個人的な感想です。

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コミックゼロサム8月号でおがきちかさんの「Landreaall(ランドリオール)」第157.5話「狼と兎のキャラバン」を読みました。

コミックゼロサム8月号でおがきちかさんの「Landreaall(ランドリオール)」を読みました。今回は第157.5話「狼と兎のキャラバン」と第158話「天使じゃない」の二本立てでした!


 

それぞれ分量は12ページと13ページ、158話「天使じゃない」はセンターカラーの扉絵とその裏が7月25日発売の単行本28巻の告知です。二話めがセンターカラーというのはちょっと意表を突かれました。目次を見て1話めを見た時に「センターカラーじゃないじゃん」と思いましたからね。やられました。

単行本、27巻は152話までの収録でしたから、今回の28巻はおそらく今月号の内容までの収録になると思います。そうすると25日発売の28巻を読み終えた人が28日発売のゼロサムで続きを読める、ということになります。週刊連載では単行本発売と連載の間にかなりのギャップがあってなかなかそうはなりません(例えばヤングジャンプ連載の原泰久さんの「キングダム」はもう本誌が30号まで出てるのに最新の単行本42巻は459話、6・7合併号までしか収録されていません。YJのバックナンバーが本棚にだいぶ溜まっています。)が、月刊誌ではこれが可能なので、そういうふうになるといいなと思います。(別冊少年マガジン連載の「進撃の巨人」は連載に一月遅れなのですが、前月の分の内容も掲載することで連続して読めるようになっています)

今回収録の二話は、今までのワキ筋の、でもとても魅力的なワキ筋の伏線を回収する内容で、ちょっとお得感がありました。話の筋としてはインターミッションという感じです。クレッサール関係で会いたかった人たちもたくさん出て来て、満足感がありました。お話の、主筋の進行はインターミッション、休憩回という感じでした。先月までだいぶテンションが高かったですから、こういう月もあるといいなと思います。

今日は、まず157.5話の感想を書きたいと思います。

157.5話「狼と兎のキャラバン」。冒頭は灰撒のバハルの馬車?で砂漠の中を移動するライナスとルーディー、それにメルメルさん。鷹使いの男から送られて来た手紙を読んで、バハルが二人にDXがクエンティンの砦を制圧したことを伝えます。バハルが妙に男前、ライナスとルーディーは平常運転という感じです。

そこに光の鰭(ヘルフェレット・空飛ぶエイみたいなモンスター)現れたのはイプカです。おっきくなったねえと感心するルーディー、「殺せ攻撃が来るぞ」と警戒するライナス。

このエピソードは単行本21巻の最初、前後編の「狼と兎」に描かれています。ライナスとルーディーの少年時代、クレッサールでカディス家のキャラバンがクレッサール人の「暁追」部族に襲われ、同行していた多くの人々が死ぬという事件がありました。事件は結局、「岩棚」部族によって犯人が捕まえられたのですが、(その時にルーディーは岩棚の言葉を覚えた。これは6−7巻でルーディーがDXの名前のことでとらえられた時に「葛焚」部族の呪い師と会話した場面で出てきました。)その際に復讐を誓ったライナスが、犯人は岩棚の男に殺されたものの、その一族である子どものイプカを殺すことを「砂の掟」に許可され、でも結局殺す気はなくなって「オレが殺せるようになったら殺す」とごまかしたのに、イプカはそれを信じて、ライナスに会うと「殺せ」と迫るようになって、ライナスはイプカを避けていたわけです。

イプカはその後ヘルフェレットを使った「運び屋」になり、リドの危機の時にDXがウルファネアに急行する際、ライナスに紹介されてイプカに運んでもらうというエピソードが10巻にありました。

と、いう経緯があったわけですね。

で、結局ライナスとルーディ—はイプカに同行して、クエンティンの城まで来たようです。そこでイプカに助けられた礼を言うリゲインとファレル。やはり、リゲインが吹いた笛は六甲が持っていたイプカのヘルフェレットを呼ぶ笛だったのですね。その場で落ち込むライナス。

ライナスの居場所がバレたのは、ライナスがDXに黒虹からボルカたちを傭兵として雇うために金を貸した際、岩棚のタッサルに預けてあった金を動かしたので、そこからイプカにバレてしまったようです。幼い日の事件の時には岩棚でもずっと意地を張り続けたライナスでしたが、その後は商売になるとちゃんと「ビジネスパートナー」として岩棚と付き合っていたのですね。

DXがイプカに呼びかけ、答えるとリゲインとファレルもそれがDXがウルファネアに行った際、エカリープに立ち寄った時にみたヘルフェレットの持ち主であることに気づきます。

イプカはすっかりライナスに殺される気になっていますが、そこでリゲインは「砂嵐の神のお導きか。俺もそう思うよ運び屋イプカ。君が誰を助けたのか知れば」と答えます。

そう、リゲイン=ルッカフォート将軍はクレッサールでも一目置かれる英雄なのですね。バハルが「ルッカフォート将軍がライナスに恩赦を頼んだと言えば長老会議も納得する」と解説し、DXは?ですが、これでようやく、イプカとライナスの怨讐にもきっちりとけりがついたということになったというわけです。

砂漠の中、二人で事件の際、亡くなったカディスのキャラバンの人々を弔うライナスとルーディー。ルーディ—はひとりひとり、キャラバンの人たちの名を唱え、そして馬たちの名も唱えます。きっと彼らも、ライナスがイプカを殺さずに済んでホッとしているだろうと。ルーディーの目も潤んでいるようです。

でも一頭だけ、名前を思い出せない砂漠の馬がいた。

ライナスがいいます。「サラレーフ。火花って意味の。俺を砂の上に蹴り上げた馬の名前だ」と。

21巻を読み直すと、馬に蹴り上げられたエピソードも出ていました。

二人にとっても、今回のたびに居合わせたことで、大きな区切りがつくことになったわけですね。そのイプカとライナスを結ぶ架け橋になったのがルッカフォート将軍、DXの父・リゲインであった、というわけです。ここからどういう風に話が展開するか分かりませんが、狼と兎、つまりライナスとルーディーのキャラバンが、もっと大きなものになって行く、ということを意味しているのかもしれません。

ホッとするエピソードでした。

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