個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

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『進撃の巨人』のミカサは「暗殺者」というキャラクター設定だと知って、驚き、納得しました。

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少し古い話になりますが、去年(2013年)の8月に『進撃の巨人』のDVD2巻(初回特典付き)を入手したときの話です。

付属のパンフレットには、キャラクターデザインの浅野恭司さんとアルミン役の井上麻里奈さんのインタビューが掲載されていて、特にミカサのキャラクター設定に関するエピソードがとても面白かったのです。

ミカサは『進撃の巨人』の中で私が一番好きなキャラクターなのですが、すごくミステリアスでこういうキャラクターってなかったよなあと思っていました。浅野さんも、ミカサが描きにくいという話をしているのですが、そのあとこう言っています。

「ミカサはヒロインなので、業界の常識的に言えばキレイ目系というか、艶っぽいというか、そういう方向で描いた方がいいかなと思っていたんです。でも正直、美人さんなのか、かわいい子なのか、そうじゃないのか、男っぽいのか、今ひとつ自分の中では定まってなくて。諌山さんからのリクエストを受けて何度か修正して行く中で、だんだんつかめてきた感じではあるのですが……。諌山さんとしては、ミカサはあくまで暗殺者だと。伏し目がちで、目にハイライトも入らないくらいの印象で。もちろん口紅とかもなく、感情を押し殺したような。そういうイメージだとおっしゃっていました。ただ自分自身が描いているものと、視聴者が求めているものとは違うので、アニメで見るミカサに視聴者は喜んでくれているので、そういう方向でいいと思います、とおっしゃってくれていて。」

暗殺者!これを読んで私もすごく驚きました。でも驚くとともに、そうなのか!と新鮮な感動が生まれました。そしてなんというか、すごく大きな範囲の中で納得して行く感じがありました。

そうか、なるほど、ミカサは暗殺者なのか。ミカサは言わば、「少女ゴルゴ13」なのだな。

今まで少女が「最終兵器」であるとか、「培養されたクローン兵器」だとか、そういう設定は今まで見たことがありますが、「少女でありそのまま暗殺者である」という設定は今までなかった気がします。エレンを守ることに特化した暗殺者。すごく斬新な設定だと思います。究極のツンデレというか、狂気の愛、と言ってもいいのではないでしょうか。ぞくぞくします。

あの腹筋の割れた完璧な肉体も、人間のレベルをはるかに超えた卓越した身体能力も、東洋人で表情がない、というのも、人を信用せず、調査兵団組織も信用せず、エレンに危害を加えられれば「人類最強」にすら牙を剥きかねず、ただ自分の能力だけを頼りに行動するのも、すべて「少女ゴルゴ」だとイメージすれば納得できる、と思いました。一体どんな人物像なのか全然ミステリアスだと思っていたのですが、「暗殺者」という設定が分かって、すごく深く納得し、感動を新たにしたのでした。

これはアニメしか見てない方にはネタバレになりますが、単行本12巻でエレンとユミルがさらわれて、エルヴィン団長率いる調査兵団と憲兵団の混成部隊が救出に行くとき、ミカサがクリスタに「ユミルがエレンの味方をしないならユミルを殺す」と迫るところがあります。あの場面の迫力はまさに暗殺者ですし、もう助からないと覚悟したミカサがエレンに「あのとき、マフラーを巻いてくれてありがとう」と言う場面の可憐さは、ミカサの極端な二つの面がすごくよく現れていますね。

でも本質は、いつもエレンを信じ、エレンが好きで、エレンを守り、エレンと一緒にいたい、と言う一点に集約されるのです。諫山さんが自分の理想の彼女を書いたらミカサになった、と言うようなことをどこかで言っておられましたが、「エレンを守る」という面が「暗殺者」という次元にまで徹底されていて、これがまたエレンがしょっちゅう連れ去られてしまうためにたびたびその面が現れるところが、このマンガの特異なところであり、また大きな魅力なのだなあと改めて思いました。
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