個人的な感想です。

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諫山創さんの『進撃の巨人』第17巻を読みました!

諫山創さんの『進撃の巨人』第17巻を読みました!

進撃の巨人【特典つき】(17)
諫山創
講談社


4ヶ月に一度の進撃祭りですが、まあなんといっても原作。感想を書きたいと思います。

今回は、まず表紙がいいですね。久しぶりに104期のみんなが平和な顔をしています。場所は、ヒストリアの農場でしょうか。コンビニの書棚で最初に見た時、どこかで見たような…と思いつつこれは新しい巻だ!と気がつくのにちょっと時間がかかってしまいました。ノリとしては4巻の表紙に似ています。本当に気持ちのいい表紙で、「別冊マガジン」9月号付録のハンドタオルの図柄にもなっています。

しかし裏表紙を見ると、エレン、アルミン、ヒストリアが同じ図柄で白黒反転になったような絵を背景に、いつものように10人の104期のうち、残っている6人の後ろ姿が描かれています。やはり不穏さは相変わらずです。

以下、内容に触れつつ感想を書きますので単行本あるいは連載本誌をお読みいただいてから読んでいただければと思います。

今回、単行本に収録されたのは67話の「オルブド区外壁」から70話の「いつか見た夢」まで。それぞれの話数の感想はこちらの方をご覧頂ければと思います。

今回のストーリーは、レイス領の礼拝堂の地下に捕らえられたエレンとヒストリアを救出に来たリヴァイ班の面々と、真の王ロッド・レイスおよびケニー・アッカーマン率いる対人立体機動部隊との戦いの結果、巨人化することをロッドに言い含められたヒストリアでしたが、ロッドの発言に疑問を持ってロッドに反抗し、その結果ロッド自身が超大型以上の巨人になってしまったため、地下洞が崩れてしまうところを、ロッドが持っていた「ヨロイ」の巨人化する注射の瓶をエレンが口から吸収し、「硬質化」によって皆が救われる、という場面から始まります。

そしてこの17巻ではヒストリアとロッドの親子の確執の決着がヒストリアの新女王即位という形になり、そしてリヴァイの叔父であり、育ての親であったケニーの物語が語られ、ヒストリアの「夢」が実現し、そして「ウォールマリア奪回」のためのシガンシナ区遠征戦の序章が始まる、という感じになっていました。

17巻は、基本的にしっとりした話が多かったですが、オルブド区外壁戦は久々の対巨人戦闘。巨人同士の争いではなかったですけれども。そしてこれによって長らく続いた対王政編もようやく終結を迎えたという感じになりました。

何しろ、王政との戦いが始まったのは13巻でしたから、1年半以上巨人ではなく人との戦いが続いていたということになりますね。それがようやく終わり、いよいよ「ウォールマリア奪還」への戦いが始まる。しかし謎の大半は解けていません。読めば読む程凄いストーリーだなあと思います。

今回も、連載と単行本収録を比較してみましたが、大きな変更は2点しか見つかりませんでした。

まず68話「壁の王」の62ページ、オルブド区外壁を襲う巨人を退治する兵器として作られた、火薬を詰めた樽を網で包んでそれを巨人化したエレンが超超大型巨人の口にぶち込むというものの「作り方」として、連載本誌ではエルヴィンは「靴下に石を詰めた鈍器のイメージだ」と言っていたのが、単行本では「大事な人への贈り物を包装するイメージだ」に変わっていました。

笑!

これはこの変更自身が諫山さんの企みと言うか、あまりの変化に大笑いです。そしてその両方共でイメージが伝わるところが可笑しいですね。

しかし「真の王」ロッド・レイスに「献上する」ものとしては、「贈り物の包装」の方がいいかもしれません。それにそれで殴りつけるわけではないので、鈍器ではちょっと違うと言えば違いますから、改変は正解だとは思いますが、まあその描き直し自体がなんか絶妙なギャグのような気がしてしまいました。

もう一つは、70話「いつか見た夢」で訓練兵団のシャーディス教官を思い出した時のエレンのセリフが「ジャーディス」になっていたのが「シャーディス」に直されていました。これはまあそういうことだろうとは思っていたのですが、単なるミス(写植ミス?)だったようです。

今回、一番印象に残るページはどこだったかな、と考えてみましたが、この巻のヤマは69話「友人」だったと思います。そして、135ページのケニーの死の場面から、136ページのヒストリア即位の場面への転換が最高に印象に残った、という人は多かったんじゃないかと思います。

あと、単行本を読んだ時の感想としては、本誌の画質のせいもあるかもしれませんが、ちょっと色が濃い、全体的に黒っぽい感じだったのが、単行本では全体に薄めの、明るい感じに変わっていた、という印象があります。

それから、嘘予告は・・・何というかホラーですね。(笑)

今回は限定版にOADもつきませんし、まあそれは劇場版アニメ後編が公開されたりしたからだと思いますが、いろいろマルチメディア展開(死語?)やスピンオフが花盛りな「進撃の巨人」ではありますが、やはり本編あっての展開だということを改めて思います。

諫山さんもどこかで20巻くらいで終わる、と言っていましたので、本当に大詰めになってきた感じです。本当に20巻で終わるとしたらあと1年ということになりますが・・・

今後とも楽しみにしたいと思います!
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