個人的な感想です。

マンガ・アニメの感想を書いていきます。『進撃の巨人』『ぼくらのへんたい』『ランドリオール』など。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ふみふみこ『ぼくらのへんたい』第5巻。(2)男の娘たちの思春期ぐるぐる!

ぼくらのへんたい 5 (リュウコミックス)/徳間書店

¥651
Amazon.co.jp


『ぼくらのへんたい』第5巻の感想続きです。

しばらくこの巻の感想を書けないでいたのですが、もう一度しっかり読み直して、いろいろなことに気がついて、また書くことにしました。

まずちょっと、5巻に至るまでの経緯について書きます。

まりか(裕太)はパロウ(修)が好き、パロウはユイ(亮介)が好き。そしてユイはまりかに魅かれています。

パロウは自分の中に抑えられない性欲を感じていて、自分のことを慕ってくれるまりかに手を出そうとして、それを見たユイに殴られる、という事件が1巻の終わりから2巻の冒頭で起こるのですが、それ以来まりかの家にパロウは訪ねないようになっていました。

ユイがまりかを助けたのは純粋な正義感からだったのですが、ユイはまりかの家に遊びに行き続け、まりかの可愛さに魅かれるようになり、好きであることを自覚します。まりかにまた女装して遊びに行こうと誘われ、断れないまま町に出かけると、思いがけずパロウに出会います。パロウは明らかに悪い大人に身体を売ろうとしていて、ユイはまた純粋な正義感からパロウの腕を引っ張ってその場面を脱します。

三人は昔に戻ったように話をしますが、パロウはまりかにそのときのことを謝ります。「好きでもないのにあんなことをして(大意)」と。三人はまた会おうと約束しますが、パロウも自分のことを「好き」だと思っていたまりかは、「好きでなかった」と言われてひどく傷ついてしまいます。

4巻ではまりかが、パロウへの思い、好きだと言う思いと、傷つけられた恨みと、そして目覚めてしまった性欲に苦しみます。お姫様になりたかったのに、そういう「汚い」感情に苛まれて行くまりかを、そばにいて支え、元気づけ、肯定したのは、ユイではなくもう一人の男の娘、ともちでした。

ユイはまた三人で会おう、とまりかを誘います。でもまりかは断ります。その理由を聞かれても答えません。両思いだと思っていたのに、何とも思われてなかったなんて、ユイには言えない。ユイが気軽にパロウに話していればいるのを見れば見るだけ、まりかの中に負の感情が溜まってきて、もう素直になれなくなってしまったのでしょう。

ユイに「お前は人の感情考えたことある?」と言われて、まりかはついにキレてしまいます。ちょうどそこにまりかを「オカマ」からかう連中が来て、彼らに「黙れゴミ」というのです。そこで論争になったのを、ユイは止めようとしますが、その前にまりか自身が「そうだよ、私はオカマだよ」とカミングアウトしてしまうのです。それを黙って見ているしかなかったユイの前からまりかは去り、そのことで何となく寂しくなってしまったユイは、はっちに誘われるまま、セックスをしてしまいます。そのとき、ユイの脳裏に浮かんだのはまりかの姿だったのです。

一方3巻で、パロウのところに昔近所に住んでいたおばさんが訪ねてきて、子供の頃、「お兄ちゃん」と遊んでいるビデオを見せます。そして見ている間にパロウは、その「お兄ちゃん」に性的関係を持たされたことを突然思い出すのです。

そんな3人が、4巻の終わりでパロウの家で再会します。

5巻の感想を書こうとしてなかなか書けなかったのは、つまりはこの巻は3人にとって「修羅場」の巻だったからなんですね。そしてそれが修羅場であることを説明するには、どうしたってその巻までのあらすじを書かないとなんだかよく分かりません。

純粋にお姫様を夢見ていたまりかが愛に苦しみ、傷つけられた怒りに苦しみ、燃え上がる情欲に苦しむ、中学生男子(といっていいか)になってしまう。そんなドロドロの自分に自己嫌悪になってしまう有様は見ていて苦しいのですが、それをともちが「人を好きになったらそんなの当たり前じゃん」と上手に癒して行くのも、いい関係だよなあこの子たちは、と思います。

というわけで、今回はほとんど4巻までの復習(笑)になってしまいましたが、次にはいよいよ「修羅場」について書きたいと思います!
スポンサーサイト

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

プロフィール

kous377

Author:kous377
FC2ブログへようこそ!

最新記事

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。