個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

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別冊少年マガジン11月号で諫山創さんの『進撃の巨人』第74話「作戦成功条件」を読みました!

別冊少年マガジン11月号で諫山創さんの『進撃の巨人』第74話「作戦成功条件」を読みました!

別冊少年マガジン 2015年11月号 [2015年10月9日発売] [雑誌]
講談社


ついにはじまったウォールマリア奪還作戦、先月号では目的のシガンシナ区に到達し、ついに最終決戦始まる、という雰囲気の中で終わりました。

以下、今月の内容や実写映画の内容についても触れていますので、まだご覧になっていない方は別マガ本誌、実写映画の方を先にご覧頂ければと思います。

人類を襲う巨人たちは、ウォ−ルマリア南端のシガンシナ区に開けられた二つの穴から入って来るので、まず第一の目的はシガンシナ区の外門と内門、この二つの穴を塞ぐことです。外門に穴を開けたのは超大型巨人ですし、内門に穴を開けたのは鎧の巨人で、現在では超大型巨人の正体が主人公エレンたちと同じ104期訓練兵に属し、調査兵としても共に戦っていたベルトルト・フーバーであり、鎧の巨人は同じくライナー・ブラウンであることがわかっています。

ですから、二つ目の目的は、門を塞いでもライナーとベルトルトがいる限り、またいつ壁に穴を開けられるかわからないので、彼らを殲滅することになるわけです。

『バクマン。』を読んでわかりましたが、ジャンプではこういう「人が人を殺す」事が起こらざるを得ないマンガは掲載出来ないですね。諫山さんは最初にジャンプに持ち込んで断られたということでしたが、もともとジャンプでは連載出来ない作品だったんだなと思います。マガジンでも新創刊の「別冊少年マガジン」だったから、掲載出来た、ということもあるんでしょうね。(ただマガジンは昔からジョージ秋山さんの「アシュラ」とか結構エグい作品が掲載されていましたから、マガジンではアリだったかもしれませんが)

そして、それに伴う目的としては、この巨人の正体と言うか本質をつかむこと。王政が何かを知っているのではないか、という疑問は、結局は『調査兵たち』よりは知っていましたが、彼らも全部を知っていたのではない、ということがわかっています。『壁の外』の勢力であるライナーやベルトルトたちでなければ、それは知らないのかもしれませんし、彼らも知らないのかもしれない。先がどこまであるのかわからない。

実写映画では、壁の中の人類は実験用モルモットだった、というようなことになっていましたが、本編でも実はそういう似たようなオチなのでは、という気も少ししています。ただそれだとあまりにシンプルなので、もっとひねってあるだろうとは思いますし、またそういうことを心配させながらまた違う結論にもって行くという手なのかも知れません。

諫山さんは20巻くらいで終わらせる、とどこかで言っておられたのでおそらくはこのシガンシナ決戦が最大の山場になる、のではないか、あってもその先はそんなに話はないはず、だと思います。大団円に向けて突き進んでいる、そんな感じではないのでしょうか。

さて、今月はエレンが外門の壁を塞ぎます。これはレイス家の礼拝堂で手に入れた硬化の能力ですね。これはあっけなくうまくいきます。これは第1話、最初に超大型巨人に壁を破られたときからの懸案でしたから、これが簡単にうまくいくとエレンは拍子抜けですが、リヴァイはそんなエレンに「奴らが健在なら何度塞いでも壁は破壊される」と声をかけます。エレンも覚悟はあるようです。

一方壁上でそれを見守るエルヴィンたちですが、アルミンは前話で見つけた焚き火のあとをしらべ、壁の下に野営用具が散乱していたのを発見します。「ポットの中身の黒い液体」というのはコーヒーでしょうか。そういえば今まで描写されて来た壁上にいるライナーやベルトルトの服装も妙に現代的で、この辺りで現実世界への接続を感じさせるのですね。ですから「実は〜だった」みたいなオチが来るのではないかと予想される部分があるのですが、逆に言えばこの見え見えの設定はかえって罠、つまりミスリードなんじゃないかという気はします。

エルヴィンはアルミンの報告を聞き、敵はどこかに潜んでいてこちらを監視していると判断します。そして、敵がどこにいるのか、アルミンの指示で探し出す、というのです。

大きく賭けたな、という副官にエルヴィンは、実績を見て判断した、彼は我々の大きな武器のひとつだ、と言います。しかし敵がどこにいるかわからなくても作戦は続行する、我々には短期決戦しかない、もしすべてが敵の思惑どおりだとしても、それに付き合うのも手だろう、隠し事があるのは彼らだけではない、と言います。この隠し事、というのが兵士たちのヒジに仕込まれた何かの仕掛けのようなのですが、これが何だかは明らかにされませんでした。

エルヴィンに大役を託されたアルミンですが、なかなか「敵」の居場所を見抜けません。この辺りでアルミンが必死で考えるところが、今月のひとつの山場でしょう。しかし、ストヘス区攻防戦で大型巨人が壁の中にいたことを思い出したアルミンは、「壁の中の空間を調べて下さい」と指示を出します。反発する兵士たちですが、エルヴィンは「指揮系統を遵守せよ」といい、敵を発見するまで作戦中止という信号弾を撃ちます。このあたりに、エルヴィンのアルミンに対する「信頼の深さ」がうかがえます。

アルミンは、エレンが内門を塞ぎに来た時に気がつく場所、と考えて捜索を続けますが、ついにひとりの兵士が壁の中に空洞を発見します。そこに潜んでいたのはライナーでした。ライナーはその兵士を倒し、近くにいたアルミンにも襲いかかろうとしますが一瞬早く、リヴァイの刃がライナーの首を貫きます。しかし、あと一歩命を絶てず、ライナーは地上で横たわったまま鎧の巨人になります。

個人的には、ライナーが壁の中から現れてアルミンを見上げる、このカットが今月では一番好きでした。また、リヴァイが「あと一歩・・・」というカット。これも悔しがるでもなく、冷静さと熱さの両方が描写されているように思います。

エルヴィンは素早く、他の敵を捕捉しろと命じますが、その背後に一斉に巨人たちが現れます。それを率いていたのは、あの「獣の巨人」でした。この巨人たち再出現の見開きは、やはり「進撃の巨人」はこうでなくっちゃ、と思わせるものがありました。獣の巨人は岩石をつかむと砲丸投げのように内門に向かって岩石を投げ入れ、みごとなコントロールで門を塞ぎます。このシーケンスもど迫力です。それは、馬が通れないようにして、調査兵団の退路を断ち、殲滅するためでした。

ついに最終決戦が始まったのです。最後の見開きはエルヴィンと獣の巨人、エレンと鎧の巨人が描かれていて、「役者は揃った!」という感じになりました。

サスペンスのあとにスピーディーな展開、そして主敵がやはりこの獣の巨人らしい、ということがわかります。彼がユミルの言っていた「せー」なのか、もっと上の存在が入るのか。しかしこの猿の巨人はライナーの鎧の巨人よりも圧倒的に強かった。それに人の言葉を喋れましたからね。

まだまだ謎は解決していません。今回は45ページですが前半の25ページがサスペンス、そして後半の20ページがリヴァイの卓越した能力でもライナーを殺せなかったこと、そして突如姿を現した獣の巨人の驚異的な能力、がこれでもか、と描写された、という感じです。

ついに本格的な戦いが始まりそうです。そして、ベルトルトはまだどこにいるかわからない。また、獣の巨人を見たことがあるメンバーはコニーだけですが、まだ彼は何も言っていません。これも気になります。母親が巨人にされてしまったのは獣の巨人によるものだ、と彼が思っていたら、強力な敵意を見せるだろうと思いますが、しかし普通に考えて敵うはずがないわけで、そのへんもどうなるか。

全ては次号以降、ということですね。今月も、楽しませていただきました!
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