個人的な感想です。

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月刊アフタヌーン12月号Kindle版で弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第67話「攻撃艦隊の危機」を読みました!


アフタヌーン 2014年12月号 [2014年10月25日発売] [雑誌]アフタヌーン 2014年12月号 [2014年10月25日発売] [雑誌]
(2014/10/25)
アフタヌーン編集部、岩明均 他

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月刊アフタヌーン12月号Kindle版で弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第67話「攻撃艦隊の危機」を読みました!

シドニアの騎士」、アニメBDの方もついに最終6巻が出ましたね。こちらの方の感想も、また改めて書きたいと思いますが、今回は原作最新話についてです。

12月号のアフタヌーンは、こちらに書かれている通り、紙の雑誌の発売が10月31日(金)に延期になったのですが、Kindle版は予定どおり25日からダウンロード出来ましたので、私はこちらの方で読みました。

ですから紙の雑誌で読んでいる方はまだ発売前と言うことになります。感想を書くのが良いのかどうか、少し迷ったのですが、ネットを見るとすでに読まれている方もかなりあるようですので、感想を更新することにしました。紙の雑誌の方でお読みになる方は以下、内容に関わる記述がありますので、御考慮ください。

前回、66話では、落合が融合個体2号を乗っ取って宇宙に逃走した際、意識を失ってしばらく眠ったままになり、大シュガフ船攻撃に参加出来ず、取り残されてしまっていた谷風が、突然の小林艦長の訪問を受けました。そして、今まで自分の出生について何も知らなかった谷風が、機密に関わる部分まですべて艦長に教えられたわけです。そして予定外の雨の夜、ヒ山さんとの約束をすっぽかして遅くまで艦長と一緒にいた、と言うところで終わりでした。

今回はそれを受けての展開です。

ヒ山さんが買い出しに出かける場面が扉絵。「シドニア百景No.51 最上層付近市場」とあります。そこを降りてきたのは谷風長道。晩ご飯食べに行けなくてすみませんでした、と謝る谷風に、ヒ山さんは「三日も連絡がつかないから心配してたのよ」と言います。

三日!

どういうことなんでしょうか。そういうこと(笑)、かも知れませんが、それだけではないでしょうね。何かこの三日間に、ほかにもいろいろあったのではないか、と言う気がします。

谷風はヒ山さんに「最上層から来たみたいだけど何をしてたの?」と聞かれてうろたえたり、腕時計型の端末で呼び出されて焦ったりしています。「何を慌ててるのかしら…」と思うヒ山。

まあ、いろいろあったわけだし、書かれていないこともいろいろあったんでしょうね。(笑)

谷風がやってきた空間。そこにいたのは艦長、そして下の方に佐々木。あと、司会の仮面の人物が見えます。縦に長い巨大な空間ですが、何といったらいいのでしょうか。

遅れてすみません、と謝る谷風に、仮面の人物が「そこは総司令専用の入り口だぞ!」と注意します。注意されて横を見るとそこにいたのは艦長。「失礼しました!」と焦る谷風に、艦長は意味深な笑みを浮かべ、「構わんから早く席につけ」といいます。谷風は少し頬を赤くします。

オイオイ。(笑)

まあいいですけどね。(笑)

谷風は下の方の自分の席に行きます。どうもここは無重力空間のようです。

それに、艦長は仮面をしていません。どういうことでしょうか。

「これより最上位船員会を開始致します」

そうか。

谷風はおそらく「すべて」を知らされ、シドニアの最高意思決定機関である「最上位船員会」のメンバーとなったわけですね。この三日間と言うのはきっと、そのために必要な様々な知識を叩き込まれたりしていたのかな、と想像しました。

谷風は「生まれながらの不死」ですし、最重要メンバーの一人だった斎藤ヒロキのクローンですから、いつかそういうことになるだろう、とは思ってはいたのですが。

「不死の船員会」は艦長によりクローン落合によって抹殺されていますから、いまはこの「最上位船員会」が名実共に最高意思決定機関なのでしょう。そこには東亜重工の佐々木、それに科戸瀬ユレの顔が見えます。

艦隊の進行状況について、順調に航行しているとの報告が行われます。「艦隊が転換機構を回収した時点でほぼ勝利が確定する」と言う年配の船員、「まだ安心するの早いわ」という三つ編みのおさげの少女。船員服でない、普通の普段着のような服装です。そして「僕らが最優先で対処すべきなのは融合個体二号の方じゃないかな?」という天才くんみたいな雰囲気の少年。これらの人々の実年齢は分からないわけですが。

ユレ博士は観測情報を元にして作ったかなたの画像を見せ、体積の40%を失っている、といいます。かなたはまだ重力子放射線射出装置を修復出来ていない、と言うユレ博士ですが、疑う声もあります。ユレ博士はかなたの位置さえ把握出来ていれば、不意をつかれることはない、と主張しています。

何か言いたげな谷風に、艦長が指名します。

「かなたは・・・科学者落合はもうシドニアの敵でしかないんですか。また一緒に奇居子(ガウナ)と戦うことはできないんですか」

谷風はここに来ても、かなたのことを心配しているのですね。それはつむぎが持った思いと同じなのでしょう。

「無理だ。やつは奇居子(ガウナ)と同様、排除の対象だ。それは奴が和平を望んできたとしても変わらん」と艦長は断言します。

まだ言いたげなことはあるかんじでしたが、谷風は「はい、わかりました」と答えるのでした。

多分、斎藤ヒロキも、なんとかうまくやれるならやるべきだ、という考え方だったんじゃないかな、と言う気がします。

おにぎりを持ったまま、居住区上部の、雲の湧く空間の崖の上のようなところに立ち、谷風は一人ながめています。かなたのこと、つむぎのこと、自分自身のこと、そしてシドニアのこと。何を考えているのでしょうか。

さて、一方の、攻撃艦隊です。順調に飛行していた、はずなのですが警報音が鳴り、不可視化したガウナが接近しているのが分かります。発見したレーダー担当のオペレーターの子は初出場ですが、すでに「可愛い」とネットで評判になっていました。

司令官は誰でしょうか。一瞬勢威かと思いましたが、良くわかりません。このガウナは、少なくとも小シュガフ船以上の大きさであることは間違いなく、非常に速度が速いため、交戦が決断されます。

それは第二攻撃艦隊でした。第一艦隊の方は緑川纈が指令だと思いますので、そうでない方がまず標的になった、と言うわけですね。

操縦士たちが状況を見る巨大モニタのある空間に、谷風も駆けつけます。仄姉妹の誰かもいるようです。

衛人隊は、誰でしょう、サマリとカオルくんと春日くんがいるようです。そして、つむぎもいます。

つむぎは、谷風がいないところで戦うことになりました。ずっと谷風と一緒に戦ってきましたので、心細そうな感じもします。

合体して航行していた水城型防巡艦が分艦し、敵が実体化すると、見開きに入り切らないような巨大ガウナ。シュガフ船です!と声がし、「推定内包本体数…10万!」と緊迫した声。主本体を狙え!と言う声とともに艦隊から主砲が発射されます。東亜重工のシヂミもこの攻撃を見ています。

しかしシュガフ船からもヘイグス粒子砲が放たれ散開しようとします。主本体一個が破壊されましたが、まだまだ先が長そうです。

シドニアで観戦している操縦士たち。「こんなの勝てたとしても相当消耗するわよ」と言う仄。その後ろには谷風がいます。

しかしついに、ガウナの攻撃で水城型艦船の一隻、四番艦が被弾し大破してしまいます。とにかくヘイグス粒子砲を放つ砲台を潰せ、と声がかかる中、つむぎと衛人隊が出撃しますが、シュガフ船からも無数のガウナが射出されます。それを見つめるつむぎのアップで、67話は終わったのでした。

ちなみに次のページでかなたを乗っ取った科学者落合の内輪ネタが炸裂していて、笑いました。

それはともかく。

うーん。いろいろ思うことがありました。

最上位船員会。ここにいずれ谷風が加わることは予想の範囲内でしたが、何となく貫目が足りない感じがしてしまいました。まあ、不死の船員会みたいなあり得ない存在感を求めるのは無理だと思いますが、やはり艦長と対等にものをいえる存在がいないと言うのは、意思決定機関というよりは実務処理機関みたいな感じがして、ちょっとその辺りが物足りなかったのですが、まあ存在感が出て来るのはここからかもしれませんね。その場に引き出されて戸惑っている谷風の感じや、でもその中で自分の意見はきちんと言うところも、谷風長道と言うキャラクターの人物像として、重要だと思いました。そういえばクローン落合がいませんでしたね。

何かこの辺りからは、その場面にいない人物、つまり欠落している部分が、重要になって来るのかもしれないな、と言う気がしました。

それから攻撃艦隊。3つに分かれ、第一艦隊・第二艦隊・観測艦隊とあるわけですが、おそらく緑川纈は第一艦隊に、科戸瀬イザナは観測艦隊にいるものと思われます。第二艦隊の司令は勢威にも見えましたが、アップにはなっていないのではっきりは分かりません。その他の衛人操縦士たちは、サマリがいるように見えましたがこれもはっきりとは分かりませんでした。カオルくん(金髪そばかすのモブキャラ。イザナと同じく中性らしいです。これは「オトナアニメディア」の特集で読んだのですが)と春日くん(ごつい顔をしたモブキャラ。カオルくんと二人で出て来ることが多いです)、それにつむぎ、シヂミが第二艦隊にいることは確かなのですが。

今までの戦闘場面では、操縦士たちも主なキャラがずっと戦ってきていたので密度が感じられていたわけですが、3つの艦隊に分散し、谷風が不参加となると一つの艦隊の攻撃能力に不安を感じざるを得ませんね。

ちょっとこの心もとない感じが、これからどういう風に展開して行くのか、いろいろ考えさせられたわけです。

むう。

うーん、また一ヶ月。ですね。

楽しみに待ちたいと思います!
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