個人的な感想です。

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少年ジャンプ13号で尾田栄一郎さんの『One Piece』第777話「ゾロVSピーカ」を読みました!


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(2015/01/27)
尾田栄一郎

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少年ジャンプ13号で尾田栄一郎さんの『One Piece』第777話「ゾロVSピーカ」を読みました!

ドレスローザ編も大詰め、と最初に言ってからもうずいぶん経つのですが、(笑)今回は作中でも「あと4人!」と言うアナウンスがありました。4人?てだれだろと思ったらドフラミンゴ自身、最高幹部のピーカとトレーボル、そしてベラミーが入ってるんですね。まだベラミー、ルフィと戦ってるんでしょうか。もうずいぶん長い間王宮屋上での戦いに言及されてないですね。

いまのところルフィが出てきた最後の場面は、3号(12月15日発売)の770話「エルバフの槍」でしたから、もう2ヶ月以上出ていません。単行本になっても半分以上はルフィが出て来ないという計算になります。そういうこと、「進撃の巨人」では主人公のエレンが全然出て来ないということはよくあることなのですが、全巻見直してみないとちゃんとは言えませんが、「One Piece」では今までなかったんじゃないかなと思います。(あったとしたら、過去編が続くときとかでしょうね。)

それだけドレスローザ編、戦線が拡大していて今ようやくそれが収束しようとしているので、各場面をじっくりと書き切るのに時間と枚数がかかっているという感じです。その結果、それぞれの場面が魅力的になってはいるのですが、そろそろルフィの顔も見たいですよね。それが連載というものの難しさだと思います。単行本なら一気読みすればそのうち出て来るわけですので、そんなに気にならないかもしれないのですが。

さて、以下場面に応じて詳細にいろいろ見て行きたいと思いますので、内容に触れることになります。ネタバレということになってしまいますので、ぜひジャンプ本誌をお読みいただいてからお読みいただければと思います。

今回の扉の短期集中連載は「ジンベエの海侠一人旅 vol22 大混乱の謝罪と和解と再会と」。ワダツミと海獣たちが住民たちに謝りに行き、迷子になっていた海ネコの女の子が母海ネコの元に帰る、という場面。ようやく認識したのですが、海ネコって、「アラバスタ王国」の神獣のあの海ネコなんですね。最近『トレクル』(スマホゲームのOne Piece トレジャー・クルーズ)にはまっていて、その「ナノハナ→レインベース」で出てきて、ドロップして自分の持ちキャラの中に入っているので、なんだか妙に親しみを感じました。ということは、この扉連載のこの場面は、アラバスタ王国なのかもしれません。

さて本編。先週、ついに「現」コロシアムの英雄・最高幹部ディアマンテに一撃を加えることに成功した元・コロシアムの英雄でありリク王軍軍隊長、片足を失いシュガーに兵隊の人形にされていたキュロス。キュロスはリク王の娘・スカーレットの夫だったのですが、ディアマンテの手によりスカーレットは殺されて、人形になったキュロスは彼女を救うことが出来なかったのでした。

最初の場面はその当時のことを回想するリク王、スカーレットの妹・「千里眼」のヴィオラ、そして軍隊長タンク。次のページにはキュロスの斬撃で吹っ飛ぶディアマンテ。彼は、一本の木の杭に叩き付けられ、後頭部を強打して意識を失います。キュロスは勝ったのです。そしてロビンの元からキュロスに駆け寄るキュロスの娘、拳闘士としてコロシアムで戦っていたレベッカ。レベッカを守っていたロビンも、実はディアマンテの「鉄の星」攻撃で背中に深い傷を負っていたのでした。

キュロスに駆け寄るレベッカ。しかし、キュロスがその前で座り込んでいたその木の杭は、実はスカーレットの墓標なのでした。そう、10年前キュロスは二人と別れるとき、「ヒマワリ畑で待て」と言っていたのでしたね。そのスカーレットの墓標が、ディアマンテにとどめを刺した。この演出は泣かせます。

「旧・王宮の台地」にいるリク王たちの元では、ヴィオラが千里眼で戦況を見つめ、キュロスが勝ったことを確認します。そしてスマイル工場でのフランキーの勝利も。残るは4人、とヴィオラはいい、市民たちは「ここまでやってくれるとは・・・こんな奴らの首を取って自分らが救われようと考えてたなんて!」と今更ながらにどよめきます。まだ決着はついてないとはいえ、人々の間に安堵感が広がります。ドラマの「緩急」の中では「緩」の場面ですが、当然次に来る「急」の場面の布石でもあります。

リク王は「町へ降りる。まだやれる事がある筈だ」といい、タンク軍隊長や市民たちも王に従って町へ降りて行こうとします。海軍大将・藤虎はすでに町に降り、市民を守れる範囲に集めろ、と海兵たちに命じています。

しかし、「現・王宮のある台地」には何やらボコン!と次々に岩の棘が生じて走り、4段目のヒマワリ畑に最高幹部・岩石人間のピーカが現れます。ピーカはキュロスたちに問いかけます。「お前たちにとってリク王とはなんだ?」と。キュロスは大恩人だ、と答え、また「世界にあってもリク王家は平和の真意を知る尊い一族!貴様らを追い出し彼がまた王座につく事を今…国中が望んでいる!」と答えます。

・・・ここは私が日本人のせいかもしれませんが、やはり皇室を思い出してしまうんですね。そういう意味では、この戦いは幕府と討幕派の戦い、明治維新のような暗喩もあるのかもしれないな、と思ったりします。まあ事象的には全然重ならないのでそういう意図は作者さんにはないとは思いますけれどもね。

一方ピーカは、「王宮のある台地」の中を行ったり来たりし、戦いに傷ついたものたちをさらに投げ出したりして、ゾロを怒らせます。2段目のゾロの前に現れたピーカはゾロに言います。「旧王の台地に誰がいるか」と。ゾロは「この国の王だろ」と答えます。するとピーカは、「国中の人間たちがリク王の復古を望んでいるそうだ」と答えます。

・・・復古。王政復古ですか。やはり尾田さんも明治維新に引っ掛けるニュアンスが少しあるのかな、と思いました。

ピーカはさらに続けます。「目障りじゃないか。王はドフィ一人だ」と。ピーカは、以前ゾロにその頭部を破壊された巨大ピーカ像に宿り、ついにその巨大な全体像を動かし始めます。歩いて旧・王宮のある台地に向かおうというのです。つまりゾロを遠くに追いやろうとしていたのですね。ゾロは罠にはまった事を悟ります。「まずいなこのままじゃ。あいつのパンチなら王の台地は一発で粉々だ!ウソップも王も潰されて即死!」と。

この時ゾロの考える作戦が凄い。「作戦1 斬撃をとばす。」これは遠すぎて威力不足だと。「作戦2 ジャンプして飛び乗る」届かない。「作戦3 大声で叫ぶ」聞こえるワケない。「作戦4 電伝虫で伝える」持ってない。そんなこと考えている間にピーカは「旧王宮のある台地」に迫り、ウソップ、きんえもん、カン十郎、リク王たちに迫ります。この2ページに渡る中央の見開きの巨大な岩人間・ピーカの姿は本当に迫力があります。

そしてゾロの考えた「作戦5」。「空を飛び奴をぶった斬る!」一番現実味のなさそうな作戦ですがゾロは言います。「これでいこう」と。

・・・・・・もうこの持っていき方は最高ですね。(笑)現実味のありそうな作戦をどんどん否定して一番あり得ない作戦を実行する説得力を持たせる。まあマンガなんで何やってもいいのですが、逆にあり得ないことを登場人物にやらせるためにはそれなりに布石が必要だと言うことがよくわかります。そうでなければ「あり得ねー!説得力ねー!」で終わりですからね。

まあ元々人間が100メートルはありそうな岩石人間になるとか、あり得ないんですが(ピーカはもともとの身長でも6メートルくらいありそうです)そのあり得ない中でもさらにあり得ないことをこの物語の中ではあり得るような気にさせ、「あるんだそれ!」と興奮させる技術みたいなものが、尾田さんは凄いなといつも思います。

マンガの演出技法みたいなこと、まとめてみると面白いかもしれないな、とちょっと思いました。

というわけで、今週もとても面白かったです!早くルフィも見たいですね!
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