム事情でマイナースタートとなりその契約も切られてしまいます。しかしダーティは暗躍して凡田を日本球界の盟主・文京モップス(巨人のことですね)に入団させることに成功したのでした。

契約は年俸8000万プラス出来高2000万、75試合登板が条件です。入団会見ではサプライズで鈴木監督が駆けつけ、また監督からモップスオレンジのグラブをプレゼントされるなど、大きな期待を受けてのスタートになります。

そしてシーズン初めのモップスの豪華壮行会に、新居にうつり、定食屋のユキさんと結婚したばかりの夏之介は夫婦で参加しますが、その豪華さに圧倒されて帰ってきたのでした。しかしその裏では、すでに名門球団ならではの足の引っ張り合いが始まっていたのでした。

今回はここからです。(ちなみに16日にはもうモーニング46号が発売されていますが、これは45号掲載分の感想です)

新居に帰り、明後日から公式戦というところですが、ユキさんとの会話の場面で、夏之介は最初はイースタンで肩ならし登板(メジャーのオープン戦には出ていましたが日本では投げてないので)し、明日は「読売ランドのモップス球場」で練習、ということになっていると言います。(全然巨人だということを伏せてませんねこれでは・笑)

しかし翌日夏之介は神宮外苑の周りを車を走らせています。元スパイダーズの彼は神宮球場の室内練習場に何となく来てしまったのですね。車を首都高4号線に乗せ、外苑入口→新宿大カーブ→中央道→調布でおりて、下道で読売ランドへ。この距離が、スパイダーズとモップスの距離、という感じが出ています。

モップス球場に着いてマネージャーに案内され、モップスのユニフォームを来てグランドに出ると、中継ぎの杉里が走っています。壮行会でいじけていた(夏之介の加入でチャンスが減ったので)中継ぎ投手二人のうち、杉里は開幕ベンチに外れて二軍にいるのですね。夏之介がベンチに来ると、そこに外野手の鳥海がいます。知ってるよな、と言われて、知らないはずはない、と夏之介は思います。

甲子園に出られなかった夏之介と違い、鳥海は同学年で甲子園で優勝したエースで4番。早稲田に進学し、一塁手として活躍してドラフト1位でモップスへ。しかし彼は今年俸1600万で夏之介の5分の1なのでした。入団時には39歳のベテランがいて、41歳までポジションが明け渡されず、次の年には大リーガーにポジションが奪われ、コンバートを志願して外野へうつると、今年はパリーグからFAでまた実績のあるホームランバッター富士野が入ってきて、また二軍スタートになったのでした。鳥海はイースタンで2度ホームラン王を取った、と言います。二軍でいくら活躍しても、人気球団であるだけにつねに凄いライバルがいて、なかなか出場機会を得られないでいる不運な男なのでした。

だいぶ古い話になりますが、巨人には大北というバッターがいて、大器大器と騒がれ二軍で首位打者を取りながら結局芽が出ずにトレードに出され、そこでも活躍できずに終わった、という例を思い出しました。選手層が厚い球団はそう言うことがありますよね。

二人で柔軟をやっていると、鳥海は夏之介に、富士野と自分の関係は夏之介と杉里の関係だ、と言います。そこに杉里が駆け寄ってきて挨拶すると、鳥海は杉里に「愛想笑いしやがって複雑なくせに」とずばっと言います。杉里が「キャッチボールして下さい」というので、夏之介はオレンジ色のグラブを持ってくると、特注でしょ、という鳥海に「鈴木監督にもらったんだ」と言います。すると二人の表情が変わります。(そりゃそうだ)中継ぎには何人も揃っていて、その一角に食い込もうとしていた杉里に取って、明らかに監督に期待をかけられている夏之介の加入は、目の上のタンコブ以外の何物でもないわけですね。

杉里は、移籍してきた夏之介は登板機会が与えられるから自分の登板数は減り、給料は減る、と思いますし、鳥海は鳥海で高校時代は存在さえ知らなかった夏之介が高卒で弱小球団に入ったために今の地位を築いた、それが羨ましい、と思うのです。羨望と嫉妬を感じた鳥海は、杉里がんばれ!と思うのでした。この自分以外全部敵、敵の敵は味方、みたいな状況、さすがにエリート球団・巨人は違う、という感じですね。

そして鳥海は「逆転の発想だ」と考え、変なことを言い出します。「杉里、今シーズンお前は凡田に弟子入りしたらどうだ?」と。

今週はここまでです。

・・・・・・すごいですね・・・!(笑)

まあ今はそう言う世界に所属していないのでこういう人間模様は凄いなとしか思えないのですが、いろいろなところでこういうことってあるのでしょうね。まあそう言う中で生き残って行く選手が本当の意味で優れている、ということになるのかもしれません。

凡田に弟子入りしろ、というのはつまり、凡田にいろいろ教えてもらって投球技術ほかを盗め、ということなのでしょうね。凡田を持ち上げることで杉里を成長させようと。そして結果的に凡田を追い落とそうと言う深謀遠慮。何つうか凄いです。スポーツ紙を読んでいるとよく他球団から来た選手に「弟子入り志願」みたいな記事がシーズン初めによく出ていることがあるのですが、ああいうのは単純にその選手を尊敬しているから、みたいに受け取っていましたが、裏ではそう言うドロドロしたこともあるのかな、とびっくりしました。

まあ「重版出来!」のマンガ家の卵同士の足の引っ張り合いもそうですが、やはり才能と運不運と有力者の引き立てが物を言う世界では、そう言う足の引っ張り合いみたいなこともあるのでしょうね。

素朴にそんなことを感じた今回の『グラゼニ』なのでした!
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