個人的な感想です。

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「コミックリュウ」12月号でふみふみこさんの「ぼくらのへんたい」第39話「修学旅行・後編」を読みました!

「コミックリュウ」12月号でふみふみこさんの「ぼくらのへんたい」第39話「修学旅行・後編」を読みました!

月刊COMICリュウ 2015年 12 月号 [雑誌]
徳間書店


「ぼくらのへんたい」ももう39話。はじまったのは「コミックリュウ」が復刊した2012年の5月号でしたから、もう3年半になりますね。私は「コミックリュウ」が復刊したあとはほとんど(事前に「ぼくらのへんたい」が休載と知ったときは買ってない号もあるのですが)買っているので感慨深いものがあります。

復刊一号は今も手元にありますが、もともとリュウを買おうと思ったのはアサミ・マートさんの「木造迷宮」と鶴田謙二さんの「さすらいエマノン」が掲載されていたからで、休刊前に掲載されていたふみふみこさんの読み切りはときどきは読んでいましたし「女の穴」は買って読んでいましたが、まだよく知らない、という感じでした。

ちなみに、復刊1号の新連載には「陰陽師ー滝夜叉姫」(巻頭カラー)と「モンスター娘のいる日常」(最初はミーアだけだったんですね・センターカラー)もあったんですね。

「ぼくらのへんたい」もセンターカラー40ページの堂々連載デビュー。最初から今度はどんな作品なのかなと期待して読んではいたのですが、数話たったらもう面白くて仕方なくなりました。

当時は「女装男子」とか「男の娘」なんて言い方もなかったような気がします。それがちょうど時代にマッチしたのでしょうか、今では「ユリイカ」に男の娘特集が組まれるほどに(表紙はまりかでしたね)なりましたね。

そして残念なお知らせなのですが、ふみふみこさんのツイッターによると、今回を含めてあと3話で完結なのだそうです。前号が出た時にツイッターで「あと4話」とあったのですが、見落としてしまっていました。ということは今回を読み終わったらあと2話ということですね。やはりずっと読んできた作品が終わるというのは寂しいことですが、物語はもう大きなターンを回っていますから、そういうことなのかなと思います。最後がどういう形でおさまるのか、楽しみにしたいと思います。

11月13日にコミックス9巻が出ますが、あと1巻出ることになるわけですね。3×3でちょうど良くおさまるかと思いましたが、最後の10巻の装丁も楽しみです。

さて、このあとは39話の内容に触れながらの感想となります。まだ本誌をお読みでない方は、そちらを読んでいただいてからお読みいただければと思います。今回は36ページでした。

修学旅行の奈良の夜、パロウへの思いに踏ん切りをつけられたまりか。パロウが幸せでいてくれるなら、それが自分の隣でなくてもいい、と思えた。それですっきりしたのですね。そして、そういう風に自分がずっともやもやしている間、ずっと見守ってくれていた存在に、今ようやくはっとさせられた。今回はともち回、という感じです。

1ページ目の京都で高テンションの場面、ともちを中心にあかねとまりか。ああ、ともちが中心になってきたなあ、と早くも感じさせます。4ページ目が扉絵。京都の裏通りで、振り袖を着たまりかが振り返ってる。かわいいです。

一方高校生組の修と亮介は修の家で何やら話しています。まりかたちの旅行報告をLINEで読んでいるようです。京都に一緒に行こうぜ、という亮介にパロウは嬉しそうな顔をする一方、「いつか君はこの約束を忘れて忘れられないボクは一人京都へ旅立つんだ・・・」 と暗い話をして亮介を笑わせます。

「馬鹿笑いはそれくらいにして、はじめようか」というパロウ。んん!また迫るのか?と一瞬思わせますが、パロウの顔も微笑んでいて、亮介のリアクションもよくわからない。ページをめくったら、お勉強でした。(笑)亮介は修に数学を教えてもらっているのでした。

スパルタ的に厳しく教える修に、「今日は女装しないの?」と聞く亮介。(え!)「女装してる時の方が優しいから」・・・・・・え?・・・バカなの?亮介?・・・みたいな。(笑)何ていうか調子に乗り過ぎだと思いますが、まあ亮介って実はこういうキャラと言うか、親しくなると甘え過ぎちゃうところがきっとあるんだろうなと思います。はっちに深入りしてしまったのもそういうところ、ありましたしね。

「しないよ。優しくしてたら追試になるバカがいるみたいだからね。キミがする分には大歓迎だけど。もちろん優しくするし」というパロウに「・・・遠慮しとく・・・」という亮介。最近の回では無邪気に?振る舞う亮介に押されっぱなしのパロウでしたが、心が落ち着いたのか、持ち前の?Sっ気も出てきて、らしくなってきました。

亮介に数学をやらせながら、村上春樹らしき文庫本を読むパロウ。パロウは何だか幸せそうな顔をしてて、よかったなあと思いますが、えっと、亮介はそれでいいわけ?と思ってしまいます。・・・

まあいいのかもね!(笑)

パロウも、センパイとの付き合いに続いてこれでは、「だめんずうぉーかー」になってしまわないか心配です(といっていいのか)。でも心を開ける相手が近くにいる、ということはパロウに取って大事なことだろうなあと思います。亮介も、それはわかっているから、今は俺がいてやらないといけない、という感じなんでしょうね。(ちょっと図に乗ってる気もしないではないですが)

一方場面は京都に戻る。まりか、ともち、あかねの3人は縁結び神社へ。恋の願い事が叶う、と言う占いをともちがやってみて、みごと「叶う」になったのですが、あかねが「ともちの好きな人は誰」と聞いて、ともちとまりかの微妙な雰囲気を見て「裕太だ!」というのですが、ともちが「ハズレ」というのを聞いてまりかは落ち込んでしまいます。

一方、まりかが落ち込んでることに気がついたともちに「何で?」ときかれたまりか。「前に私に好きって言ったの冗談だった?」と聞きます。ともちは「はあ!?」と怒りますが、今のあかねへの答えでそう思ったということに気づいたともち。「あ〜・・・」というコマのともちの顔、好きです。ともちは「ようやくボクのこと考えられるようになったんだ」といいます。その返事を待ってるまりかの横顔。このカット、凄い好きです。

でもともちはちょっとヘソを曲げて、まりかの鼻をぎゅうっとつねります。ここは凄く可笑しい。ずっと一途にまりかを見てきたのに、あかねに聞かれてごまかしただけで自分の気持ちを疑われて、「さすがにちょっとムカつい」たわけですね。可愛い。(笑)

こういう素直なところがともちはいいですね。

「冗談かどうかは自分で考えてみて」という返事。なんつうかともちって、出来過ぎ。(笑)こんな中三いるかあ!と言いたくなります。(笑)

その次の2ページのまりかの自問自答。これはなんか心にしみます。

「これから先私が完璧に完全な女の子になることは出来ない。そんなのはわかってる。一生ひとりを好きだなんて無理だし性欲だってある。そんなきれいなもんじゃない。でもそれでいいよね。汚くて暗くて惨めなこのままの私で、誰かを好きになりたい」

このまりかの横顔の美しさ。まりかの決意の深さ。本当にまりかは、何度も何度も決意してるんですよね。

一途なともちと決意の深いまりか、いい組み合わせですよね。

帰りの新幹線の車内。となりの席のともちに「もう一度私にチャンスをくれないかな」というまりか。うん。これはもう告ってるに限りなく近いですよね。そしてラス前のページの左上のともちの横顔。これもきれい。窓の方を見て、でも耳まで真っ赤なともち。「・・・いいに決まってんじゃん」と。

・・・

・・・・・・

・・・

ともち、よかったね。

まあ、私は亮太派なんですが、でも亮太ではまりかに答えきれないかな。亮太は何だか回りの状況に合わせて自分がしないと行けないことを見極めて(見極めてというほどわかっているかはわかりませんが)、それに自分の気持ちにもあまり敏感ではなくて、わかったら、納得したらそう行動する、という感じになってます。いいヤツなんだけど、まりかにはにあわないかも。その全体を見てから行動すると言うところが男の子っぽくて、やっぱり私は亮介に一番思い入れしてしまうんですが。まあそれはともかく、やっぱり今はパロウを支えないといけないですしね。

あと二回か・・・どうなるんでしょう。ともちとまりか、パロウと亮太のこの組み合わせで、とりあえず物語は終わるのか。それとも、あと二回で何かどんでん返しがあるのか。

こうなると、まりかも無理して男子高に行かなくてもいいし(ともちが一緒に共学の高校に行ってくれればですが、そうなるとあかねも一緒に行けますね)、女子の制服で通せるかもしれない。それがやっぱりいいんだろうと思います。パロウのためにまた男子の服装に戻るのは、やはり何か違うかなあ、とも思ってましたし。

みんなで岡山に遊びに行ったりするのかなあ。京都へ行くのもいいと思いますしね。でもこの組み合わせだとあかねがあぶれちゃうな。舞ちゃんに付き合ってもらうということでしょうか。

何というか、第一話を読んだ時のイメージからすると、すごく遠くまで来た感じがします。物語の中では2年しか経っていないわけですが。

ラストまであとわずかですが、じっくり、読みたいと思うのでした!
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