個人的な感想です。

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尾田栄一郎さんが「ONE PIECE」で描きたかった一つのファンタジーとは。

短いマンガの感想を。

昨日、「OnePiece」82巻と「暗殺教室 卒業アルバムの時間」を読んだので、今日は「OnePiece」82巻でいくつか印象に残ったことを書きます。


 

「OnePiece」は私はジャンプの連載で読んでいるので、内容自体は目新しいことはないのですが、単行本派の人にはいろいろと今後に関わる内容・情報量が多かったので、驚いている人も多いと思います。

何より、「ゾウ」という島が物語の謎解きの中で重要な位置をしめていること。そして「ワの国」、モモノスケの置かれた立場。ここからまた新たな物語が始まることになりました。

そしてまた4手に別れたルフィたちですが、ルフィはナミ・チョッパー・ブルックとともにペコムズの案内とペドロ・キャロットの助太刀でサンジを取り返すためにサニー号で四皇・ビッグマムの拠点ホールケーキアイランドに向かいます。82巻の表紙はこのクルーと背後にレヴェリー(世界会議)に参加するために「聖地」マリージョアに向かうビビの絵。物語が急激に動く雰囲気を湛えています。

そしてビッグマムの拠点に向かうルフィたちはサンジの兄弟たちと出会い、またサンジの「婚約者」にも・・・楽しみな展開になってきました。

今日感想を書きたいと思ったのは、毎回掲載されていて単行本を読む大きな楽しみの一つであるSBS(質問コーナー)に書かれていたこと。

登場人物におっさんが多いのはなぜですか?という質問に対し、尾田さんの答えは、おっさんが好きだ、と答えています。「男女ともに歳をとるとキャラに深みが増します。・・しかし現実的には・・体力的に弱くなりがち。それを馬鹿にするような・・・若者が昔から嫌いだったんです」というのです。

「だから、おっさん、オバハン、じいさん、ばあさんがもし力を失わなかったらどれだけカッコイイだろう、というのがONEPIECEで描きたいファンタジーの一つなんです。キミもいつか歳をとります。こんなふうに強くあれたらいいね!」

このメッセージには感動しました。なるほど、そういう考えがあったんですね。30歳〜40歳前後のキャラがめちゃくちゃ強いのは格闘技とか見ていると納得できますが、ONEPIECEのキャラはそれより遥かに歳をとったキャラが多い。Dr.くれはなど自称百数十歳。ガープが77、センゴクが79、レイリーは78とのこと。そういうじいさんばあさんが脂の乗り切った男どもをやり込め、ルフィたち若者を手玉に取る。そこもまたこのマンガの面白さなんですよね。

しかし、ちょっと気になることがありました。ロジャーが77歳と書いてあるのです。「海賊王」ゴール・D・ロジャーは20年前に死んだはず、なのですが、もし生きていたら、ということなのか、実は生きている、のか。ちょっと驚きました。

しかし、考えてみたら8歳のモモノスケが20年前に死んでるはずのロジャーに会ってる、と言っていました(820話)。これは、ひょっとしたら何か、「ひとつなぎの秘宝=ワンピース」の謎に関わりのあることなのかもしれませんね。

まあそのストーリー上の謎は置いておいても、尾田さんがこの作品で実現したかったことには、感動を覚えずにはいられません。衰えない老人たちというファンタジー。それを少年マンガで実現するところが、素晴らしいなあと思いました。

もうひとつ、マンガのキャラクター(特にナミ)についてのコメントで、「マンガの世界は商品で、買ってくれたものについてとやかく言うべきじゃない、自由に解釈し妄想し、好きに楽しんでください。読んでもらえるだけで幸せです。」と書いておられたこと。キャラクターというのは一人歩きしてそれぞれの人のイメージの世界でさまざまに勝手に動いて行くのですよね。それがまた日本に二次創作という新たなジャンルを生んだ。面白いなと思います。

尾田さんの構想している世界の広さと言うか、そういうものを感じさせてくれた82巻でした。

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