個人的な感想です。

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少年ジャンプ第33号で尾田栄一郎さんの「One Piece」第793話「虎と犬」を読みました!

ONE PIECE 78 (ジャンプコミックス)
尾田栄一郎
集英社


少年ジャンプ第33号で尾田栄一郎さんの「One Piece」第793話「虎と犬」を読みました!

しばらく「One Piece」についての感想が書けていませんでした。前回書いたのが788話でしたから、5話ぶりと言うことになります。

以下、単行本には未収録の物語についての内容になりますので、ジャンプ本誌28号〜33号をお読みになってから読んでいただければと思います。

その間についにルフィとドフラミンゴの戦いに決着がつきました。そして既に、物語は次のステージに向かって動き始めています。30号790話でルフィのパンチが炸裂し、791話で鳥カゴが消えて行きました。792話で海軍大将・藤虎がリク王に土下座すると言うまさかの展開。それを受けての793話と言うことになります。

それにしてもドレスローザ編、長かったです。長かった、と言ってもまだ完全に終わったわけではないのですが。

ここまでの間で、最も重要なルフィのセリフは、790話「天と地」の最後にドフラミンゴをぶっ飛ばす前のセリフ、「何でもかんでもお前は手の中に閉じ込めて、どいつもこいつも操ろうとするから、オレは息が詰まりそうだ!」「お前をぶっ飛ばしてオレは出て行く!」でしょうか。そして放ったゴムゴムの大猿王銃(キングコング・ガン)により、ドフラミンゴは地下交易港までぶっ飛ばされた。そして791話、鳥カゴが消えて行く。この「鳥カゴ」が、ドレスローザの悪夢の象徴だったことは言うまでもありません。実際想像してみると、鳥カゴの中に囚われた状況と言うのが、どんなに気が狂いそうなものなのか、想像に難くありません。

ドフラミンゴをぶっ飛ばす直前、ドフラミンゴに挑んだヴィオラは痛めつけられ、そこに居合わせたレベッカはパラサイトで操られてヴィオラを殺しそうになった。それを救ったのはローのシャンブルズで、ヴィオラとルフィを入れ替えたのです。

ですから、今精根尽き果てたルフィの元にいるのはローと、ヴィオラとレベッカ。レベッカがルフィを膝枕し、そのレベッカの大粒の涙がルフィの顔を濡らして行く。一方レベッカの父親キュロスは、今初めて満面の笑みを浮かべるとともに、大声で男泣きする。それが791話でした。

一方、792話では黒ひげ海賊団のバージェスを破ったサボたち革命軍が、船で脱出しようというところ。そしてドフラミンゴの幹部たちは本人も含め、全員海楼石の錠で縛られ、海軍に捕らえられています。

リク王は国民から復位を求められ、固辞していますが国民は「戦わない王として戦争を拒んでほしい!それで国が滅んだときはそれでもいい!」と言われて困惑しています。そこにやってきた海軍大将藤虎は、「王下七武海と言う制度のもと海賊を一国の王と認めこの地に君臨させた世界政府の罪」を、リク王の前に土下座して謝ります。そしてその様子を、電伝虫を通じて世界に発信したのでした。

・・・ここは、どのように見るかはわかりませんが、「戦わない王として戦争を拒んだ」というのは、日本の皇室の伝統的なあり方を指しているように読めます。そうすると、謝っている「世界政府」と言うのは、日本に自衛隊を創設させ、戦わせようとしているアメリカの存在を暗示しているようにも見えます。

ここはまあ、立場によって色々な見方があるでしょうから、私にはそのように見えた、と言うことを書いておきたいと思います。

この791話で発信されたいくつかの事実。

「強国ドレスローザ偽りの栄華とその本性」・・・これはオモチャにされた奴隷たちが国の繁栄を支えていた、ということを指しているのでしょうか。

「世界最大の闇のブローカー、ドフラミンゴの失脚」・・・スマイル(人造悪魔の実)を初めとする武器や人間を変える兵器を生み出し、世界に売りさばき、戦争を煽っていたドフラミンゴがついに失脚した。これは、文字通りに取ればいいと思います。そしてそのことによって起こった変化が、793話で語られるわけですね。

「海軍本部大将・藤虎の土下座」・・・これも、その意味が深く語られるのは793話になってからですが、藤虎が常々言っていた「王下七武海制度の廃止」にこの話はつながって行くのだろうと思います。

そして、「麦わらとローの海賊同盟が、天夜叉ドフラミンゴを討ち取った!」・・・これがルフィとローたちの新しい冒険の出発点になることは、間違いありません。

さて、それを受けての793話。「虎と犬」と題されています。これは、海軍大将イッショウこと藤虎、海軍元帥サカズキこと赤犬、の二人を指しているのですね。

扉絵は「天狗とピノキオとウソップの見分けがつかないチョッパー」という題。リクエストへ答えたものですが、天狗が笑い転げているのが可笑しいです。

藤虎に土下座されたリク王は、軍隊長タンクに「海軍にも立場がある、戦ってくれた海賊や戦士たちを王宮に匿うように」、と言います。またキュロスはレオたちトンタッッタ族に解散を宣言し、リク王の元に行くようにいいます。

そんなドレスローザですが、一方の世界の動きがここから始まります。というか、今回はそれが本題だったようです。

マリージョアでは海軍元帥・赤犬が世界政府最高権力・五老星に抗議しています。それは「ドフラミンゴ七武海脱退の「誤報」」について、抗議しているのです。五老星、本当に久しぶりの登場ですね。このあたりの上下関係がよくわかっていなかったのですが、海軍元帥に「生意気な口をきくな」と言う立場なのですね、五老星は。そして、この案件は「CP(サイファーポール)」に一任した、と言います。それに対し、赤犬は「早い話があんたらも頭飛び越えられたんと違いますか?天竜人の傀儡に!」と言っているのですが、・・・・・・

・・・・・・

「天竜人の傀儡」って、何のことでしょうか?

それは今まで出てきたことがあるのかどうか、よくわかりません。ドフラミンゴが交渉していたあの帽子を被った謎の人物のことでしょうか。

そして今回、色々なことが明らかにされます。そのひとつは、クザン(青キジ)が海軍を辞めた後、黒ひげに加担しているらしい、ということ。かなり大きなことですが、さらっと流されています。

そんな話題の中で、ドレスローザ陥落の報がもたらされ、「麦わら」「ロー」の海賊同盟にドフラミンゴが敗れドレスローザが崩壊した、と伝えられます。五老星は、「またあの小僧か」と言っています。それはもちろん、ルフィのことでしょうね。

そしてその事件がもたらした大きな変化。武器を確保出来なくなって国王が降伏し、戦争が終わった国。兵器やスマイルが手に入らなくて起こっている人たち。そして海軍中将・鶴の舟に乗っているのは「大目付」と呼ばれていますが、おかきを食っているので、センゴクかガープのどちらかですね。「ずっと追いかけていた海賊団」と言っていますが、これは誰のことを指しているのでしょうか。・・・ローか麦わらのことかと思いましたが、考えてみたらドンキホーテ海賊団を追いかけていたのは鶴でしたね。そしてその指示をしていたのはセンゴクでした。と言うことを考えてみると、これはセンゴクではないか、という気がします。

一方、「最悪の世代」の面々。大食いのジュエリー・ボニー、空島出身の怪僧ウルージ(ここに現れたのが誰か、ちょっと気になります)の後、カポネ・ベッジが「シーザーは必ず連れて帰る」と言ってます。・・・シーザーは、サウザンドサニー号に捕らえているはずなのですが、どうなっているのか。サウザンドサニー号も、乗っているサンジたちがビッグマムに追いかけられているわけですし。

そしてホーキンス・アプー・キッドの三人は麦わら・ローの狙いは四皇・百獣のカイドウだろう、といいながら、「俺達の標的は四皇・赤髪のシャンクスだ!」と言っています。シャンクスはもちろん、ルフィの恩人。もともとルフィの麦わら帽子はシャンクスから伝えられたものでしたからね。そして、その帽子はさらに海賊王・ゴール・D・ロジャーから伝えられたものだったわけですが。シャンクスと最悪の世代との戦い。さてどうなるのでしょうか。

一方、同じく最悪の世代のディエス・ドレークは、父親がドフラミンゴに殺された、と言っています。これはローが食べたオペオペの実を手に入れた海賊団が、ドレークの父親の海賊団だったのですよね。そしてどうやらドレークは、「百獣のカイドウ」と何やら関係があるようです。以前、カイドウの部下と悶着があったように記憶しているのですが、どうなっているのでしょうか。

そして、天才科学者ペガバンクの元に向かう海軍船の中に乗っているスモーカーとたしぎ。藤虎が「ドフラミンゴを倒したのはロー・麦わらで、海軍は何もしておらず、また世界政府が海賊を国王のくらいにつけたことを土下座して謝った」件を新聞で読んで、「胸がすいた」と言っています。天然のたしぎは「あ、マフィンありますよ」とか言って「腹じゃねえよバカ!」とかお約束のツッコミを入れられています。たしぎたちはパンクハザードに連れて来られ、シーザーによって巨大化させられた子供たちを、ペガバンクの元に送ろうとしているのですね。元に戻らないかどうか、試そうとしているのでしょうか。

一方、藤虎と赤犬は電伝虫でものすごい殺気立ったド迫力のやり取りをしています。「海軍大将が手落ちを認めることの意味が分からんわけでもあるまい!」という赤犬に、「報告したらまたそっちで内容の違うニュースに変わりゃしませんか」と言う藤虎。アラバスタの件で忸怩たる想いをしているスモーカーに話を聞いていたのですね。海軍本部、世界政府の責任を難詰する藤虎に、あくまで「海軍本部の信頼と威厳」を盾に言うことを聞かそうとする赤犬。「潰れて困るツラなら懐にでも仕舞っときなさいや!不備を認めたくらいで地に落ちる信頼などもともとねえも同じだ!」と叫ぶ藤虎。もう決裂寸前です。

「麦わら・ロー二人の首取って来るまで前海軍基地の敷居はまたがせんぞ!」と言う赤犬に、「ええ、望むところでござんす!」と答える藤虎。

・・・?

・・・・・?

?????????!!!!!!!

これはどういう意味なんでしょうか。

最初は文字通り、藤虎が二人を捕らえて引っ立てるという意味かと思いましたが、どうもそれでは筋が通りません。ということは、藤虎は海軍を辞める、と言う意味になりますよね?

で、どうするのか。

青キジが闇に、「黒ひげ」に関わっていると言うことは今回明らかになりました。バージェスは以前、黒ひげに「青キジなんて信用出来ねえ」と電伝虫で黒ひげに行っていましたから、青キジが何を想いどう行動しているのか、具体的にはよくわからないのですが。

そんなふうに藤虎も、海軍を辞めて出奔してしまうのでしょうか。そして一体どこへ行くのか。

・・・麦わらの一味に加わる?

それはないでしょうねえ。

あるとしたら、ドレスローザにとどまる、と言うことでしょうか。

しかし、「時がくれば一味に加わる」と言っていたジンベエもいますし、案外意外な人物が仲間入りすると言うこともあり得なくはないかもしれません。

あ、そうか、革命軍…?

いや、まだよくわかりません。やたらなことはいわないでおきましょう。

アオリに「覚悟の契り…!!」と書いてある。「麦の目に一点張り」と言うことと、それは何か関係があることは間違いない。

それにしても、今週は再び巨大な世界情勢の中に物語が放り込まれてしまいました。次号以降、一体どういう展開になるのか。ドフラミンゴは聖地マリージョアにある国宝について知っている、と言う話がありました。こうなった今、ドフラミンゴはどのように動くのか。

ビッグマムに追われているサンジたちはどうなっているのか。

わからないことは沢山あります。

次週以降、楽しみに待ちたいと思います!
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