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Dモーニング48号で小山宙哉さんの『宇宙兄弟』第238話「共犯グループ」を読みました!


宇宙兄弟(24)宇宙兄弟(24)
(2014/09/22)
小山宙哉

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Dモーニング48号で小山宙哉さんの『宇宙兄弟』第238話「共犯グループ」を読みました!

カルロの復帰でジョーカーズが全員揃い、L3(「Launch=打ち上げ」三日前)の関係者の家族を招いての恒例のバーベキューパーティーの日。ベティの息子のクリスとカルロが話したり、アンディの大柄な家族とムッタの両親が、またフィリップの父親とムッタが話したりしています。その中でエディはセドリックという男を呼び、「夜風に当たりたい」から明後日の夜車を出しておいてくれ、と頼みます。明後日、とは打ち上げ前日ですね。エディは何を企んでいるんでしょうか。セドリックはにやにやして、「バレても知らないぞ」と言います。

エディは、ここへ来て「不真面目な奴」の真似をしたくなってね、と言います。そこには写真のスタンドが。ムッタは歩きながら、その写真を見ます。それは、宇宙からの帰還時に事故によって亡くなった、月飛行の英雄でもありエディの弟でもあるブライアン・Jの写真でした。

その写真に見入るムッタに、肌の黒い少女が話しかけます。エディおじさんの最後のフライトだから連れてきたの、と。その少女はブライアンの娘、エイミーでした。そこにブライアンの妻・マリアンも来て、ブライアンはムッタの弟のヒビト(今はロシアにいってます)から聞いて、いつかムッタに会いたいと言ってたの、という話をします。ムッタはその話を聞いて、少し上気した気分になります。

この作品の『宇宙兄弟』という題名は、もちろん主人公ムッタとヒビトの兄弟のことでもあるわけですが、一方ではその先輩格に月へ飛行したブライアンとISSのベテラン・エディの兄弟がいたわけです。ヒビトは月で、ブライアンが置いて行った宇宙飛行士の人形を見つけたというエピソードもありました。この二組の宇宙兄弟は、いろいろと状況が絡んでいます。エディは最後のフライトで月を目指すことになり、兄弟での月面着陸を達成することになりますがブライアンはもう亡くなっている。ムッタも月面に立つことで兄弟での月面着陸を実現するわけですが、ヒビトは月面でのトラブルの後遺症によるPTSDでNASAを離れざるを得なくなり、今はロシアで再度のフライトを目指しているようです。

弟たちの栄光と挫折を、兄たちが追いかける。そんな展開になっているわけです。

打ち上げ二日前、アレスVロケットが打ち上げられ、搭載された月面着陸船アルタイルが無事に宇宙空間に出ました。打ち上げ前日は、全員缶詰状態でみなでDVDを見たりしています。要するに暇な状態です。宇宙飛行士はブロマイド写真へのサインという仕事もあるようです。

10時半消灯。11時20分に、セドリックは約束どおり車を置いて去ります。「ジョーカーズ」の面々はそっと寝室を抜け出し、セドリックの置いて行った車に乗り込みます。こんな「バレたらまずい」ミッションを最初に実行したのはブライアンだったそうです。

エディは、なんでブライアンが毎回打ち上げ前日にこっそりクルーを連れて脱走したのか、今なら分かる気がしてね、と言います。やってきたのは、明日打ち上げのロケットそのもの。その発射台の下で、ロケットをながめにきたのでした。

「これで俺たちジョーカーズも、脱走の共犯グループだ」

そういいながら、エディもみんなも、実に楽しそうなのでした。

明日が打ち上げという日の、心高ぶる夜。そんな日に実行されるちょっとしたいたずらが、否応なくクルーの気持ちをかき立てます。

ついに明日。

物語の最初からしたら夢のようなことが、ついに実現するわけですね。

読んでいる方も、ワクワクして来るのでした。
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