個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

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コミックリュウ10月号でふみふみこさん「ぼくらのへんたい」第37話「青空」を読みました!

コミックリュウ10月号でふみふみこさん「ぼくらのへんたい」第37話「青空」を読みました!

月刊COMICリュウ 2015年 10 月号 [雑誌]
徳間書店


今月はとてもよかったです!(わりと毎月書いてますが。笑)

学年が変わり、亮介がまりか(裕太)のいる中学を卒業して修(パロウ)のいる北上高校に進学し、それぞれの関係も変わりつつあります。

今月は最初から大ネタで来ています。以下内容に触れつつ感想を述べます。ぜひ「コミックリュウ」本誌をご覧頂いてからお読みください。

今回は、最初から一つのクライマックス。パロウの抱えるトラウマの一番深いところに踏み込んで行って、それが亮介に「救済」される。なんかもうのっぴきならない感じで、こう今までの要約なんかしてられない、という感じの展開でした。

前回、テスト勉強のためにパロウの家を訪れた亮介ですが、例によって二人で女装することになり、その中でパロウに迫られる。そのとき亮介は、「お前の好きってなんなの?女装しなくても言えるの?」と言います。パロウはそういわれて、「僕はこうするしか好きな人に(誰にも)好きになってもらえない」と言います。人に対する怯えと言うか警戒と言うか、そうする以外に好いてもらえない、とある種の呪縛がかけられているのですね。

うーん。

こういうのって、ありますよね。というか、そういう人っているなあと思います。女の子には特に。好きな人に、好きになってもらえる自信がない。だから、自分の身体を相手に投げ出す。つまり、自分はセックスの相手としてしか価値がない、と思い込んでいる人。本当はそんなことないのに、自分が拒絶されるのが怖いから、そうせずにはいられない。実際にそういう人にも会ったこともありますが、何とも言えない気持ちになります。

亮介はそんなパロウの両頬にパンと手をやり、真剣な顔をして言います。「そうやって閉じこもるのやめろ」と。

・・・そうか、それは閉じこもっているんですね。

「誰がそんなこと言った?俺も青木もそんなことしなくてもお前が好きだって言ってるじゃん。そう思ってるのはお前だよ。お前自身だろーが。」と。

なるほどなあ・・・

ページをめくると扉絵。大きなリボンを髪にしたメイド服のまりかを真ん中に、左はロングスカートのパロウ、右はウィッグつけたヘソだし袖無しミニスカロングブーツのユイ。なんか表情は最近の亮介ですけどね。それぞれが指と掌で「1」「0」「0」の文字を作り、背景にもそれぞれ「1」「0」「0」が。そして「休刊明け復刊号より連載」の文字も。そう、今回は、「コミックリュウ100号」のCongratulations!なのですね。色々な作品に100号祝いの文字や絵が入っていて面白かったです。

話を戻して、「でも、みんなそう言って」というパロウに、亮介は「みんなじゃない、たった二人だけだよ」と言います。小さい頃の大学生、それからセンパイ。肉体関係を持ってしまった二人のことを言っているのですね。「オレも青木もそうじゃない」という亮介に、パロウはまだ「でも」と言いますが、亮介はほっぺたをぎゅうっとやって、「好きだっつーなら、ちゃんとオレを見ろっつーの」と言います。

うーん!

大胆だよな、亮介!

ていうかホント、亮介は自由自在なキャラになってきました。本当に清々しい。「そんな奴らじゃなく、オレを見ろよ。なあ、田村」

そう言われて、パロウはようやく涙を流し、「うん・・・そうだね・・・亮介」。

空は青空。

うーん、よかった。亮介は怯まない。怯まず自分の想いをパロウにぶつける。まあ、まりかもそうなんですけどね。本当に、この二人のおかげでパロウは救われてるし、救われるんだなと思います。パロウがきれいな涙を流せる日が来るなんて。うーん。よかったなあと思います。

次のページでは、亮介がまりかに電話して、パロウと遊びに行こうと言います。まりかは亮介に告られたことをちょっと気にしているのですが、「いいじゃんいいじゃん楽しくやろうぜ」という亮介に、「そだね」と同意します。で、「あ そーだ」と何か気がついたふうの亮介。

ページをめくると、いきなり待ち合わせ場所の街角にいるのはあかねとともち。ともちは前髪を上げてイケメン?風。あかねは相変わらずですね。亮介はキャップかぶって高校生男子ふう。ともちと亮介はお互いにこういう場で話をするのは初めてで、呼び方を決めたりしています。

そこにやってきたのがまりかと田村。亮介は「かわいーなクソ」と思いますが、田村は今日はパロウじゃない。亮介とともちは二人で田村につっこんでいて、あかねとまりかは「なんか仲いいね」と言ってます。ともちがパロウのことを色々亮介に行ってるのを見て、まりかはなんか複雑な顔。この二つのまりかの表情、もう最高です。(笑)

ともちは、今までの話の流れでいくと北上高校へ行くのでしょうか。そうなるとこの3人が同じ学校に行く。でもまりかは学校でようやく女の子として振る舞えるようになったのだから、このままでは3人と同じ学校に行けない。まりかの表情にはそんなことがあるように思います。

亮介が267ページで気がついたふうな顔をしたのは、ともちとあかねも誘おう、と言う話だったのですね。

一方、まりかとともちとミニスカートを見ているあかねですが、まえにパロウに買ってもらったミニスカート、結局はいてないのですね。あかねはパロウに告ったのだけど、パロウから返事はもらってない。その微妙な気持ちが、またあかねの表情にも表れています。

ともちはそこにこそっとつっこんで「今日はいてみせればよかったのに」といいます。ともちいいキャラですよね。

ともちがまりかのワンピース、どちらがかわいいかとパロウと亮介に聞きますが、意見が分かれます。どう考えてもピンクだろ、という亮介に「自分の趣味を押し付けない方がいいんじゃない?」というパロウ。そう話してるのを見てまた複雑な顔をするまりか。ともちがミモレ丈のスカートを見ているとパロウがそっとよってきて、「華奢に見えていいよね。おすすめ」とこそっと言います。嬉しそうなともち。「すみませーん」と言ってるので、何か買ったようです。

この辺の微妙な感情の揺れ具合、今月はホントにいいなあ。

カラオケで歌う5人。亮介は熱唱したあと、パロウに「まだ歌ってなくね?」と聞くと、「初めてなんだよ、カラオケ」という答え。えー!と驚く4人ですが、「やったら好きになるかもしれません」と楽しそうなまりか。亮介に相談しながらリモコンの操作や歌の選択をしているのを見て、まりかは、「いつの間にそんなに仲良くなったんですか?何だか昔は二人、けんかばっかりしてたから。やっぱり同じ学校だと違うのかな」となんかやっぱりそう言う思いがある。

パロウは「違うね。君と亮介もそうだっただろ。正直うらやましかったよ。ずっと」というパロウ。

うーん!!!

それにしても今月のまりかの表情、全部いい!切り取って貼っておきたいくらい。(笑)

亮介は「何だよそれならそう言えばいいのによー!」とばちばちパロウの背中を叩く。まりかはまた複雑。

今度は、ともちが「その前にちょっといいかな」と女装して歌いだし、ヤー待ってました!になってきました。これがミモレ丈のスカート。(笑)パロウに見せようってことでしょうか。

(テレビの画面に、「コミックRYU100号おめでとう」の文字と、ヒトミ先生やきのこいぬが出演してました。(笑))

「超テンションたけーな。」「ついていけないよ」とどん引き?の亮介とパロウですが、亮介はともちが女装してることを知らないんですね。「まりかより前にセーラー服来て学校行ってたみたいだよ」とパロウに言われてびっくり。「あんなイケメンなのになー」という亮介に、今度はパロウが軽くヤキモチをやいてみせて、「ああいうのがタイプ?」とつっこみます。この辺何が何だかわからなくなってきました。(笑)

話に盛り上がってる二人にともちは「あんたたち全く聞いてなくない?」とつっこみ、「タムリンも一緒に歌おうよ」とお茶目なポーズをすると「君とはやだ」といわれて「どおいうことお?」と怒っています。このへん超可笑しい。レディメードだなあとは思いますが、なんか凄くほのぼのします。

それを受けて、「みんなで一緒に歌いませんか?」というまりか。「パロウさんも知ってる曲」というので今度はパロウがともちに「ちょっといい?」と頼んで、ともちが買ったばかりのワンピースを借りて女装します。やっぱりこっちの方が自分に正直になれるから、思い切って歌う気にもなれるということなんでしょうかね。

亮介も「そっちのがしっくりくるな」と笑ってるし、ともちは「まだそで通してないのに」というので「好きなだけ私の家にあるの持ってっていいわよ」と言われて喜び、あかねはメイク顔に驚いています。まりかは一瞬にして「すてきです・・・!」

・・・・・・もう好きにして下さい。(笑)

戸惑いながら歌うパロウの横にまりかが加わって歌い、亮介が手を叩き、ともちとあかねも歌ったり手を叩いたり。困った顔をして歌っているパロウの顔が、笑顔に変わって、亮介、まりかも含め、3人の嬉しそうな顔。

・・・・・・うーん。

・・・・・・泣けてきますね。

イラストでしか見られない、連載中のコマの中ではもう見られないかと思ってた3人の笑顔がついに一コマに・・・・

本当によかったなあ・・・と思います。

来月以降の展開、どんなものになるかはわからないけど、今この時はみんな幸せですよね。

うんうん・・・・

と思いつつ、次回も楽しみにしたいと思うのでした。

本当、この年代の気持ちの揺れや、うごきかた、ドツボにはまってしまう理由、そう言うものを色々と思い出します。そこを一つ一つ、本当に丁寧に描いてくれている。
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