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『月刊アフタヌーン』2月号で弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第69話「岐神海苔夫の復帰」を読みました!


アフタヌーン 2015年2月号 [2014年12月25日発売] [雑誌]アフタヌーン 2015年2月号 [2014年12月25日発売] [雑誌]
(2014/12/25)
アフタヌーン編集部、幸村誠 他

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『月刊アフタヌーン』2月号で弐瓶勉さんの『シドニアの騎士』第69話「岐神海苔夫の復帰」を読みました!

昨日はおととい書いたような事情でお休みさせていただきましたが、今日は『シドニアの騎士』の最新話について、感想を書きたいと思います。

今回の『シドニアの騎士』、扉の「シドニア百景」は「東亜重工動力流路」ということで配管がうねる中、佐々木が上半身もろ肌脱ぎになって浮遊しています。何かの作業中なのでしょうか。

前回、大シュガフ船を撃つため重力子放射線射出装置を備えた攻撃艦隊が第一攻撃艦隊・第二攻撃艦隊・観測艦隊の編成で大シュガフ船に向かうさなか、突如現れたシュガフ船により第二攻撃艦隊が全滅し、主人公・谷風長道が愛を告白した融合個体・白羽衣つむぎもバラバラになってしまった、というところまででした。

そして融合個体二号・かなたを乗っ取った科学者落合によって人格を乗っ取られていた岐神海苔夫が意識を取り戻します。

谷風は艦長小林にすぐに攻撃艦隊のいる前線への復帰を申し出ますが、二零式衛人(もりと)の完成次第、ということになります。今回の冒頭の場面は、谷風が東亜重工で二零式の調整を行って言う場面からです。

そこに、新しい操縦士が追加された、という話が。一九式の割当を希望しているのだが、すべて出払っているのでとりあえずは手がすくまで空いている機体でやってもらうしかない、と佐々木は言います。そこには「岐神海苔夫 機体割当 無」の文字。それを見る谷風の顔がアップになっています。どういう感情を持ったのか、よくわかりません。

岐神は「空いている機体」で訓練を終え、シドニアに帰還します。そこに話しかける男。「俺がいるべき場所はここじゃないなんて考えてます?」とぶしつけな質問をしてきた男。「まさか後衛に回されるなんて思わなかった」という男は、1巻第3話、つまり物語の中で一番最初に戦死した山野栄子の弟・山野稲汰郎でした。山野の戦死時点ではまだ子供でしたが、もう数年経っていたのですね。

岐神は科戸瀬研究所を尋ねます。海蘊に会いにきたのですが、入場を断られます。そこにたまたまいた科戸瀬ユレは、岐神が入場することを許可します。操縦士に復帰出来たのは科戸瀬博士のおかげだ、という岐神にユレは「感謝なんてしないで」と言います。融合個体を作り出しそれを乗っ取るという科学者落合の企みに利用された岐神に対し、何か思うところがあるのか、あるいはもともと高飛車なのか、まあユレは長道に対してもそうですからもともとそういう人なのかも知れません。

そして水槽の中で肉体を復活させつつある海蘊。この絵はすごくかっこいいです。ガウナが模写したエナ星白みたいな雰囲気もありますし、やはりガウナのエナの何でも再生する性質を利用しているのでしょうか。今回一番好きなカットです。

ユレは、この治療はこの子を救うためのものでなく、落合がどうやって意識を乗っ取ったのか調べることが目的だ、と言います。シドニア血線虫のことはまだ判明していないのですね。それでも岐神は、落合の封印を解いてしまったのは自分で海蘊には何の罪もない、どうか助けてほしいと懇願します。岐神も変わったなあと思います。

そこに鳴り響く警報。

科学者落合が乗っ取った融合個体・かなたから高重力反応が出たのです。これは、「理論上最強の兵器」重力子放射線射出装置発射前の兆候なのですね。それがシドニアに向けられたら全滅ですから、艦長は緊急加速してそれを避けることを図ります。ユレ博士は、「こんなに早く修復するなんて」と焦っています。

一方東亜重工にいる佐々木と長道はかなたの形状を見て驚いています。そして一瞬にして消えたかなた。かなたは新型推進機関を模写し、それによって超高速で宇宙空間を移動したのです。

そして、その目標は、第一攻撃艦隊と恒星レム上空で恒星のエネルギーを吸収している転換機構が狙いに入っていたのでした。佐々木は艦長に、かなたが艦隊に到達するのは、「遅くても一日、早ければ一時間」だと言います。

一方第一攻撃艦隊の司令官・緑川纈(ゆはた)は全艦全衛人に戦闘準備を命じます。重力子放射線射出装置もスタンバイさせます。サマリ、勢威、弦打らも厳しい表情です。超構造体で覆われているかなたにどういう攻撃を仕掛ければいいのか。転換機構なしでは射程距離は1キロ単位でしかない、と春日くんとカオルくんが話しています。……あれ?この二人は先月、第二攻撃艦隊(68話13ページ)にいたのですが…双子なのでしょうか。ゆはたは、どうにかして転換機構に先回り出来ないか、と必死に方策を探っています。

しかしさらにそこに。シュガフ船が出現します。しかも第二攻撃艦隊を襲った巨大なシュガフ船で、それがひとつだけでなく15以上が同時に出現したのです。絶体絶命とはまさにこのことでしょう。

その状況の中、艦長は緊急に二零式、すなわち谷風の出撃を命じます。谷風が搭乗しようとしたまさにその時、今度は。

なんとシドニア本体の間近にシュガフ船が実体化したのです。その数6体。

「こんなの、シドニアに残っている戦力じゃどうにもならないわ…」

1体で第二攻撃艦隊を全滅させたシュガフ船が、第一艦隊の周囲には15体以上、シドニア本体の周囲には6体。シドニアに残された戦力は、操縦士としてはたまたま遠征に参加出来なかった谷風や岐神ら、わずかしかいませんし、また二零式はあるとはいえまだ谷風機のみです。ここまでの危機は今までなかったのではないでしょうか。

そんな声の中、岐神も山野も深刻な表情をし、佐々木は慌ただしく指示を飛ばし、そして谷風は重大な選択を迫られるのでした。

いやーすごい。びっくりです。一度にこんなピンチが訪れるとは。まさに最終回も近い、という感じになってきました。

まずはシドニア周囲の敵を征討するしかありませんが、第一攻撃艦隊には科学者落合が操るかなたとシュガフ船団が接近しています。つむぎもどうなったのかわかりませんし、とても慌ただしくなってきました。

この事態に谷風は、小林艦長は、ゆはたは、どう対処して行くのか。

さらに次回が見逃せなくなってきました。

そして、今月はアナウンスが3つ。

ひとつ目は、アニメ二期「シドニアの騎士 第9惑星戦役」が4月から「アニメイズム枠」(MBS・TBS系の深夜アニメ枠)で放送される、ということ。これは前回も書きましたが一期副監督のポリゴンピクチュアズの瀬下さんが監督です。

2つ目は、3月6日「シドニアの騎士」劇場版が公開されるとのこと。シドニアはもともと大画面で見たい作品ですし、これは楽しみですね。

3つ目は、単行本14巻が2月に発売されるとのこと。今回も5話収録だとすると、今回の69話までということになります。そうすると、次回の70話が15巻の冒頭ということになるのでおそらく3月号は巻頭カラーということになると思います。

いろいろと楽しみがつきませんね。どれも楽しみです!
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