個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

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TVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」第6回「起動」を見ました!

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TVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」第6回「起動」を見ました!

今回は半分が日常回、後半はアニメオリジナルの展開という感じになっています。前回の感想のときも予想として書きましたが、「理論上最強の兵器」重力子放射線射出装置が原作とは違う登場の仕方をしているんですね。

第2期も1クール12回ですから、もう折り返し地点。つむぎ関連で1期よりも日常回が多くなっている印象がありますし、また原作とはかなり場面が前後している、というのはおそらく戦闘を省略しつつ展開させているのであちこち順序を入れ替えながら違和感のないように物語を作っている印象があります。

2期の物語のラストをどこに持って来るのか。原作でもまだ大シュガフ船と本格的な決戦にはなっていないわけですから、いくつか考えられることとしては、「第九惑星戦役」という名からも原作の第九惑星での「紅天蛾」との決戦をラストに持ってくる、ということ。これは帰還時にすごく印象的な場面がありますので、このあたりがいい気もします。

もう一つは、第七惑星で遭難し一人生き残った人工生命体・市ヶ谷テルルを救出に行くくだりですね。ここでは大シュガフ船がアップになって映るのが映像的にクライマックスだったので、この切りでさらに3期の期待を持たせる、というのもいいかなとは思いました。

さらに進むとしたら、新造防巡艦・水城で転換機構を恒星レムに設置に行くくだりまでということも考えられなくはないですが、あと6回ではちょっと難しいでしょうね。それにそんなに大きな戦闘があるわけではないので、やはり前の二つのどちらかかな、と思います。

物語の構成も、どちらのラストに持ってくるかでかなりエピソードの取捨選択があると思います。私としては、一番原作を消化しないところまでにして、3期以降もやってもらえればなあと思うのですけどね。まあ、実際にはもう完成しているので、どういう展開になるのかを楽しみにして松、という感じなのですが。

さて、今回の感想。

まずアバンは先週のラスト、谷風が寮を追い出されて行く当てなく、イザナの家に泊めてもらいにきた場面。イザナは中性なのですが女性化が進行していて、またちょうどお風呂に入っている場面でテレビ電話に出る、というまあお約束の展開。

OPは今回も、なるほどこの場面か、というのがいくつも出てきて、見れば見るほど面白くなって行くのが面白いなあと思いました。

そして本編。イザナの家に泊めてもらうことになった谷風ですが、変な物音がします。そしてイザナがおにぎりを握ってくれて台所から部屋に入ろうとしたとたんに畳が持ち上がってつまづいて、谷風イザナとおにぎりを同時に守ろうとします。(笑)このアニメ、というかシドニアという作品の影の主役はおにぎりですよね。とりあえずおにぎりもイザナも無事でしたが、イザナをかばった谷風の手がイザナの胸をつかんでしまい、二人とも動揺するところがかわいいです。イザナの顔芸(笑)は今回も炸裂していました。

と、そこに配管を通ってきたつむぎ(触手)が現れます。この変な物音や畳が持ち上がったりしたのは、つむぎのせいだったのですね。つむぎはひとりぼっちが寂しくなり、「あと何度会えるか分からない」と居ても立ってもいられなくなってやってきてしまったのですね。そんなつむぎに、「何度でも会えるよ、だからガウナを倒して、戦争を終わらせよう」、と二人で励ますのでした。

この場面の、古い日本家屋とその縁側に座るスキンスーツの谷風、スウェットで片手片足が義足義手のイザナ、ずるっと伸びる触手のつむぎという取り合わせが何ともシュールなのに、抒情系の音楽なのが「いい感じ」になってて可笑しいなあと思います。

次は「例の新兵器」の製造場面。田寛ヌミ(この場面ではそういえばナミと呼ばれてます。EDのクレジットではヌミになってますが)が「落合のガウナ学」を理解して製造に貢献した、と科戸瀬ユレ博士が言っているのですが、もちろん彼女は意識を科学者落合に乗っ取られているので理解していて当然と言えば当然なわけですね。この重力子放射線射出装置関連のくだりは、アニメオリジナルと言っていいでしょう。艦長が「できた」との報を聞き、まだ万全ではないと聞きながらも、大シュガフ船との戦争には必要だからと、予定どおり起動実験をする、と言っています。

次は17式継衛改、18式の混合掌位訓練が行われ、継衛改の性能のすごさに驚きますが、続いてつむぎが現れ、そのスピードに驚きますが、なぜそんなにすごいのかつむぎを作った岐神(実は科学者落合)にも分からないようです。継衛改の谷風と二人で掌位して飛ぶシーンが美しいです。青い光とピンクの光の描き出す線の美しさ。二人の生きはぴったりなのですが、それを見たサマリは何だか元気がありません。(これはフラグ?と思いましたが、どうもそうらしい。)

訓練終了後、つむぎの新操縦士になった海蘊に握手を求められ、「つむぎのことを頼みます」といいます。やはり母胎が「エナ星白」であるということである特別の感情を持っている。ということなのでしょうね、この時点では。この場面でもおにぎりを持っています。

時間があるのを確認した谷風は住居管理局へ行ってつむぎが来れそうな配管のある新しい住居を探すように依頼します。このお姉さんの髪の毛が、これは原作もそうなのですけれども、ガムテープでまとめてあるようにしか見えないのですが、すごくやる気のなさそうな応対なのに、谷風が持ってきた「無制限居住許可証」と「外周壁の物件」というのにいきなり盛り上がります。こういう「専門家にしか分からない盛り上がるネタ」を持ってくるというのは、もともとゼネコンの技術者だった弐瓶さんらしいなあと思います。(その分野の人にとってはすごくレアなネタでびっくり、なんだけど一般の人には何だかよくわからない、ということってよくありますよね)

そして、これちゃんと出て来るのかどうか、と思っていた住宅管理局(EDのクレジットでは「不動産屋のお姉さん」になってて、これもなんか可笑しかったのですが)のお姉さんが壁一面の書棚の上の方の棚の書類を取り出すために梯子を上ってスカートの中が見えてしまう、という場面がありました。(笑)で、谷風は頬を染めながらもそれをガン見しているのですが(笑)、お姉さんが振り向くときにすかさず視線を外す、その表情が男子中学生のようで可笑しいです。

次の場面はプラモ屋。司令補の緑川ゆはたはプラモおたくなのですが、これもまた壁面一杯に積み上げられたプラモの箱の山の中を通り抜けてゆはたが現れ、(壁面一杯って、やっぱりなんかいいですよね)プラモ屋のおじさんが自作で作っている「重力子放射線射出装置」に感動して意気投合する場面。子供っぽい顔で感動してるゆはたもいいですね。しかしまあ、この場面を本物の「重力子放射線射出装置」の実験と並行して入れてくるとは思いませんでした。

ゆはたが「一五式衛人」のプラモを手に入れて(この辺相変わらず芸が細かいなと思います。)ご機嫌で帰ろうとすると住居管理局の前でお姉さんと話してる谷風を見て、谷風が引っ越するということに気づき、「ちっうかつだった!」と舌打ちします。ここがまたゆはたらしく戻ってて可笑しいです。何か作戦があったのでしょうか。っていうかこのゆはたの陰謀好きでプラモ好きで司令官としてはきびきびしていて才能があって、でも谷風へのアタックは何だかいつも空振りに終わる、というかなり書き込まれたキャラで、いいなあと思います。一期には「妹」属性もあったのですが、今はとりあえず出てないですが。

そして科戸瀬家に戻ってイザナに説明する谷風と、一緒に科戸瀬家に住めると思ってたイザナが、谷風が勝手に引っ越しを決めてきたということで(というかつむぎにばかり配慮していることにでしょうか)へそを曲げる場面がかわいい。原作の方がイザナのパワーがはっきり出ていて怖い感じ(でコミカル)ですが、アニメではややかわいい。ごめんごめんと谷風に謝らせ、フンとほくそ笑んだ顔をして「一緒に住んでやってもいいけど?」と強気に出るところが、原作だともっとマジな感じなのですが、かわいい感じになってます。イザナの拗ね方も堂に入ってきたというか。(笑)つむぎ、ゆはた、イザナ、それぞれの谷風に対する感情が可笑しいのですが、当の谷風が住宅局のお姉さんのスカートの中をチラ見して中学生みたいな顔をしてて(つまり天然)、変なハーレムものっぽくなってるところも可笑しいです。

科戸瀬家は古い日本家屋で、ふすまには何かつぎはぎが当たってるし、床の間には古びた牡丹かなにかの花の掛け軸がかかっていて、「最上位船員=不死の船員会の一員」であるはずの科戸瀬ユレ博士の家としては何だかアンバランスなところが可笑しいです。

そして二人で見に来た外周壁の新住居、これがいいんですよね。小洒落た洋館風で、景色もいいし。イザナならずとも「いいところだね!」と言いたくなります。外周壁ということはシドニア本体の居住空間の外壁の内側ということですから、居住空間に入れないつむぎの部屋にも近いということなんですね。つむぎが管の中からドロンと現れて二人がホコリに咳き込むというのはお約束なんですが、ホントにオバQみたいです。

その夜、家の前で外の居住区をながめている谷風は、星白のことを思い出しているらしく、感傷的です。そこにつむぎがやってきて、谷風はノコギリクワガタを見せる。つむぎが手に取ると飛んで行ってしまうのですが、ここのセリフがいろいろなことを思わせます。

「きっと、クワガタにしてみれば私達は対話不能な恐ろしい捕食者でしかないのでしょうね」というつむぎに、谷風は星白との宇宙空間の漂流中の会話、「(ガウナと人間は)あまりにもお互いが異質すぎて、正しい会話の方法が分からないだけかもしれないでしょ」という星白の言葉を思い出します。このあたり、結構キーワードではありますよね。つむぎはガウナと人間の融合個体ですから、そういうことには敏感だと思います。先日、ハーフの人がミスユニバース日本代表に選ばれたことに誹謗中傷する人たちがいた、という話がありましたが、そういうことにも通じて来るところですよね。

谷風は、もともと祖父と言うことになっている斎藤ヒロキのクローンなわけですが、ヒロキの恋人は熊の容貌を持っているヒ山ララアなわけで、そこにも何か特別の意味があるんだろうと思います。こういう娯楽?作品においてこういうテーマ?というものの重要性をどれくらいに見るかというのは問題ですが、その辺はラストまで行かないと分からないかなと思います。でもまあ、もちろんそれは今後の谷風とつむぎの関係にも関わって来るわけですが。まあテーマというより、そういう概念とか意識というものも一つの伏線と見る方が妥当なのかもしれません。

星白のことを思い出して自分の世界に入ってしまう谷風ですが、結局もう寝るということになり、部屋に戻りますが、やはりつむぎが来て、「私、谷風さんと一緒に寝たいです!」という場面。何だかよくわからなくなってきました、という感じなのですが、谷風は受け入れるんですね。で、つむぎはすうすうとよく眠っていますが谷風はよく寝られない。そりゃそうだなとは思いますが。谷風はホントつむぎには優しい。星白の声を持ってるとは言え、実際別キャラなんですけどね。

そして浮遊小惑星に近づくシドニア。司令室では採掘もしないのになぜ近づくんだろうと不思議がっていて、ゆはたもそれは分かりません。このあたりは完全にアニメオリジナル。重力子放射線射出装置の基地はシドニア後方の資源塊の影の目立たないところに作られていて、起動実験が行われます。そこにいるのは科戸瀬ユレ、艦長小林、クローン落合、岐神。それは「まるでガウナ」の物体で、「エナの何でも作り出す性質を利用して」作り出した、というもの。やはりかなり禍々しい感じのするものです。操作室にいるのは田寛ヌミ。発射口が開かれて行く様子は、全くガウナのヘイグス粒子砲の様子によく似ていて、不吉な感じさえします。

発射されると当たりは真っ赤に染まり、ユレと落合はその光に目を背けますが、岐神(実は科学者落合)はワルそうな顔をし、射出装置からは触手が伸びて行きます。浮遊小惑星に命中すると、惑星は齧られたオレンジのような欠け方をしていて、あまりの威力のすごさに艦長小林は感動してしばらく言葉がありません。「すばらしい・・・」と恍惚とした声で(仮面をしているので顔は分かりませんが)つぶやくところがエクスタシーを感じさせます。一方でそこから伸びて行く触手が実に不吉です。

今回の展開から、どうも「かなた」は出て来ないようだな、ということが分かります。ということは落合がかなたを乗っ取って宇宙に旅立つ、という展開までは行かない、ということでしょう。どこでどう終わりにするのか。

そして今回はEDにも見せ場が。キャストのクレジットのところに、「不動産屋のお姉さん」井口裕香さん、「模型屋の店主」藤吉浩二さんが入っているのはともかく、「ノコギリクワガタ」として弐瓶勉さんの名前がクレジットされていました。(笑)弐瓶さんは自画像をノコギリクワガタで描くので知られているのですが、つまり「あの」ノコギリクワガタは弐瓶さんが自分が原作のアニメにちょっと顔を出した、という解釈になっているのですね。ヒッチコックが自分が監督の映画に少しだけ出演するように。で、そこの話が「違う生物同士が理解し合えるか」という話になっているのは何というか何重にも可笑しいです。そしてED曲のカスタマイZの「レクイエム」も発売になるようですね。

そして次回予告。艦長とゆはたの場面、これは重力子放射線射出装置の話でしょうか。そして居酒屋で管を巻くサマリとなだめる谷風の場面。これ、今回立ったフラグをちゃんと回収するんですね。サマリのこの場面好きなので、残っててよかったなと思いました。あとはサマリが刀を握る場面と、イザナとゆはたの会話の場面。原作を知ってると、どういう風に構成して行くのか、楽しみでなりません。サブタイトルは「鳴動」です。

次回も楽しみにしたいと思います!

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