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TVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」第7回「鳴動」を見ました!

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TVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」第7回「鳴動」を見ました!

シドニアの騎士」アニメ第2期も後半に入りました。原作に比べるとかなり端折って進んでいる部分もありますし、エピソードの順番を変えたり違う場面を持ってきてつなげたりという展開も多いので、さてどこまでどのように進むのか、ドキドキしながら見ています。

今回のアバンは前回のラスト、ガウナのエナを利用した「重力子放射線射出装置」の実験から。これは極秘実験なので、ゆはたたち司令室にも伝えられていません。前回はみごと浮遊惑星を撃ち抜くことに成功したところまででしたが、今回はその続き、実験には成功したもののヘイグス粒子供給源との接続を断てなくなり、エナがどんどんエネルギーを吸収し続けて暴走してしまいます。

これはもともと「融合個体2号・かなた」の頭部に重力子放射線射出装置を作るという原作とは大きく違いますので、この暴走ももちろん原作にはありません。OPのあと、さらに事態は悪化して行きます。この暴走の影響でしょうか、艦内各所で重力障害が起こり、ゆはたたちは焦ります。小惑星が欠けていることに司令室でも気がつきますが、ゆはたも何が起こったのか見当がつきません。後部外殻付近での以上は感知されますが、「最上位船員権限」で司令室さえ何が起こっているのかわからないため、ゆはたは自らの権限で衛人隊に出撃を命じます。ヒ山さんがコーヒー?をこぼしてアジャジャ!と叫ぶ場面がここで挿入され、就寝中の谷風つむぎが起こします。そしてつむぎ谷風たちには緊急待機命令が出ます。

一方「後部外殻」でこの暴走の推移を見守る艦長、クローン落合、科学者落合に乗っ取られた岐神、科戸瀬ユレ博士らの場面。実験室の外ではヘイグス粒子を吸収して暴走しているエナ製の重力子放射線射出装置。真っ赤に反応が進んでいます。ユレはなんとか供給源を止めようと実験室から走り去ります。このときのサスペンションの光の当たり方が美しい。戦争映画、「フルメタル・ジャケット」の最後の方の場面を思い出しました。クローン落合、艦長、岐神はその場から避難し、エナは胞手をどんどん伸ばします。

そして出撃した衛人隊の、春日くんでしょうか。ヒトデ状のガウナ=重力子放射線射出装置から伸びたものでしょう、が外殻に張り付き、シドニアに侵食しようとしているのを発見します。このガウナの形は、科学者落合が意識を乗っ取った田寛ヌミに命じて「飼っていた」ガウナが巨大化したときの様子を使っているように思います。

ちなみにこの侵食という現象、「アフタヌーン」7月号の原作最新74話でも出てきました。その感想はまた改めて書きますが、ガウナに侵食されるというのは怖いですね。斎藤ヒロキたちが戦った第4次ガウナ戦役でもそういうことはあった訳ですが。

「この区域は何なの」と尋ねるゆはたに、司令室員は「岐神開発の新兵器工場ですが極秘事項が多すぎて…」と言います。ゆはたはとりあえず付近の一般船員の避難を命じますが、人的被害の拡大に、ゆはたは自分の権限で攻撃を許可します。一方、ユレはヘイグス粒子供給源を止めようとしますが警備員に止められ、なかなか目的の場所へ行けません。そうこうしているうちにこのガウナのヘイグス粒子密度が極めて高まり、ついに爆発し、そしてユレ博士も目を負傷します。

ここはちょっと不思議なのですが、ユレ博士は宇宙服のヘルメットを被っているのに目を負傷した(ヘルメット自体は無事)ということはヘルメットの中の何かがぶつかったとしか考えられないのですが、何が起こったのでしょうか。しかし爆発によってガウナは消滅し、爆心地に大きな穴が開きます。このときのゆはたの驚愕の顔がいいです。この穴は、かなたが暴発したときに開いた穴の描写を使っているように思います。

乗っ取られた田寛ヌミは無事ですが、原作ではガウナ飼育事件?のときにクローン落合に連行されそうになったときに自殺しているのでこの辺もどう展開するのかわかりません。谷風たち衛人隊も爆心地の惨状を見て憤っていますし、大変なことになってしまったことにユレ博士も呆然としている、というところで前半は終わりです。

後半はまず、一般船員向けに重力障害の原因を「奇居子(ガウナ)の攻撃」だと発表している場面から。ガウナ自体は春日くんたちも目撃しているので、それ自体はうそではない訳ですが、重力子放射線射出装置のことは伏せられたままです。浮遊小惑星にいたガウナが飛来したものと思われる、とそこらへんは大本営発表という感じです。艦長が暗い部屋で話している相手、前回の予告のときはゆはたかと思いましたが、実はユレ博士でした。ユレ博士はこういう事態になったことを後悔しているように見えますし、エナに頼らざるを得ない以上今回のような自体は防げない、計画は失敗です、と言いますが、艦長はその破壊力に「素晴らしい兵器だ。必ず我々の力になる」と強引に開発を進めるようユレ博士に命ずるのでした。

一方東亜重工では丹波と佐々木が衛人隊が4機で掌位して進む際の装甲を持った自律支援機が開発されたものを衛人操縦士たちに見せます。原作では「隼風」という名になっていますが、ここではその名は示されませんでした。このあたりの場面は原作にもありましたが、仄姉妹がらみのネタと、装甲ごとガウナに突っ込むという特攻隊的な戦いが可能になったことにサマリがやや暗澹たる気持ちになっていることが描かれます。この場面でユレ博士から佐々木に電話が入り、この二人が旧知の仲であることが示されます。このユレからの「相談」は原作でも大きな話の動きにつながって行く訳ですが、このあたりはアニメでも同様に話が進むようです。

次の場面は光合成室内の仄焔と煉。ここまでのサービスカッットは原作にはありませんでしたね。まあポイントは焔に谷風と仲直りさせようとする煉の提案で、焔も謝らなければとは思っているので、結局おにぎりを持って当直の谷風を尋ねて行くことにします。しかし焔が行ってみると先にサマリが谷風を尋ねてきていて、焔は謝りそびれてしまいます。この場面は原作にもありましたが、焔が忍者のように天井に隠れる場面がいいなあと思います。焔の私服の小豆色っぽいパーカーが仄姉妹のピンクの髪の色とよくあうなあと思いました。サマリは紺系の髪色に紺系のパーカーでこれもよくあいます。

サマリと谷風は「ねぎくじら」に飲みに行きます。谷風は珍しい食べ物を夢中になって食べていてサマリの話をあまりちゃんと聞いていないのですが、自分の操縦や命令で部下たちが死んで行っていることに迷いを感じたサマリの話を聞いた谷風が「俺で良かったらいつでも聞きますから」と男気のあることを言うのを聞いたサマリがついきゅんとして(ここのサマリの横顔がかわいい)「光合成したくなっちゃった」みたいに言うのですが、谷風は酔っぱらって寝てしまっていて、サマリはヤケ酒に移行します。

まあ、アニメのサマリはちょっと美人すぎるのでなんというか。(笑)サマリはカッコいいけど美人でないところがいい気がしてるんですけど、まあとにかくこの場面、なくすには惜しいなと思っていたのでちょっと原作と文脈が変わってはいるのですが、残っていてよかったと思います。

原作ではかなり前の場面で、まだ谷風が操縦士寮に住んでいるとき、紅天蛾との戦いで極めて多くの死傷者を出したときにサマリが鬱っぽくなって、という場面と謝ろうとする焔、という二つのエピソードの交錯する場面なのですが、焔が意識を回復するのをちょっとあとに引っ張ったのでこの場面もかなりあとに挿入されることになり、焔が意地を張ってる期間がかなり長期化してしまった感じです。

それから次の場面ではイザナの宇宙服が障害を起こすいわゆるラッキース○○場面なのですが、そのせいで、何というか二人の仲が微妙になって、という感じになります。まあつまりイザナが女性化したために、お互いに異性として意識し合うようになってどうなるんだ同居生活、みたいな感じになってしまった訳ですね。

つむぎがそこにやってきて二人の様子が変だということに気づくのですが、二人とも上手く説明出来ません。そこにゆはたが訪ねてきて、つむぎがいることを隠していた二人は慌てるのですが、結局すでにバレていて、とりあえずつむぎがいることも黙認してもらう、ということになります。

ゆはたはイザナとベランダに出て景色をながめますが、その景色にゆはたも思わず和みます。イザナはゆはたに今日泊まって行かないか、相談もあるし、と言います。まあつまり、意識してしまった谷風と二人きりで過ごすのがバツが悪いということなんですね。

で、次が入浴場面。ゆはたがイザナの大きな胸を見て驚き、「私のより大きい」というのは原作にもあるのですが、原作ではゆはたはあまり胸は大きくないのにアニメでは大きいのですよね。「だよね?」と思ってたら「ゆはたさんは、服を脱ぐと小さくなるんですね」とつむぎに言われて、脱衣カゴにそれらしき胸パッド?が見えます。そ、そ、まさかそんなオチが、と思っていたら原作の弐瓶さんがツイッターで「纈のパッドは大きく見せるためのものではなくて、立って指揮するので安全のために装着している保護パッドなのでしょう。つまり艦長も…」と書かれていて、謎が解けました?この辺、スタッフもいやに力を入れて作っている感じがしました。(笑)

つむぎは本で読んだ知識しかないのでずけずけとゆはたにもそういうこというし、イザナにも「中性のイザナさんが女性化したということは、つがいの男性が見つかったということですか?」と言い出して、カップヌードルを食べている谷風が麺を吹き出してしまいます。イザナは余計意識してしまってお風呂を出て、ゆはたも何だか下を向いてしまい、つむぎが一人だけ元気でみんなでトランプしよう、とか言ってますが、それを聞いていたイザナは赤くなってしまい、「ナガテとはトランプをしないから!」とテーブルを叩くと面が溢れてしまって谷風が「アチチチ!」になるというオチでした。

イザナかわいい!(笑)なんで「トランプ」あるいは「七並べ」にあんなに反応したのかは謎なんですが、あ、そうか何か意識しちゃってるのに(裸を見られたのに?)ナガテを含めてみんなで和気あいあいとトランプなんて出来ないよ、ということなんでしょうかね。

それにしても、今回は日常回の場面、原作のテイストをよくここまで芝居につくりこんだなあと思います。この辺は割と満足の行く仕上がりだったと思います。いや、原作以上だったかもしれない。(笑)

と平和な場面はここまでで、惑星セブンに植民した非武装主義者たちの場面。何やら大変な事態が起こったようです。これはそのまま惑星セブンでの市ヶ谷テルルの話につながるのでしょうか。どんな展開になって行くのか、不安と期待が交錯する、という感じになってきました。(笑)今回はここまでです。

今回は主に日常回で、何というか盛りだくさん、とくに谷風ハーレム的な原作のテイストがかなり盛り込まれていました。イザナとゆはた、つむぎはもとより仄姉妹とサマリまで。(笑)相変わらずそういうことに奥手な谷風が可笑しいですし、イザナとナガテの意識し合いもかわいいですよね。(笑)いいものを見た、という感じでした。

次回はイザナレーダーの実験場面らしきもの、ユレ博士からの「極秘任務」、千秋郷の場面でしょうか。大体原作を知ってると見当のつくところもあるのですが、副題の「再会」が気になります。

再会、はユレと佐々木のことなのか、それとも。紅天蛾との再会なのかなあ…とちょっと期待をしてみたりします。

来週も楽しみにしたいと思います!
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*Comment

NoTitle 

イザナはトランプに反応し照れたのではなく、風呂の会話が谷風に丸聞こえだった(胸の話、ツガイ云々)事に気付き、照れたのでは?
  • posted by ぎむつ 
  • URL 
  • 2015.06/05 15:45分 
  • [Edit]

Re: NoTitle 

> イザナはトランプに反応し照れたのではなく、風呂の会話が谷風に丸聞こえだった(胸の話、ツガイ云々)事に気付き、照れたのでは?

はい、その通りですね。私もあとで指摘を受けて気付いたのですが、その時は分りませんでした。
ご指摘ありがとうございました。
  • posted by kous377 
  • URL 
  • 2015.06/05 21:13分 
  • [Edit]

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