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TVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」第11話「邂逅」を見ました!「最高」!以外の言葉がない!

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TVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」第11話「邂逅」を見ました!

何というか、本当にしみじみ「生きててよかった」と思う「シドニアの騎士」2期です。惑星ナインにおける谷風つむぎと紅天蛾の戦いは、アニメで見たかった。その夢が、本当に叶うとはまさに夢が夢でなくなったわけで、すごく嬉しいです。

アニメでは原作にない魅力(鋭角的な動きと星白の容姿を模したフォルム。原作の骸骨的なフォルムも好きなのですが、このアニメのフォルムはいい。顔はこれがベストなのかどうかはちょっと微妙だというところもあるのですが、でも戦闘時のしなやかな動きは本当に感激します。

というわけで今回のアヴァンから。

いつも最初は前回のあらすじからはいるわけですが、まさにその紅天蛾の出現の場面からです。谷風が驚き、ゆはたが驚愕の表情を浮かべ、サマリが「生きていたのか・・・」と驚愕とともに厳しい顔になる、紅天蛾の出現。前回は衛人の形で現れましたが、今回は星白の容姿を模した巨大な人間の形で現れます。額には「702」の文字。なんだかんだ言って、ここにはぐっときます。「髪の毛」が揺れ、そして星白の笑い声。その周囲は巨大な装甲で覆われ、つむぎの攻撃を跳ね返します。

つむぎは刀を抜き、「谷風さん、イザナさんのところへ早く!」と叫び、紅天蛾に飛びかかって行きます。このあたり、紅天蛾も洲崎綾さん、つむぎも洲崎さんですから困難な演技だっただろうと思いますが、すごい緊迫感で演じておられます。

紅天蛾に飛びかかったつむぎは装甲を取り払い、紅天蛾と取っ組み合いの形になります。この二人の女性型ガウナと融合個体の戦いは、まさに圧巻です。特に紅天蛾の飛行ぶり、戦いぶりがたまげるくらい、いい。つむぎを心配する谷風ですが、操縦士の海蘊は「大丈夫です。紅天蛾よりつむぎの性能の方が上です。時間を無駄にしないで下さい。」と冷静な声。そんなつむぎと海蘊に促されて、谷風イザナたちを探しに行きます。この海蘊のセリフは原作では「スペックが上です」になっていました。カタカナを漢字に変える、という方針がはっきり出てるな、と思いました。

不気味な紅天蛾の顔。谷風イザナ救出に向かったのを確かめたつむぎは、紅天蛾に対し、「よかった。あなたの息の根を止めるのは、私の役目だと思っていました。」と言います。これは原作でも痺れるセリフなのですが、アニメに盛り込まれて感無量。それに、ここはもう前回の範囲を超えてます。アヴァンは前回までのあらすじ、と言う常識を破って、すでにここで今回のストーリーが始まってるのですね。

このやり方はいいと思います。特に、私のようにBDを全巻買っている立場からすると、あまり同じ場面が重複しているのは残念な気がします。アヴァンが長くて本編が減るとやはり損をした気がしますし、進行上アヴァンであらすじをやるのは仕方がないと思っていても、新たなストーリーが進行してくれていれば何だか嬉しくなりますね。

このあたり、3Dならではの戦闘シーンがふんだんに盛り込まれていて、本当に見応えがあります。このセリフの後、「ふふふ ふふふ・・・」と笑っている紅天蛾が鋭角的につむぎに突進して行く。このファイネスト・ウォーズというか、紅天蛾のラスボス感。こういう構成にしてくれて本当に感謝、という感じです。

ピンクのつむぎと赤の紅天蛾。その戦いにピンクと赤の火花が散り、惑星ナインの表面上、大気に大きな渦が浮かぶという場面も、いい表現だなと思います。

ここでオープニング、そして題字。「#11 邂逅」。

場面は変わって、遭難し惑星ナインの表面上(原作を読んでいたときも、惑星ナインは木星型惑星ですから明確な地表はないのかと思っていましたが、あるという設定になっています)に墜落した二体の衛人と、操縦士服姿のままその地表を歩く隊長とイザナ。隊長はどんどん衛人から離れて行き、イザナは不安を隠せません。隊長は変に高揚し、(目が据わっています)未開の星を探検するのが夢だった、とか言っています。しかしもっと進んで行くと、そこには巨大な人間型ガウナが。驚愕し震えるイザナのぽかんと口を開けた顔が魅力的です。

一方つむぎと紅天蛾の戦闘。浮き島が沢山浮かび、敵を見失ったつむぎの背後から現れた紅天蛾。正面からぶつかり合うのを見た岐神を乗っ取った科学者落合は、「どちらが究極の生命に近い存在か、思い知らせてやれ」とか言ってます。究極の生命・・・これが科学者落合の願望のキーワードなんですよね。衝突した二体。吹っ飛ばされたのは紅天蛾の方で、浮き島に衝突します。

一方、ガウナから逃げ回ってる二人。隊長はもう諦めたらしく、ガウナに食われる前に自爆する、とか言ってます。逃げましょう、というイザナに、上の方もきっとここに向かってる、逃げ場などないさ、ともう自暴自棄になっている隊長をむりやり立たせて逃げるイザナ。洞窟を抜け、しかしそこは崖っぷち。上からのガウナも迫っている。そこにこのガウナの触手が、というところで青い光が!

がけを破壊し、二人を落下させた青い光、それは谷風の継衛改二のヘイグス粒子砲でした。それに気づいたイザナは操縦士服のヘルメットの中で涙を流し、その涙は上に飛び散ります。この場面のイザナはかわいいですね・・・

ガウナに襲われながら落下して行く二人をつかみあげた谷風機。継衛の中に収容された二人ですが、ガウナはヘイグス粒子砲を撃ってきます。複雑な地形の中では不利だ、と判断した谷風は上空に飛び出します。

一方シドニアの司令室。ゆはたは必死に谷風に呼びかけます。通信が回復し、生存者二人を確保したとの報に安心するゆはた。つむぎとの合流を谷風に指示しますが、谷風はガウナの胞手につかまれ、振り回されて浮き島に激突。しかし向かってくるガウナに弾体加速装置を向けて間一髪、ガウナを泡状分解させます。しかし周りを見ると、回り中ガウナの群れ。谷風は地上に降りて機体を固定し、連続精密射撃に移ります。次々とガウナを撃ち落とす谷風。全くシュミレーションゲームのようですが、正確に一体一体のガウナを撃ち落として行く谷風。しかしついに対ガウナ弾が切れてしまいます。

谷風は弾体加速装置を外し、衛人を立ち上がらせます。残り三体。谷風は対ガウナ刀を抜き、向かって来るガウナを切り捨てます。ここは急に剣豪マンガのようになりました。もともとガウナと戦う武器はカビザシ=槍でしたから、槍→鉄砲→刀、という変遷は何だか興味深いものがあります。二体を切り捨て、三体目に飛びかかられるも本体を露出させ、どうにか刃先で突くことに成功し、泡状分解させました。

この武器を初めて見る隊長とイザナは驚いています。全てのガウナを撃破してハアハアと息をし、ほっとする谷風の顔で、Aパートは終わりです。

いやあ、息をもつかせぬ展開でした!よかった!

・・・

「シドニア百景」は、4721階居商店街。居住区商店街、ということでしょうか。CMが入り、Bパートのシドニア百景は融合個体整備場。つむぎが大人しく座っているのが何だか微笑ましいです。

通信が回復し、司令室からは「周囲のガウナを排除しつつつむぎと合流して」というゆはたの指示。また東亜重工では人工カビ刀の切れ味が1体を切ったあと落ちてる、と言うデータが出ますが、佐々木はもっと性能を向上できる、と強がっています。ここは原作ではちょっとちぇっという顔をするのですが、アニメでは隙を見せません。こういう微妙なところ、演出は難しいですが、微妙なところを見せてもらえる方が私は好きだな、とは思います。

つむぎと紅天蛾の戦闘。ここの場面も紅天蛾いいなあ。しかしつむぎも超強力で、ついにつむぎに浮き島上にたたき落とされます。浮き島上に降り立つつむぎ。バレリーナみたいです。エナを剥がれ、臓器が飛び出したような状態になった紅天蛾。それに向かってつむぎは「ごめんなさい。全てのエナを吹き飛ばしたつもりだったのに、と言います。少し歪んで見えるのは、つむぎの目に映っている紅天蛾の映像なのでしょうか。「今からあなたの本体をこれで貫きます」と言い放つつむぎ。しかしエナを剥がすと、そこには人間、つまり全く生きている星白と同じ形をしたーーエナ星白のようなーーエナがいて、つむぎを動揺させます。

しかし紅天蛾のエナ星白は右目がガウナの目でした。紅天蛾は触手を伸ばし、つむぎの身体を貫き、そこからヘイグス粒子を吸収して行きます。どんどん回復する紅天蛾、衰弱するつむぎ。これはコワい。ようやく引き離したときには、つむぎの視界は朦朧とし、すっかり回復した紅天蛾は、もともとつむぎがもっていたはずのヘイグス粒子量の数倍を吸収していて、ゆはたを驚かせます。原作ではここで岐神の解説が入るのですが、アニメでははいりませんでした。

紅天蛾は槍でつむぎを串刺しにし、がけに突き刺します。このあたり、まるでキリスト教の聖人の殉教図のようです。ある意味エヴァンゲリオンぽいですね、この辺の展開。そして石柱の上に舞い降りた紅天蛾は、巨大な何本ものエナ製の槍をつむぎに突き刺して行きます。もうダメだ、という表情のゆはた。ぐさぐさにつきさされたつむぎに紅天蛾は、星白の声で「今からあなたの本体をこれで貫きます」と言います。

紅天蛾のセリフらしいセリフというのはこれが初めてなのですよね。

いたい、いたい、とかフフフ、とかしかなかったですからね。ここは原作でも驚愕しましたが、アニメでもやはりいいなあと思います。

しかし、そこに現れたのが谷風機。なぜか躊躇する紅天蛾に、谷風は紅天蛾を押さえつけ、攻撃を加えますが紅天蛾はヘイグス粒子砲を撃って射出口を攻撃し、視界を見えなくさせます。傷ついた継衛の頭部。辺りを見回す谷風。死角から迫ってきた紅天蛾は後ろから継衛を抱きしめます。これはもう何というか、ある意味星白の愛が乗り移ったとしか思えない感じ。ひっしにもがく継衛ですが、エナが継衛の中に侵食して行きます。谷風は「胸部滑腔砲」を撃ち、胸部を破壊された紅天蛾は悲鳴を上げます。本体も露出しているよう。苦しげな星白の声を上げる紅天蛾。そして操縦席にまで侵入して来るエナ。

そして谷風の正面に下から現れたのは、あの星白の裸体の姿をしたエナでした。驚愕する谷風。そしてエナが両眼を開いたとき・・・

「ツヅク」。

・・・・・・

・・・すばらしい・・・

究極です・・・

今回は本当に良かった・・・

そしてED。余韻に浸ります・・・・

最初のキャスト表がシンプルに、谷風、つむぎ/紅天蛾、イザナ、ゆはたの4人だけというのが何だかカッコいい。

そして・・・・

隊長の名前がないじゃないですか!

・・・なんでだろう。セリフ多いのに。

その謎はどこかにありそうな気がしますが・・・


次回予告はイザナ、艦長とゆはた、紅天蛾、紅天蛾エナ星白に押し倒される?谷風、救出に来たのでしょうか、弦打とサマリ。そしてヘルメットを破壊されたのか外した谷風に唇を寄せてくる紅天蛾エナ星白・・・サブタイは「決戦」。

もう、ここが見たくてみたくてたまらなかったのですが、やってくれて超感激。そして、でもどんな演出になるのかと、もう、すごく楽しみです。

メインは原作どおりに進むと思いますが、原作では弦打やサマリの出番はないので、何かアニメオリジナルの場面や展開が出て来ることと思います。

いやあ、ついに二期もラスト、本当に目が離せません。

来週も楽しみにしたいと思います!
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